2000年9月
 9. 7.(木) 松沢区民集会所 18:00-22:00 練習前、なんともおなつかしい「チラシ配達人」が現われた(^^)。発声練習は先週に引き続き「a-e-a-e-a」。これは曲の中でもたくさん出てくる。デュルフレはルクスエテルナから始まり、アニュスデイ、サンクトゥスと、逆順に練習。とにかく、「声にする」こと。pと書いてあっても、それは音量というよりニュアンスの問題。弱々しくなってもだめ。かすかすになったり、逆にぼわぼわになったりしないように、とのこと。語尾の子音がなかなか揃わない。「s,s,s,s,s,,,,」とあちこちから聞こえたり(^^;)するたびに及川センセイは困った顔をなさる。シャインのFreue dich。36小節はpoco rit。50アウフタクトから51にかけては、1回目大きく、2回目エコーで小さく。最後にタントゥムエルゴ。速報ゾリステン第4号が配布されました。由貴絵さんがお仕事の関係で参加できなくなったそうです(/ ;)。ソリストは未定。合唱に根岸一郎さん(テノール)、佐々木直樹さん(バス)が参加してくださるそうです。
 9.14.(木) 経堂南地区会館 18:00-22:00 ソプラノのパート練習からシャインの6番Lehre uns になだれ込む。13小節のカデンツの後の、auf dass wir klugが遅れるので何度もやりなおし。25小節以下のGnadeがなかなかうまくいかない。及川センセイの曰く、「コンバインだったか田植機だったか農機具のコマーシャルで「ゆたか」と「めぐみ」というのがあって、、、」(^^;)。東京では農機具のCMは、、、。つまりGnadeは豊かに歌うっつうことであった(^O^;)。シュッツのHerzlich。今日は全部。縦に刻んでしまわないでフレーズで歌うこと。しかも意味がわかっていなければならない。長い単語はどこが強拍か気をつけて。久しぶりの「ばらばら並び練習」。最後にタントゥムエルゴ。10月7日(土)は臨時練習になりました。
 9.17.(日) 松原地区会館 13:00-17:00 強化練習<(^^)>。雷の鳴る降ったり止んだりの天気だったがそこそこの人数が集まる。今日は前列女声、後列男声のシフト。シャイン、シュッツを全曲じっくりと。途中保科靖君が、「あの、前で聴いてもいいですか?」聴衆を得て緊張(^^;)。感想は「それぞれの人の声ってちゃんと聞こえるんですね、溶けちゃうのかと思ってたんですけど。」うーん(^O^;)。結局後で2隊に分かれて聴き合う。人数が少ない方が実は「合いやすい」のだとセンセイ。シャイン1番O,Herrは全部4つ振り。シュッツHerzlichは中間部で早くなってばらけてしまう。「音が取れるようになったわぁ、とか喜んでがつがつ歌わないでください」(-"-;)。時間が押して、デュルフレは後半を通すのみ、というか通しただけ。惨憺たる状態だったがパート会の時間もなく終了。落胆した及川センセイはものも言わずに帰ってしまい、恒例飲み会もなく流れ解散。
 9.21.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 今日は美苗さんやウイーンから椎名さんも来てくださり、バスは稲葉さんの参加もあり、日曜のひどさからしたら、だいぶ光が見えた気がしました(M.K.さん記)。練習したのはカンタテドミノ、Herzlich lieb、デュルフレ後半(N.Y.さんメモより)。
 9.23.(土) 上北沢区民センター 13:00-17:00 臨時練習。及川センセイ体調不良でおいでにならず、前半は稲葉さんが、後半は藤本さんがリードして、音の取れていないところなどをみっちりさらう。いろいろ意見を言い合ったりして、みんな積極的。ついつい譜面を追おうとしてしまっていると、藤本君が、台詞つきでニュアンスはこうでは?と提案してくださる。これがお芝居を見るようで素敵。
 9.28.(木) 烏山区民センター 18:00-22:00 演奏会プログラムのゲラ刷りが出て、校正をしてくださる恒川さん、及川センセイ、後藤田さんに配られた。速報ゾリステン号外として「Freue dichの愛の表現」(^O^;)が配布された。後藤田・由水コンビから演奏会についてのメモが配布された。練習はハッキリ言ってきつい。「アルトっ!そこへたっぴぃ!」「どうしてそこで、休んじゃうのぉ。信じらんないぃっ!」とさすがの及川センセイも長考をはしょって叫んでいる。 
 9.30.(土) 経堂南地区会館 13:00-22:00 日中は合唱特別練習、夜は椎名さん、高群さん、名地さんが見えてオケ合わせも。椎名さんとは主にデュルフレを。藤本君の普段の伴奏とちがって、主鍵盤部分だけをピアノで弾くのを聞いて、みな「をを!(^^)」と目を見張る思い。細かい動きのところなど、及川センセイまでが「指で弾いているんですか」(^O^;)。解散の後、名地さんのすてきなアルトが音楽室から聞こえてきた。


2000年10月
10. 1.(日) 祖師谷区民集会所 13:00-22:00 強化練習<(^^)>。日中前半は合唱練習でデュルフレ、後半はオケ合わせ(高群さん)。シャインとシュッツを徹底的に。チェロが入ると、実に典雅な雰囲気になりかける(^^;)のだが、どうも合唱が、、、(^^;)。ディナミークの指示がだいぶ出ている。まずかったアルトは「居残り勉強」(^^;)があったが、これは大収穫。このあと男声陣は喉の消毒に、ソプラノは9時過ぎまでパート練習。
