41話目 (5,12) ”なかなかに難しい”

トイレの扉を開けると、そこには守護神がいた。

「え、と」
『ここを通すわけには行かない』
「いや、さ。 ちょっとだけ通してくれないかな、うんこしたいし」
『ここを、通すわけには行かない』
「ん、そっか」

そう言うと僕は扉を閉め、隣のトイレの扉を開けた。


そこには守護神がいた。



42話目 (5,19) ”トイレは詰まり、そして合コンは流れる”

「俺はお前に何があったかなんて知らないし、知るつもりもない。 お前は今までどんな逆境にだって独りで打ち勝ってきたし、今回のことだって自分自身でケリをつけたいんだろう。 だから俺は、ここでお前を見ている、お前の戦う様をずっと見届けている。 だが、もしも本当に独りじゃ手に負えない時は 『たすけて』 と言え、そのときは、、、、そのときは、どんな手を使ってでも、お前の力になってやる。」



というわけで、トイレが詰まったので掃除をするハメになりました。



「掲示板を付けて欲しい、いやむしろ付けるべき、いひひ、いひひひひ」

といった内容の電波メールを受信してしまったので、メールの送信元のサイトにおじゃましてどんな掲示板を使っているのか拝見させてもらおうと思ったのですが、掲示板どころかリンクすら作ってないヨコノヒト!!



43話目 (5,23) ”か弱き者達”

おっす、オラ鼻糞、今日は俺の旅立ちの日なんだってばよ。 行き先? そんなもん決まってんだろ、ゴミ箱だよご・み・ば・こ!! ゴミ箱なんて言ったらバカにする奴もいっかもしんねぇけど、俺はゴミ箱に嫁ッ子さ待たせてるだで、行くのが楽しみで仕方ねぇんだってばよ。。。おっと、どうやらお迎え(人差し指)が来たみてぇだな、んだらばちょっくら行って来るとすっか、んじゃなぁ。


ん、んん!? こっちの方角にゃぁゴミ箱は見あたらねぇぞ、一体オラをどこさ連れてく気だ? あ、、あ、、、あああああ、、、、あの先に見えるのはも、もしや、、、、く、、口の中だ!! いやだ、オラあんなとこ行きたくねぇ、嫁ッ子さ待ってるゴミ箱に行くんだ、た、助けて! 助けてくれ!! ぎゃぁぁぁぁぁ!! リ〜〜サ〜〜イ〜〜ク〜〜ル〜〜〜。。。。。。。。



44話目 (5,30) ”誰にでも大切なものはある”

つい先日のことなのですが、僕が夜中にお酒をちびりちびりとやっていたところ、突然電話のベルが鳴り出しました。 

上機嫌で僕が電話を取ったところ 『俊一さん、あなたの一番欲しいものはなんですか? 』 という内容の質問でありまして、僕は色々と頭を巡らせた結果 「スパッツを履いた美少女が欲しい」 と答えたところ 『ハァ? あんたばかじゃね?』 と電話を切られてしまいました。

僕が悩みに悩んでせっかく答えてやったというのに、バカにした挙句一方的に電話を切るとはひどい話です。 あまりに腹の立った僕は、自分の一番欲しいものを手に入れるために、マスターカードを片手に夜の町に繰り出して行ったのでありました。

黒の目出し帽         \1,600

新調した猿ぐつわ       \1,400

脅し用の出刃包丁      \3,200

そしてくらった懲役      priceless
 



45話目 (6,18) ”久しぶりの更新ですね”

「おいおいおい一体どうなってるって言うんだよ」
「どうなってるって、見てのとおりだよ、兵糧攻めというやつさ」
「このご時世に兵糧攻めなんてありえないだろ、どこかに何かあるはずさ」
「そ、そうだな、、おいみんな、何か食べ物を探しに行こうぜ」

〜中略〜

「ない!どこにもないぞ!この国には一滴の水すらもないのか?」
「もう嫌だ!俺は帰るぞ、こんな所には一秒たりともいたくない」
「諦めるな、我々は国の代表なんだ、弱音を吐くには早過ぎるぞ」
「ですがキャプテン、このままでは間違いなく全員飢え死にです」
「今は、、、今は耐えるんだ、必ず仲間が食糧を発見して来てくれるはずだ」

〜中略〜

「キャプテン、ただいま帰りました」
「おお!それでその手に持っているのは何だ?」
「何って、もちろん食糧に決まっています、高蛋白源ですよ」
「、、、、、、、それで、お前はどのツラ下げてそれを食べるつもりなんだ?」
「、、、、え??」
「お前はそれが食えるのかと聞いてるんだ!!答えてみろ!!」
「わ、、、、わ、、、わたしには、、、、、無理ですキャプテン、、、」
「うん、うん、、、。、良く言ってくれた。みんなもお前と同じ気持ちだよ」
「で、ですが、、、このままでは我々は、、、」
「確かにお前の持ってきてくれたそれを食べれば、我々は間違い無くこの戦いに勝てるだろう。 だがな、私達は、戦士である前に人間としての自分に誇りを持って生きているんだ」
「は、はいキャプテン!」
「では、1人も欠けることなくみんなで国に帰るとしようか」
「ハイ!!」(一同声を揃えて)
「そして、、、、そして、国に帰ったら、胸を張って国民にこう報告しようじゃぁないか、 『犬肉は無理だ』 と」


