2002年 9月
 9. 5.(木) 千歳小学校 17:00-21:00 BWV106のオケリハ。オルガン以外の楽器の方がみなさん来てくださる。テンポやらなんやら、オケと大井センセイとの打ち合わせが多い分、合唱は歌いっぱなし。思ったより悪くはない、という雰囲気が支配していた感じだけれど、これでもうリハがない、というのも超絶に恐怖だったりして。
 9. 7.(土) ゆかり文化幼稚園 14:00- 強化練習<(^^)> 世田谷の山中(^o^;)で迷子も出たが、ま、どうにか。シュッツ1,2。106番、140番。シュッツの後、先日の106リハの録音をみんなで聴く。げげげげぇ(^^;)。こりゃまずいよね、になったところで練習。アーメンコーラスがぐちゃになるので、それぞれがテーマだけ歌う、なんて練習も復活。140番では、テノールのソリはちゃんと、ソリで歌うことが決定。がんばってね(^^)。歌いたいひとがそろそろと這い寄るところがまたなんとも(^O^;)。コラールはそこそこ決まり、「これが一番いいみたい」。アンコールもこの曲になるかも。
 9.12.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 シュッツの3,7番をみっちりと。いよいよ本番も近くなっているので、ほめ殺し(^^;)の大井センセイもきびしくなり、「ずいぶんよくなりましたけど、全然よくない(/ ;)」とか、「今、よかったっすよ、一瞬(^o^;)」とかばかりだ。どのパートもそこそこ歌い回せるようになった分、アラの部分は目立ちまくり。捕まれば集中砲火。バスの「う゛ぇるひぇるウンウンめんしぇん(^^;)」の箇所は、音量を下げれば細部まで聞かせられるらしい、とか、対応処置も見えてきた。問題は、歌詞のお話の内容が変わるところで、歌い出してから変わるんじゃ遅い、っていういつものご注意。次に何をお客様に聞かせるかを把握し、そのためのブレスをして歌い出さないと、歌い出してからいくら感情を込めたつもりでも、客席までは飛ばないわけ。というわけで、雰囲気の変わるところは楽譜にしっかり書いておく(たとえば赤丸をつけちゃうとか)。これが今日の宿題。で、家で書き込み付き楽譜をよく見ておいて、実際に歌うときは「大井センセイを見る!」こと。「練習は本番のように、本番は練習のように」という格言が紹介されたが、まだ我々は、練習で本番のようなテンションや集中力を維持できていない。が、今週は歌い続けるので、きっと「歌モード」が抜けずにいられるのじゃないか、と期待。次クールに練習を始める曲は、ヘンデルの「Laudate pueri」「Nisi Dominus」と発表になる。
 9.14.(土) 経堂南地区会館 13:00-17:00 通い合宿<(^^)>。2日間かけて、全曲をじっくり。会場は同じ4時間枠でも、休日の練習はけっこうみっちりなので、「歌モード」はばっちりだが、体力は(^^;)、、、。「気分の切り替え」問題は、曲が変わるたびに言われてしまうのだが(^O^;)、以前に比べりゃ随分とまし、という段階だろうか。息がそろうようになってくると、うっかりそのとき取り残されただれか、が目立ってしまうので、本番に向けて、パート内の誰も取り残さない!ようにしていかなければならないだろう。注意力をセンセイの方向だけじゃなく、横とかにも配るように、といわれた。
副団長の恒川さんが当日参加できなくなったことが発表され、えーっ!と大騒ぎ。仕事はしっかり振られているし、諸手配も済ませてくださっているし、でもやっぱ、一緒にずっと練習してきたのにぃ、と思ってしまう。まぁ、長い合唱団人生、そういうことだってあり得るわけで、仲間でも自分でも、いつ何があっても大丈夫、なようにしなくてはいけないよねぇ。
 9.15.(日) 粕谷区民センター 18:00-22:00
 9.19.(木) 桜丘小学校 17:00-21:00 シュッツ、オルガンリハ。7時までソリストあわせをしていて、合唱団員は鑑賞モード。うまい人ほど努力する、、、とかしみぢみ(^^;)考えたりする。7時から合唱リハ。オルガンの椎名さんの後ろにぎっちりと集まって(本番は椅子があるのでこんなに近づけないんだが)歌う。2時間で3回通して、かなりへろへろ。途中ではセンセイとか、パートリーダーから厳しい(^^;)ダメ出し。アルト、何回かバラバラに飛び出してしまう。指揮を見るしかない。バス、「う゛ぇるひぇるウンウンめんしぇん」、だけでなくその続きの「ウンウンうんぜる」(^O^;)でもひっかかる。全体に走りがちで、歌詞が丁寧に歌われないとのこと。前で聴いてくださったパトリの方々からも「きれいだけど。」と言われる。とにかく指揮を見て、そのときの「伝える内容」をあらかじめ把握しなくてはいけない(全員が!)。大井センセイ曰く「熊と目が合ったら、目線を離したら食われます。僕は熊です。」だそうだ。本番後レセプションの申し込み受付開始。当日の時程表はたぶん土曜日に配布。
