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ワーナ・ニコーレは“麻婆納豆”


まず、京都のこけしさん(WAJINさん)から届いた原作を聴いての第一印象は、1.【楽隊が行進しているかんじ】と、2.【リズムがジャマイカのスカだわな】であった。

なもんで、イントロは行進曲の前奏風で即決!テーマのホーンは3つにばらしてタイミングをほんのちょっとずらしてみたら、生々しくなった。インスト版のドラムは、ベードラ以外はピッチを下げて、ローファイ感を出した。

さて、ソロパートはどうしようか?同じコードとリズムがずっと続くのも単調になるかと思い、多少コードとアクセントをいじり、松岡直也風のピアノフレーズを作り、サンバっぽくしてみる。おっ!おっ!おっ!さらにノッテきたぞぃ。

しかしだね、なぜに大豆を練って型に納めたものが”豆腐”で、大豆を発酵させたものが”納豆”なの?逆じゃん!

おっと、ハナシがそれてしまった。元に戻そう。
次のソロは誰にとらせるか?じゃ笛さんにしよ!で、笛さんを孤立させるのも寂しいから、元のホーン・リフをいじって掛け合いにしちゃお!ここのホーンの大きな揺れは、クレージーキャッツやドリフなどのギャグ落ちに使われていたものを思い出してやってみた。(出演者全員がこけるアレ)

くどいけどね、なぜに大豆を練って型に納めたものが”豆腐”で、大豆を発酵させたものが”納豆”なの?逆じゃん!

おっと、またハナシがそれてしまった。元に戻そう。
で、インスト版の方は、「もう一回り、ソロパートを入れなさい!」とWAJINさんからのご命令。
うぅ〜、どうしよう・・・。同じリフではつまらないし・・・。じゃ、いいや。元々ギターソロが入るつもりだったし、メタル野郎をでっち上げてしまえ!でも、それでテーマに戻れるのか?まぁMIDIはいくらでも修正がきくし、いいやいいや!(テキトウなのだ、、、)
リスナー様におかれましては、曲中のこのパートだけ、首を縦に振っていただくと、いい運動になると思います。
マルチエフェクトをめいっぱいかけて、メタル野郎の登場!ここでテンポダウンのように聞こえるが、実は曲の最初から最後までテンポは一定である。(符割をいじっただけの錯覚) でもって、めくるめくツインリードで頑張ってもらい、一気にヘビメタワールドへ。で、強引にテーマに戻した。ここでずっこける方がいらっしゃるかも。いや誠に強引!(汗)これで、全体的にローファイ感のある音像の長尺インスト版が出来上がった。こちらのミックスはひろの担当。

もう一度書いちゃうけど、なぜに大豆を練って型に納めたものが”豆腐”で、大豆を発酵させたものが”納豆”なの?逆じゃん!

おっと、またまたハナシがそれてしまった。元に戻そう。
その後Kin'sRoo氏が加わって別バージョンを作る話が突如現れ、メタルパートを省いたコンパクトな長さにして、ミックスはWAJINさんが担当。(この製作過程はこちらを参照してください。)
Kin'sRoo氏−彼のソロ作品を聴いたシリアスなイメージからして、ここまでエンターテイメントしていただけるとは、思いもよらなかった。いやぁ嬉しいもんだ!語りのコンセプトもばっちりだし、インストと比べて確かにインパクトはコチラの方が上である。(録音時に伴奏なしのナマ声が、近所に聞こえていなかったかが、チョット心配。)

で、なぜワーナ・ニコーレは”麻婆納豆”かって?
突然”麻婆納豆”と言われれば、「そんな気持ち悪いものは食えるわけねーだろ」ということになる。しかし、字の意味からして豆腐と納豆は逆である。だから理屈からすれば、本来は”麻婆納豆”が正しい。
「ワーナ・ニコーレ楽団のテーマ」という人を食ったような不可思議なタイトルも、お聴きいただければ、その意味がなんとなくわかっていただけるのではないだろうか?

余談:実は、WAJINさんがヨッパライながら作ったあぶないオルガンソロのテイクがあるのだが、シラフの時に聴き直して、結局元にもどしている。

2002.6.4

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