10.04.(水) 粕谷区民センター 18:00-22:00 臨時自主練習。ソプラノ、アルト数人が集まり、CDを聴いたり歌ってみたりする。今の段階でCDのプロの演奏を聴くと、テンポのゆらしや表情の付け方などが明確に感じられ、随分努力しているつもりでも、私たちの音楽は、実は平板だ、ということを思い知らされる。
10. 5.(木) 祖師谷地区会館 18:00-22:00 椎名さん、高群さんもいらしてくださる。デュルフレから通し始め、それに結構時間を食われて、ドイツものがあまりこなせないで終了。それでもまずいところがどこか、位はようようわかるようになってきたので(^^;)、重唱のリハが始まった後、ドアの外や屋外でわちゃわちゃとパート会が持たれたりする。速報ゾリステン第5号が配布される。
10. 7.(土) 上北沢区民センター 13:00-17:00 臨時練習。椎名さんもいらしてくださる。プログラム順にさらい、時間内に終わる!(^^)。「これはさらっと通します」のセンセイのひとことに「うっそぉ、ほんとぅ?」とか言っていて、実際止められたりもするのだが、カンペキにやばくて止まらざるを得ないところは数カ所(^O^;)にとどまり、あとは細かな表現の指示。「そこのUndはうんとください。あ、これ標準語ですか?」(^^;)。このセンセイは何年東京にいたんでしょ? 後藤田さんから、当日の日程表が配られる。曲によっては、「これならひとに聞かせられます」とも言ってはくださったのだが、あとで「今日はきれいに歌えましたね」「あ、会場が良かったんでしょう」。、、、(/ ;)。本音しかない及川センセイなのだった。
10. 9.(月) 武蔵野市民文化会館   本番(^^)。
10.12.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 演奏会反省会。えらくこぢんまりした集まりになってしまった。及川センセイは常任指揮を退任なさる決心をなさり、決意は変わらない、そうだ。理由は(1)振るよりも歌う方が喜びである、(2)今のゾリステンには及川さんよりも「ひっぱっていく」タイプの指揮者が必要である、の2点。及川さんはテノールのメンバーとして今後もゾリステンとつき合ってくださるとのこと。後任は大井哲也さん。ゾリステン創立メンバーの唯一の生き残りの井口さんが勇退の決意をされた。体調が優れない由。復調したらまたいらしてくださるかも。恒川さんが演奏会アンケートを纏めてくださり、配布された。大井さんより、演奏会のCDが配布された(今回は速攻だった^^)。プログラムの残りも積んであったが、売れない(^^;)。 
10.19.(木) 経堂地区会館 18:00-22:00 大井センセイ最初の練習。発声から、声も息も遠くへ(シドニーまで^^)、高く(スペースシャトルの若田さんまで^^;)、頬骨を上げて歌うことを指導される。そのためには、あらかじめしっかりと「良い香りをかぐブレス」(今日は金木犀^^)をしておかないといけない。新曲はバッハづくめ。受難節コラールBWV618のO Lamm Gottes, Unschuldig, モテット6番BWV230のLobet den Herrn, alle Heidenにとりかかる。2時間同じ事を言われているのに、やっぱり初見の楽譜を凝視しているからか、みんなの頬骨は下がりっぱなし(^^;)。O Lammは歌詞無しで終わりまで、Lobetは歌詞なしで練習番号Cの前まで。大井センセイ曰く、音取りの極意は、音源を聞きまくって慣れること、だそうだ。4声部が団子になって聞こえちゃう場合はどうするんだろう(^^;)。来週から?カンタータBWV106のGottes Zeitも歌う。シュッツの葬送の音楽は取り上げるか考慮中とのこと。
10.26.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 及川さんも団員席に現れ、S3、A5、T2、B2という、近来まれにみるよいバランス。発声は、「腕外し」脱力から始まり、今日は頬骨を上げ、笑顔で歌うこと。これは前回も言われていたがなかなか実現できない。コラール618番は音の復習から始めて、今日は歌詞がついた。文語体の訳を読んで解説なさっていた大井センセイ、「よし、いかばかりの、、、。よし、なんだっけ、ま、いっか」(^^;)きゃー。ドイツ語の発音を、みんな結構口の下半分でやっていて、それが音を前に飛ばせない理由のひとつらしい。この曲の音取りは今日でおしまい。笑顔(^^)は言われて15秒くらいは保つのだが、その後は、、(^^;)。。また、パート内でピッチを合わせるのは、「誰かに合わせる」というより「聴き合う」のが大切。合うのはみんなの立っているところではなくシドニー(^^;)で。モテット6番、音取りは練習番号Gまで。今日は歌詞は付かなかったが、読みと拍読み(4声部纏めてなのでぐじゃぐじゃと(^^;)。次回から始まるカンタータ106番の楽譜の前半部も配布された。