イタリア 韓国に敗退



46話目 (6,20) ”親父の小言”

僕の友人であるみどりさんは、なかなか器量が良くて仕事もそつ無くこなし、他人とのコミュニケーションもとても上手な人間なのですが、ただ一つ欠点があると言えば、それは声が大きすぎるということでしょう。

先日僕がお酒をちびりちびりとやっていると、酒の匂いにつられたのかみどりさんがやって来て言うんです 「くれ くれよ 酒をくれよ」 と。 僕もそんなに大酒を飲もうと思っていたわけではないので、酒瓶からお酒をとぽとぽとみどりさんの口に垂らしてやったところ、なんとか静かになってくれました。

 ところが数分後、みどりさんが言うんです 「くれ くれよ もっと酒をくれよ」 と。 せっかくいい気分でお酒を楽しんでいるというのに、横から大声で話し掛けられてはたまりません、そこで酒瓶をみどりさんの口に突っ込んでくぴくぴと飲ませてやると、目をぐるぐると回しながら静かになってくれました。

 みどりさんもさすがにもう満足しただろうと、僕はまたゆっくりとお酒を楽しもうと思ったわけなのですが、困ったことにどうやらさっきの分でお酒が無くなってしまったようです。 こうなると今度は僕が不機嫌になる番です、空になってしまった酒瓶を名残惜しそうに見つめていると、突然割れんばかりの大声で

「くれ〜 くれよ〜〜  もっと酒をくれ〜よ〜」

と。 

よし、そんなにお酒が欲しいならばと、僕は手に持っていた酒瓶でみどりさんのあたまをぐわんと殴りつけたところ、頭からどろりと血を流した彼女はそれっきり二度と大声を上げることは無くなりました。


今日の結論: みどりさんはぶたないとわからない悪い子



友人のわたる君がHPを作りました、なんというか、トップは頭が弱い人に見られても仕方が無い感じでアレですが、中身は天才的かつ独創的でアレなので、最近あそこがかゆくてアレな人とかにはオススメなHPです、行くべし。



47話目 (6,23) ”教育テレビ”

じゃじゃ丸! チンポコ! ボ〜ロリ! というわけで今夜も始まった 『ボッキンキーズ』 なわけですが、なんで世の中にはおしべとめしべなんて下賎なものが存在するんですかねぇ、世の中にはちょうど半分ずつ男と女がいて、かといってアイコンタクトでセックスできるわけじゃない、女はスルーし過ぎ、僕のパスはカットされ過ぎ。 そこで世の中から性別を無くしてみてはどうだろう、そうなったら僕のオナニーはもはやれっきとした生殖行為、あっという間に大家族誕生、肝っ玉玉母ちゃん(僕)奮闘記。 嘘、実はもうちんことか腐って落ちちゃったの、生殖とか無理ね無理、無理デース! というわけでムック(独身 42歳)がお送り致しましたー。

この後は「真剣十代しゃべり場 『犬を食べてまで強くなりたい!?』 」をお送りします。



48話目 (6,29) ”きもち”

朝気付くと僕は人間になっていた。 

僕は生まれてから今までずっと人間を見てきたし、一緒に生活もしてきた、でも、僕は人間を好きだと思ったことは一度も無い。 人間は汚く、そして卑しい、人間は冷たく、すぐ仲間を傷つける、人間は。。。

今日から僕は、人間として暮らしていかなければいけないみたいだ。 すごく不安だし、うまくやっていける自信もない、だって僕は人間じゃないんだから。 でも、とりあえずは頑張ってみようと思う、人間を経験して、人間と話して、人間を好きになる努力をしようと思うんだ。

そして、僕はドアを開けると一つ大きな深呼吸をして、新しい世界に飛びこんで行こうとしたところで、靴ひもの結び方すら知らないことに気が付いたんだ。



49話目 (8,3) ”明日から明日から”

試験が終わりました (追試! 追試!)
ということで、夏休みはめまぐるしい程の更新頻度でもご披露してみようかと思っているのですが、とりあえず今日は寝ていいですか? (瀕死! 瀕死!)

あ、、溜まりに溜まった欲望の花火が上がった (精子! 精子!)



50話目 (8,6) ”将棋倒しすらできない”

花火の季節になりました、恋人のいない僕は花火などとは無縁の人間であるとばかり思っていたのですが、僕のような引きこもり人間のためにうんこ花火などというものがあるのですね。 火を点ける、煙が出る、もりもりうんこ登場、隣で僕ももりもりうんこ、開催地はトイレ、やっぱり火事とか怖いし。




41話〜50話
     


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