年間数回程度の会員参加によるオフ会を行ってます。参加はもちろん自由
内容はプロのライブ鑑賞/会員によるセッション.ライブ.コンサートの開催、ツアーなど
具体的な内容のお知らせは
会員用掲示板を通じて行います。

●イベント情報

●イベントレポート(マリンバクリニックAshikaga Meeting

●過去のイベントレポート(テキストのみ)

■イベント情報■

次回オフ会.....未定

今後JVA主催オフ会は年に1度くらいのペースとなります。かわりに各地域、テーマ毎のプチオフとなります。



■イベントレポート■
『ヴァイビストのためのマリンバクリニック』

日時:2005年5月14日(土)午後1時00分〜
会場:東京高円寺 プロフェッショナルパーカッション

講師:三村奈々恵さん

ずらりヴァイブが、向こうはマリンバ

噂のデカマレット

こう引っ掛けて、、、

「するってぇと何かい、今日はマリンバの勉強ですかい?」
「そうよ バイブ叩きがマリンバってーのがしゃれてるじゃーねーか。そいでもっ
て先生ってのがよ、すげぇらしいぜ」
「どこがすげぇんです?」
「どこがっておめぇ、バークレーだぜバークレー」
「バークレーって美味いんですか?」
「お前ねえ、しらバークレーてちゃダメだぜ」
「それ しゃれなんですかい?」
「うるさいね。ほらほら階段上がるんだよ、、、ごめんくだしゃーやし。おっと、皆
さんいらっしゃいますね。どうもご無沙汰いたしまして」
「いゃあ元気ー、でもないみたいだね。どうしたのそこ」
「ちょいとぶっつけちゃいましてね」
「気いつけなきゃダメだよ。お前さんはおっちょこちょいなんだから」
「へい、ありがとうございます。へぇー 並んでますねえ、マリンバが2台と。あら
あら、こっちはビブラフォン、、、えーとヤマハと、これアダムスですか?あっしは
初めてお目にかかりましたよ、、、。これなんですか? あぁディーガン、見た目は
鍵盤が細いというか繊細って感じですね、、、。ありました、マッサ―ですね、ペダ
ルをサイト―に変えてあるんだ。こういう技できるんですね へぇー あれま、あっ
しの凛の舎弟のサイト―じゃ あーりませんか」
「ヤマハのマリンバ2台とバイブが5台だよ」
「あの黄色くてでかいのなんです?」
「マレットだよ」
「マレット ! !? それにしてもでかいですね」
「歯科医の先生が昨日、徹夜でお作りになったそうだよ」
「なぁーるほどねえ、気持ち入ってますね」
「感動ってのは、えぇ、ああいうとこにあるんだよ。粋なもんじゃねえかい」
「マリンバ2台とバイブか5台、なんとも贅沢なもんですね。ところでここにあるバ
イブ、叩いてみてどんな感じですか?」
「そーさなぁ、感じ方は人それぞれだから決め付ける訳にはいかねえが、、、男と女
でたとえれば、一番男らしいのがマッサ―かな?、ニ番手がヤマハで三番手がサイト
―とアダムスってーとこかな?」
「この四つは鍵盤の大きさが似てますね」
「そうよ。でもな、このアダムス見ると作りがユニークというか凝ってるというか、
おもしれーよな」
「ディーガンはどうなんですか?」
「ディーガンかい? そーさなぁ、むしろ貴婦人って感じがしねえかい?」
「そうですね。叩いてみるってーと、、、何か打ちづらいですね」
「それが貴婦人ってもんよ。おめぇにも覚えがあるんじゃねえのかい?」
「へぇ、わかるようなわからねえような、、、そもそもあっしは女ってーのがよくわ
からなくってですね、、、そういえばうちの女房が、このあいだスーパー行ってシャ
ケ買ってきたんですが、紙っきれみてぇな薄いやつでね。言ってやったんですよ、こ
んな物は歯にひっかかって終わりじゃねえか。ったらね女房の奴、今日は特売だった
んだよ。お銭あずかってんのはあたしなんだから、厚い切り身食べたかったらもっ
と稼いでこい。なんていうもんですから頭にきちゃって、ちゃぶ台ひっくりかえして
啖呵きったら、女房のやつ、ひぃー なんて泣き始めちゃったんですよ。 でもなんですね、考えてみればあの泣き声ディーガンに似てますね」
「おめぇの女房の話はどうでもいいの」
「すいやせん、、、あら皆さん叩いてますね」
「あのな、その叩くってぇのはやめてくれねえかな。何となくおめえが女房叩いてる
とこ想像しちゃうんだよ。演奏してるとか弾いてるとか言ってくんねえかな」
「冗談言っちゃあ困りますよ。あっしはこう見えても一辺も女房を叩いたことあり
ませんよ」
「へぇー、一辺も叩いたことないのかい?」
「ありませんよ。叩かれたことはあるけれども」
「弱いね」
「あっしが弱いんじゃねえんですよ、本気出したらあっちの方がとびっきり強いって
だけなんですよ」
「おんなじことじゃねえか。ところでさっきちゃぶ台ひっくりかえしたって言ってな
かったか?」
「言いました。えぇ、男ですから、ちゃぶ台はひっくりかえしましたがすぐ逃げまし
た」
「啖呵きったってぇじゃねえか」
「成り行きでちょいと言ってみたかっただけなんで」
「じゃあ何で、ひぃー なんてことになったんだい」
「そうですねえ、何なんでしょうかね? あいつ魔がさしたんでしょうね。たまには
乙女というか貴婦人の気分にでもなってみたかったんでしょうかね?」

