くちばしにチェリー
EGO-WRAPPIN'
Night Food
(2002)
1.BIG NOISE FROM WINNETKA〜黒アリのマーチングバンド
2.くちばしにチェリー
3.あしながのサルヴァドール
4.5月のクローバー
5.チェルシーはうわの空
6.PAPPAYA 7.老いぼれ犬のセレナーデ
8.WHOLE WORLD HAPPY
9.SORA NO LION
◆昭和歌謡の匂いをただよさせるには十分過ぎるNight Foodは久々に、私的に気に入ったアーティストが出現!! もう、みんなが知っての通りのTV「私立探偵〜濱マイク〜」の主題歌を歌っているのが関西出身のユニットバンドのEGO-WRAPPIN'。
戦前のジャズから自然に行き着いたキャバレー音楽や昭和歌謡を消化し、エゴ独自の世界観を築き上げたサウンドは、ジャズのスウィングやサックス等といったブラスサウンドあり、ブルースまでもが懐かしくも昭和歌謡的サウンドを感じさせてくれる♪ 私が始めて「くちばしチェリー」を耳にしたのは多分TVよりもMTVでのPVが先であったよう思うが、 強烈なフレーズが後を引く耳残りを覚えたのと後は、元ちとせが100万人に一人の声ならばエゴ・ラッピンのヴォーカル中納良恵は平成の「笠置シズコ」のような存在感のある、個性豊かな ヴォーカルと言っていいだろう。まぁ♪とにかく私には波長の合ったお気に入りのサウンドに久々に出会えた喜びのほうが大きいのである。 TV番組の「私立探偵〜濱マイク〜」の方もコレがなかなか侮れない番組で、最近できる限り 見ているのだけども、かつて70年代のドラマの「傷だらけの天使」とオーバァーラップするようなドラマなんだよねぇ〜しみじみ・・・(知っている方は管理人とほぼ同年代♪) 見かけはチンピラみたいだけど心優しいユニークな主人公キャラも危険な魅力があって好き♪まさに音楽と映像が昭和時代の歌謡曲と番組と融合した不思議な感覚がするのは 私だけなのでしょうかね〜? EGO-WRAPPINのwebサイトからは7月14日大阪服部緑地で開催されたイベント「燦RISE」のビデオライブレポート映像がPart 1(6:00)、Part 2(6:39)と合わせて約12分間エコ・ラッピンを堪能できるので是非チェックを!
●エコ・ラッピン(EGO-WRAPPIN' ) ● 1996年 大阪で結成されたユニット。メンバーは中納良恵(Vo、作詞作曲)と森雅樹(G、作曲)。関西出身の二人で、結成時から関西を中心に活動を続け、現在は拠点を東京においている。戦前のジャズから自然に行き着いたキャバレー音楽や昭和歌謡を消化し、エゴ独自の世界観を築き上げた名曲の「色彩のブルース」が異例のロングヒットとなり、いまや音楽シーンでもっとも注目を集めているアーティストだと言える。二人の織りなすエゴ・サウンドは、ジャズやロックといった音楽がジャンル名に成り下がる以前にもっていた自由な雰囲気と熱い情熱、そして何よりも私達が生きる時代の感覚を敏感に反映している。音楽と真摯に向き合い、ジャンルというくだらない壁を軽やかに乗り越え、聴き手に音楽の本当の楽しみ方を教えてくれるポップスセンス。聴くものの心にダイレクトに届くであろううたごろろ。エゴが届ける名曲名演。それはロマンスに溢れた平成のミラクルであろう。(HPより抜粋)