快感〜〜〜♪♪
Kim
Carnes
Mistaken Identity (1981)
1. Bette Davis Eyes
2. Hit and Run
3. Mistaken Identity
4. When I'm Away from You
5. Draw of the Cards
6. Break the Rules Tonite (Out of School)
7. Still Hold On
8. Don't Call It Love
9. Miss You Tonite
10. My Old Pals
今では、音楽業界あたりまえになったプロモーションビデオ。 70年代当時は、まだまだマイナーな存在だったんだ! 当時を振り返ってみると音楽関係のプロモーション用なんてよっぽど大ヒットでもしない限り アーチストの歌っている姿等はお目にかかれなかったよ。 私が初めて見たプロモと言うべきなのかアーティストはビートルズの映画だった。 モノクロの「ヤァヤァヤァ♪♪」の映像の中で動くレノン、ポール、ジョージ、リンゴを見て感激に震えたよ。 70年代になって深夜放送などの番組で、少しずつイーグルスやクイーン、アバ、ハートなどと言った当時のヒットチャートがちらほらりと何とか見られるようになった。 本当に当時としては、貴重な映像だった。 その中でも私的プロモーションビデオのナンバー1に輝くのは、マイケル・ジャクソンの 「スリラー」がダントツの堂々1位である。 ゾンビダンスのルーツ的存在感溢作品だ。 あれほどのインパクトのあるプロモに最近は、 お目にかからないな。 そして2番目といえば・・・・ キム・カーンズの「Bette Davis Eyes」 邦名は「ベティー・デイビスの瞳」 このプロモの印象は、スリラーの次ぎにインパクトが強烈だった。 なにが強烈なのか・・・・・???? ハスキーヴォイスのキムの歌声も なかなかなんだけどもイントロや間にリズム打ちがあるんです。 そのリズムうちの音がなんと・・・・・ 「ビンタ」なのだ!! プロモを見ないでサウンドだけを聞いていると 澄んだ綺麗な音に聞こえるのだが・・・ 男女ペアになったカップルが大勢いるんだ。 そしていきなり女性がタキシード姿の目の前の男性に往復ビンタを両ほっぺたに打つのだ。 ビンタをくらった男性が無表情に痛みを感じない顔をしているところが何ともいいね〜〜♪♪ いつしかこのプロモの思い出は 私のなかで「癒し系」的存在感溢れるプロモとなっていたのだ。 仕事のストレスなどでうっぷんが溜まってい留時にこのビデオを見るとスッキリした気分になる。 大勢の女性が紳士を凛々、毅然と した態度で往復ビンタをする。 キム・カーンズの戦慄した女王様的な態度とサウンドが快感である。 想像してくれたまえ・・・ ストレスを感じたときに見る女性のための 癒し系プロモのお宝なのである。 そう思っているの私だけだったのだろうか? ネット上で、当時のこのプロモを探したが 見つからないので、とりあえず音源だけでも 聞いていただきたい。 ♪♪16部音符が2はく打つ音が「ビンタ」 なので良く耳をすませて聞いていただきたい。 ♪ウン、タッタ♪♪ウン、タッタ♪♪ウン、タッタッタッタッタ・・・・・♪♪ 頬をビンタするサウンドが恍惚に感じるのは異常なのでしょうかねぇ。(爆)
●キム・カーンズ(Kim Carnes) ●ジェリー・ペックリー、ヂューイ・パネル、ダン・ピークの3人により69年にロンドンで結成されたアメリカ人アコースティック・トリオ。71年アルバム・デビュー。翌年デビュー曲「名前のない馬」が全米No.1となり、76年にはダン・ピークがグループを脱退、以降ジェリーとヂューイの2人になる。現在もライブを中心とした活動を展開しており、爽やかなハーモニーは健在。