ヴァイブも弾いちゃいます〜

いい笑顔です

真剣に、ローリング

「もういいよ、、、。ほら見ねえな、おめえがくだらないこといってるから、先生が
お見えになっちまったじゃねえか、、、どうも先生、お忙しいこと御出でくださいま
してまことにありがとうございます」
「ねえねえ、あの人が
三村奈々恵先生ですか?」
「そうよ」
「講義始まりましたね。へぇー、マリンバって昔っから世界中に祖先があったんです
ね。一つの鍵盤でも叩く場所によってあんなに音が違うもんなんですね。ほらほらマ
レットってああ持つんですか、先生のはバートングリップとは違うんですね。ほらほ
ら、R,L,R,L,じゃなくてR,R,R,L,とかL,R,R,Lとかいっぱいパターンがありますけ
ど、表現されてくる音が立つというか生きるっていうか、、、違うもんですね」
「うるさいよ。静かにしなよ」
「皆さんもマレット持って先生の真似てますね」
「すべて習い事は真似から始まるんだよ」
「先生演奏してくださってますよ。パッヘルベルのカノンですね、感動ですね」
「おまえにも感動なんてあるのかい?」
「ありますよ。この前あいつに出てけって勘当されかかって、、、」
「うるさい ! ! 」
「トレモロってやつも色んなやり方あるんですね。場所も順序もね、倍音を意識して
やるってことですか?マレットもずいぶんあるんですね。先生のは棒が曲がりずらい
やつなんですね。あっ、次のやつ始まりましたよ。トレモロだらけのよく響く曲です
ね、鳴ってますね。あれ? トレモロの打音が聞こえなくなりましたよ。音だけがウ
ワ―ンウワ―ンとこの部屋の中でいっぱいになりましたね。初めてですよ、海の中に
いるような、宇宙にいるような、体が音に溶けて体そのものが音になる感じ」
「オーケストラのような豊かな音を意識していらっしゃるそうだ」
「マリンバって自己完結型の楽器なんですかね? この音、ナマだとすごく良くわか
る感覚ですね」
「だからオフ会には出ないといけねえんだよ」
「こんどはスケールの超技巧ですね。すごいもんですね」
「そりゃあプロだもの。ほらほらバイブのほうへ移られたよ」
「ダンペリングですか。やっぱり棒は曲がらないとね」
「バークレーで教鞭とっていらっしゃるだけあって、ゲーリーだとかマイ二エリ、ミ
ルトとか色々の人の裏話始まったじゃねえか。こいつも参加した俺たちの耳のご馳走
というか特権だな。へぇー ! ! 世の中そういうことになってるんですかい」
「また、マリンバん所へ戻られましたね。こんどはバッハですね。クォータートーン
のない楽器なんでその分表現が制約されるんだけど、鍵盤打楽器が持ってる大昔から
のDNAの河の流れのような長所もちゃんとある訳で、そいつのおかげでダイレクトに
心の中にはいりやすい部分を意識しながら演奏するってことなんですかね?」
「お前は演歌なんだかズージャなんだかちっともわからねえな、一体全体頭ん中どう
なってるんだい?」
「えぇ、自慢なんですよ、、、ほら、いい音するでしょ」

文責  酔生(suisei)

北関東プチオフ"Ashikaga Meeting" joint live at "JAZZ"

日時:2005年1月28日(金)午後8時30分〜
会場:栃木足利市 ジャズスポット
”Jazz”

http://ekip.net/yaneura/

仕切りのこば-Kさんから

終了12:00 記念撮影

足利豆知識、、、関西の方には馴染みない地名かも知れないけど、中世には関東足利家が統治し、足利学校で有名な北関東の古都。町には森高千里の歌でも有名な渡良瀬川があってライトアップされた橋もあってなかなか風情のある町です。
今回は地元こば-Kさんのホームグラウンド、老舗のジャズ(旧屋根裏)に比較的近場のメンバーが集まってのヴァイブ4名による合同ライブ&セッション。

いい意味でジャズらしい場末感のある広い店内にはM55とサイトーの2台がセッティング、17時半過ぎごろからバンドメンバーや車で駆け付けたみーこさんも到着し、簡単に音合わせ。お客さんも集まってそぞろにこば-KさんのMCでスタート。

It Could Happen to You(こば-K)
Softly, as in a Morning Sunrise(こば-K)
My Romance(のなか)
Body & Soul(のなか)
Girl from Ipanema(猫里)

休憩をはさんでみーこさんに飛び入りでこの店の主?K氏がベースで乱入。また、猫里は今回の課題曲と仙台のリベンジ曲を披露。二人ともまだ経験は少ないはずなのに凄い上達ぶりで、、、僕は風邪がまだぬけきらず、菌をまきちらしながらの演奏で、ご迷惑をお掛けしました。

Auturm Leaves(のなか)
Whisper Not(みーこ)
All That Left(猫里)
Invitation(猫里)
Joy Spring(のなか)
Old Devil Moon(のなか)

3rdセットはお客さんも参加のセッション。ピアノの先生をされているお二人のPf-Vibのデュオや、こば-KさんとのデュオBud Powellは素晴らしかったですよ〜。ヴァイブ協会にも是非参加くださいね〜。最後はTpのKさんも加わって全員によるブルースでお開き。

Bud Powell(こば-K)
Bag's Groove(全員)

ライブ終了後、近所のバーで打ち上げを兼ねていつものヴァイブ談義は午前2時まで続き、帰りついたのは明け方。ほんと皆さんお疲れさまでした〜。今度は所沢か多摩地区でもやりましょ〜

Reported , Photo by Nonaka