 9.21.(土) 千歳小学校 17:00-21:00 BWV140オケリハ。合唱は7時から。オケが入ると、がぜん迫力。それにしても、とびだしはばらんばらん、注意は「かめ、メカ」。なかなか今回は、盛り上がりが遅いような(をいをい今になって^^;)。通奏低音をなぞった伴奏譜でなくてオケが和音を弾くと、合唱がつられてタテノリになってしまう(^O^;)のが、なかなか笑える(それどころじゃないんだけど)。ようやく本番の時程表が出たが、ちょっと今回は遅かったね。次からは気をつけよう。今回、男声は蝶ネクじゃないとか。前日夜、だからしかたないのだが、オケのひとたちと一度も飲まないで本番に臨むって、いいんだろぉか、とかHungerigen達は言い交わしつつ、明日のために急いで家路に。
 9.22.(日) 府中芸術の森 開演14:30 本番(^^)/
 9.26.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 本番直後の練習はやっぱ、、、さびしかったりする(/ ;)。でも今度の新曲は、楽しい。大井センセイ好みの明るさはもちろんあり、かつもういかにもバロックでござい、という節回し。楽譜はありがたいことに何故か速く到着したという「Laudate Pueri」。配布始まる。早く来ないとなくなっちゃうよ。で、練習は、音取りCDを作ったのにみんなが音をとってこなかった、とショックが大きかった大井センセイが、音取りと曲想と発声を一度にする、という超ハードな滑り出し。最後まで心がこもってない発声、とか言われても、よ、余裕が(^^;)。初見なので早々に喉が疲れて、結構へろへろ。高いし。ゾリステンニュース(演奏会特集)、Laudate Pueri と Nisi Dominus の発音記号付き対訳配布。飲み会に由貴絵さんが合流。まだ演奏会CDも聴いていないのでとても楽しく(^^;)、演奏会の感想を肴に盛り上がる。


2002年10月
10. 3.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 Laudate Pueri、1曲目が通る、、ことは通るんだけど、まだまだ、だからなに?という状況。発声で、止まる、止まる。どういう曲だか、みんな判ってないんじゃないか(^^;)。音取りと言っても、曲はメリスマも含め、結構単純。前回と出席メンツが一部違ってるのは事実なんだが、要はつまり、すでに音取りというより、口が回らなくなっているのと、発声が怖くて声がでなくなっているだけ、段階に早くも突入している風情。ソプラノが2声部に分かれるのだけれど、人数が少ないのでとりあえず全員1を練習している。かけあいとかよくわからない。ソプラノさん、出てきてくれぇ!Nisi Dominus の楽譜が船便でドイツからやってきた。配布開始。しかしこの分では当分表紙を眺めるしかなさそうな(^^;)。
10. 6.(日) 桜丘小学校 13:00- 強化練習<(^^)> 前回急遽、パート練習を交代ですることに決定。13:00ソプラノ、14:00アルト、15:00男声。ま、要するに大井センセイのヴォイトレなのだった。怖くはないのにえらく厳しい、という不思議なレッスン。出席人数が多けりゃ怖いものなし、だったはずのアルトだって、ひとりずつ歌うのでは逃げ場なし(^^;)。それぞれの苦手部分を見つけてもらい、それに適した練習方法を即座に示される。言われたことは書いておきましょう、とセンセイ。…書くのはいいんだけどね、言われたとおりの声が出せない場合はどうすればいいの(/ ;)。それにしても貴重な練習ではあった。今日都合のつかなかった皆に申し訳がないような。次の木曜が怖くなってしまうことを除けば(^^;)もう最高、はい。
10.10.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 どきどきしながら練習に向かったが、今日はなんか、大井センセイは疲れ気味らしく、前回×0.8位の迫力、というか。1曲目46小節目アルトのような音型、「ヘンデルのシャカシャカ感」を出すために、すべての音をお腹で。「16分音符を全部お腹で!?」と驚きの質問も飛び出すが、大井センセイのお腹は確かにそう動いている。お腹といえば、横縞のぴったりしたポロシャツのK氏、胸に声が上がっていくたびにシャツの横縞が動いてしまい、もろバレ(^^;)であった。いいかも。同じ細かい動きでも、合唱2曲目(A solis)の4小節目A、Tのようなのは、レガートで、拍頭の音を大事に歌う。ゾリステンニュース(演奏会写真号)と、盛岡の鳴海さん追悼コンサートのチラシ配布。忙しい大井センセイはダッシュでお帰りになったが、「なんかヘンデルってお腹空くよね」、と大半の人数が駅前の焼鳥屋に入って、よく食べよく飲み、健康に?帰宅。 
