海、空、ヤシの木。太陽、真っ赤なドレスの女性…
元々、「砂姫」の方が先に作られていたのだが、砂姫の録音に使ったwaviorが仕様期限切れでwave出力できなかったこと、初日から「砂」とはどうだろう、と言う理由から、急遽作った曲。
チャームポイントはオペラ声と、サビのコード進行 （B♭maj7→A→D） の上に乗っかりまくったメロディ。

実はこの企画一番最初に作った曲。
夜中の３時頃から頭くらくらさせながら弾いては間違い、弾いては間違い、とうとう1:47あたりから16小節間だけ楽譜を書き、以後の楽譜を書くのも面倒になって2:20からは全て５分近いアドリブと言う意欲作（行き当たりばったり作）。

情景は宇宙。それと荒廃した星。
「遠い遠い星の地面で、砂姫はさらさらと崩れ落ちた」

砂姫と言うタイトルは、単純に「砂」と組み合わせられないような漢字をつけたかったため。
人物的には曲を作った後も何となく気に入っていて、破壊衝動や、暗く、汚物にまみれたどす黒い呪いや、悪の概念としてキャラクターづけしている。

最後半に耳に痛い高音があるけど、暴力的な表現ということでそのままにしています。本当に痛いので6:00あたりからお気をつけ下さい。

サビ８小節だけは夏に作っていたもの。
どうにか活かせないかなあと思ってブログにも載せたが、ようやく日の目を見た。

自転車を思いっきりこいで、長い坂道を上り、頂上から町の風景や遠くかすむ海、舞い散る桜を見た時の想いが曲のイメージ。

後半の展開 （3:28〜） は１度録音ミスした鬱憤晴らしなんだけれど、思いの外悪くない。
ちなみにブログに載せたファイルはこれ。
風の凪ぐ時・原案

燈と書いて 「あかり」。
何か、冬の日の人の温かさと言うか、そういう、そういうものです。

評判は良かったのだが、正直あまりにいい曲らしくあろうとしていて好きではない。

ぶっちゃけ未完成。アップロードは夜１１時５５分。
ちゃんと作ればカッコいい曲だと思うんだよなあ。

ベースとドラムパートをピスコラで打ち込み、それ以外のパートを上から全て直録音。
クオンタイズもベロシティ調整もしてないっていうかMIDIじゃないし、それでいてパンすらいじっていない。本当に時間が無かった。
無かったのに変拍子を打ち込んでるんだ。変態だと思う。

楽しようと思って作った曲調・・・の割になんかいろいろな箇所で迷った形跡が見られる。とりあえず修正はしないでおこう。
制作ソフトは 「雪」 と同じでも、今回は全パートピスコラ打ち込み。
それから各パートを別々にwavファイルにして、wavior上で調整。
ピストンコラージュの作者、Pixelさんにユニットごとのwave出力機能をお願いすることになったきっかけの曲。

冒頭８小節間 （３拍子として） をある人から借り、それをサビに利用して作った曲。
なので「トランスミッション（伝達）」には、その人へのメッセージという意味があります。
使用ソフトの「Digital Performer」はＭａｃ製品なので、制作中はデスクの上をノートパソコンととっかえひっかえ。普通の曲を作るのとは違うベクトルで大変な作業だった。

メロディオンとはつまり鍵盤ハーモニカ。ヤマハで言うピアニカ。
最初のテーマは 「酒」 だったんだけれど、できあがると何ともヒワイ且つオイシイ曲調になっていたので迷いに迷って「揺」にした。
amaやんの生声入り。
あと「ゲゲゲの鬼太郎」禁止。

メロディオンその２。
タイトルの意味は 「空も飛べるはずだお（ ＾ω＾）ﾌﾞｰﾝ」 。ＶＩＰＰＥＲのテーマ。
個人的に1:20からのメロディ１２秒間は渾身の演奏。

制作裏話。
wave波形編集ソフトの「wavior」は値段の割にとても使いやすいソフトなのだが、エフェクトをトラック全体にではなく波形ブロックそれぞれにかけることしかできない。
そのくせこの日は録音したメロディをその場で加工していく、かなりせっかちなミックスをしていたため、同じ楽器間で先ほどかけたエフェクトの具合を忘れてしまうということが頻発。
特にメロディオンパートはどんどん音質が変わっていくと言う珍現象が起こっている。

なんとも可愛らしい、素直なピアノ曲。
テーマは放課後。夕陽に染まった校舎や、グラウンド。
夕暮れ時、一切のストレスを感じずとても朗らかな気分で演奏した記憶がある。

一部に歌詞あり。
（0:22から） とーおいそらを ながめながら うーつむく きみに くちづけを
ほんのすこし かなしくわらう ゆうやけぞら ゆうやけぞら

主題も構成も一切決めず、考えなしに弾く６分半。
ていうか酒飲んでテンション上がってたのよ。酔奏。
それなりに曲にはなっているけど、やっぱり無いと思う。