南から来た男

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Christopher Cross (1980)

1.Say You'll Be Mine
2.I Really Don't Know Anymore
3.Spinning
4.Never Be the Same
5.Poor Shirley
6.Ride Like the Wind
7.Light Is On
8.Sailing
9.Minstrel Gigolo

 

約2ヶ月半ぶりの更新でございますぅ(^^;)クリストファー・クロスを知らない人でも一度ぐらいは彼の音楽を耳にしたことがあると思います。80年『南から来た男』で登場するやいなや、その年のグラミー賞5部門を制覇しました。A.O.R.名盤中の名盤として名高いクリストファー・クロスのデビュー・アルバム『南から来た男』(1980年発表)このアルバムのライナー・ノーツにはアーティスト写真やプロフィールらしきものが一切無いため、フラミンゴが描かれたジャケットからミスター・フラミンゴと呼ばれているそうです。
なんとこのアルバムはグラミー賞5部門受賞でゲスト・ミュージシャンもデビューアルバムにしては凄いアーティストなんです!!
マイケル・マクドナルド(ドゥービー・ブラザース)/ドン・ヘンリー(イーグル)/ニコレット・ラーソン/ラリー・カールトン/J.D.サウザー/etc…これだけ見ただけでも期待のシンガー・ソングライターだったわけです。隣の部屋でレコーディングをしていたニコレット・ラーソンが
クリストファー・クロスのレコーディングに覗きにやってきて気に入ってBackground Vocalsをやることになったそうです(LPのライナー参照より)
当時、高音にのびる彼の声に惚れ込んでLPを聴いていたのですが容姿に似合わないハイクオリティなサウンドはミスマッチなのかもしれませんが、完成度の高さはグラミー賞受賞のお済み付きアーティストなので必聞の価値のある名盤と太鼓判を押しましょう♪ほとんどと言っていいぐらい彼のアルバムにはトレードマークのようにフラミンゴがデザインされているところがジャケットを見ただけでクリストファー・クロスとわかるところがニクイですね♪
このアルバムで私のお気に入りはRIDE LIKE THE WIND(風立ちぬ ローウェル・ジョージに捧ぐ)なのであります♪洗練されたメロディがひたすら甘く高音の響きがとくに素晴らしい張りと伸びの効いた歌声で終始軽やかに力強く歌っています。ここでのBackground Vocalsはドン・ヘンリー、J.D.サウザーなのでしょうか?何度聴いてもいい曲です。
音源はLPよりmp3ファイルにしたので聞き苦しいかもしれませんがぞうぞ♪

●Christoper Cross(クリストファー・クロス) クリストファー・クロスを知らないAOR-er(エーオーアーラー=AOR好きなリスナー)はいないハズ。仮にAORに興味がないとしても、一度ぐらいはその名を耳にしたことがあるだろう。 80年『南から来た男』で登場するやいなや、その年のグラミー賞5部門を制覇し話題を振りまいた、AORシーンの立役者の一人である。このアルバムのライナー・ノーツにはアーティスト写真やプロフィールらしきものが一切無いため、フラミンゴが描かれたジャケットから"ミスター・フラミンゴ"と呼ばれ、もてはやされた。それから3年後の『アナザー・ページ』で明らかにされた、フランク・ブラック(ex.ピクシーズ)の兄貴ライクなルックスを見れば、爽快なサウンドとのギャップを感じて伏せた……という定説に納得がいくだろう。――しかしながら、容姿のことはどこ吹く風、楽曲のプロダクションはハイクオリティな仕上がりである。「天からメロディが降ってくる」という名言もまんざらウソではなく、カリフォルニアの青い空を彷彿させる洗練されたメロディが作品中を彩っているのだ。そして、甘く、甘く、ひたすら甘く、高音の響きがとくに素晴らしい、張りと伸びの効いた歌声で終始軽やかに歌い上げるのである。――結果としてこの2作品を残し衰退していってしまうが、もう一花咲かせてもらいたいところ(無理かな……)。
余談だが、ヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」がクロスの「オール・ライト」をパクッたのは有名な話。

Christopher Cross オフィシャルサイト