10.17.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 Laudate pueri1番、3番のA solis(3番だ、ということが楽譜に書いてないが)、5番のQUis sict。5番は歌詞なしで。相変わらず細かいメリスマを「発声も気をつけて」となると、みんなでじたばたし、ダメが出てももうどこが悪いんだかわかんない(^O^;)状態だったりするのだが、大井センセイは言う。「速いものは、ゆっくり何度も練習すれば、必ず出来るようになる!」ボクもそうでした、と言われたって、、、ねぇ(^^;)。しかし、タッカと逆タッカを繰り返した後、インテンポで譜面通りに戻すと、確かによくなっている、と思うのだ(よそのパートについてならわかったりする^O^;)。属調や下属調へしばしば転調するのに加え、となりのパートの平行調を歌うケースが多いため、なんでもない入り、のはずが迷子になることもある。ベテランでもテュッティになると堂々と平行調を歌ってしまっていたりして、危ない!のである。パートごとに練習しても意味がないので、これは繰り返しみんなでうたうしかない。5番は、複雑な(というより格好いい^^)和音進行なのだが、通底が単音なので、ぱっと見に和音が判らず、4声部が聞こえてから「をを!」みたいな(^^;)。やっぱヘンデルは腹が減り、今日は新入生歓迎会(^^)も兼ねて、いつもの居酒屋になだれ込んでしまう。今日は大井センセイも。
10.24.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 Laudate pueri1番と3番。結局6単語しか歌わないわけだ。曲全体の「土地勘」がなかなかつかめず、従って発声も、かかりやすいトラップに「必ず」とらわれる。で、パートごとに細かくさらってばかりいるので、なかなかtuttiにならず、慣れることができないので入りで迷子になる。そうするとあせってメリスマでかかりやすいトラップに…(^^;)以下同文(^O^;)。発声で言われることはほとんど決まっているのだが、1)トラップの場所を忘れる、2)覚えていても発声そのものができない(/ ;)、の2通りのどちらかの理由で、あえなく再び同じことを指摘される羽目に陥る。1)を解決しても、その箇所は2)になるだけ、と考えると、かなり悲観的(^^;)な気分にもなろうというもの。発声の注意点は音程の注意点でもあることを考えれば、どのみちクリアしなくてはならないのだが、はたしてどうやって…。これまで、音取りを繰り返して曲を理解し、そののち発声や表現、という順番だったのを、「にわとり」と「たまご」の順番を逆にして発声から攻めているわけだが、困難なたまごを食べ損ねると、にわとりも食べられない、というとんでもない状態にならないだろうか。。。ふ、不安だ(^^;)。
10.31.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 藤本厳ちゃんの指導で、Nisi Dominus第1曲の音取りとLaudate pueriの復習。厳ちゃんの音取り指導のコンセプトは明快で、「今は正確さよりも音楽性」で、そのためには「押さない、流す、響き」に気をつけよう、というもの。とりわけ、「音楽が止まる」状況に非常に厳しい。初めてだということが斟酌されないのは大井センセイとまるで同じ(^^;)。Nisi第1曲は「譜ヅラは易しい」タイプの曲。冒頭の、斉唱で同音を延々歌うところなんか、今から演奏会前が思いやられる(^^;)。Laudate pieriはこれまでの練習量に反比例した量の復習になり、第1曲を1回、第3曲を数回、第5曲をたくさん、となった。今日はあまり止まらずに通して歌うことが多かったので、複数声部がいないと音がとれないパターンの人間(はいっ!^^;)にはありがたかったように思う。ことに第5曲は、慣れ始めると、パートごとに歌うことの方が、Tuttiよりよっぽど難しくなる。厳ちゃんの指導は一見優しそう(^^;)なのだが、カデンツで音程が悪ければ、そのパートの音をぽん、と弾く、とか、いわゆる「休符で休む」ようなことをするとしっかり止められるとか、実は結構シビアなものがある。これはこれで怖かったりする、ホント。