NEW YORK LOVES ME!-02:visit to New York City&Boston
"半径4km以内にGeorge ClintonとBonoとElvin JonesとYoko OnoとSteven TaylerとJoshua Redman とRyuichi Sakamoto とClaptonが同時に居る街なんて信じられる?"~akiller,PONTAWEB,June 27,'01
updated Jul.20.'01

NEW YORK LOVES ME!-01 NEW YORK LOVES ME!-02

2001年6月19日(火)
La Guadia Airport
Boston:Fanuel Hall Market
Boston:John Hancock Tower
Boston:Harvard University
Boston:Beacon Hill

Village Vanguard:Tom Harrell Septet
178 Seventh Avenue South,at 11th Street,West Village,(212)255-4037

"Mr.Harrell,a flugelhonist,isn't for everyone's taste:he's soft and lyrical,but also severely logical and self editing"~Ratiff,THE NEW YORK TIMES,June 22,'01

ム・ハレル、1946年イリノイ州ウルバナ生まれのトランペッターだ。心理学者だった父の影響で、小さい頃からデューク・エリントンやルイ・アームストロングなどを聴いて育ち、サンフランシスコに移住後、8歳でトランペットを始める。小学校5年の時には、すでに作、編曲を手がけていた。
 13歳ですでにプロとして活動し始めるが、スタンフォード大学に進学した頃から症状が出始め、精神分裂病と診断される。この重い病は、彼を自殺寸前までにも追い詰めた。
 このような困難にもかかわらず、1969年に大学卒業と同時に、西海岸の名門、スタン・ケントン、ウディー・ハーマン楽団のツアーに加わる。その後73年には、彼自身「音楽の要素のすべてを彼から学んだ」という、ホレス・シルバーのグループに参加。77年にはニューヨークに移住、ジェリー・マリガン、ビル・エバンス、メル・ルイス・オーケストラなどと共演。1998年"THE ART OF RHYTHM"、2001年"Paradise"を発表した。
 21:00からのステージ。若干遅れて入った我々。Village Vangardの客席は60〜70というところか。部屋は長方形ではなく、すこし「く」の時になっていてステージから遠い後ろの壁際の席にあたってしまう。
 私の席から見えるのはギター、ピアノ、トム・ハレル、テナー、ウッドベース、ドラムの一部、そして、金色の柱。ん?そう、7人編成のセプテットである。
曲も知らず、ミュージシャンも知らずに聴くのも悪くない。ホレスシルバーに習ったということで、当時流行だったラテン&ジャズのクロスオーバーの要素が含まれているのか、いわゆるバップ系ではなく、ECMサウンドのような、例えば、JACK DEJOHNETTE SPECIAL EDITIONのようなグルーブ感である。
 トム・ハレルは55才なわけだが、他のメンバーは皆30代というところか、最初に「お」と思ったのがフル・アコ君。ソロは単音じゃなく、コード弾きのシンコペーション。ぐいぐいと乗っていく。細かなテクニックを披露するというより、繰り返しによるグルーブ。・・・・うん。全然悪くない。
 ベース君はテクニシャンだ。ボトムが厚い。・・・・うん。全然悪くない。
 テナーは40代かな。急に、「ここって、コルトレーンとかソニーロリンズとか、超有名なライブ盤を録音したところだよな」とあたりまえのことを思い出して、ちょっと感激する。
 玄関のテントも素朴なネオンも変わっていない。チャージは1ドリンク付きで25$だ。おそらく10年以上変わっていないのだろう。黙っていても日本人とか観光客も来るんだから値上げしてもいいんじゃない?
 ペンステーション近くのバスターミナルから、アフロアメリカンのタクシー運転手に"Village Vanguard at 'th Avenue South,Please"で通じてしまう程有名な観光スポット。
 ただ、お客に日本人は意外と少ない。よって(笑)客も拍手のタイミングがいい。ソロの善し悪しというか盛り上がりへの反応が、音楽の一部になっていると言えば言い過ぎか。
 さらに音がいい。PAと生音の混じり具合が丁度良く、高音から低音へとバランス良く聞こえる。たいてい小さなライブハウスでは、ドラムの生音に合わせてピアノとかリード楽器のマイクの音量をブーストしすぎて、逆に生音の持ち味が損なわれるところ。このあたりが、さ・す・が。
 おそらく、新作アルバムのラインナップだったのだろう。ハレルのsoft&lyricalな部分を楽しむことができたのだ。

2001年6月20日(水)
Woodbury Common
World Yacht Dinner Cruise
ンハッタンの夜景を撮ろうと思ってもこの手ぶれ写真が限界。たとえ三脚を使っても。そうボートが揺れているから。
 ボートはハドソンリバーのコンベンションセンター前を7時に出発してウェストエンド〜バッテリーパーク沿岸を南下してイーストリバーはクイーズボロブリッジあたりでUターン。
 今はサマータイムなので日没は8時過ぎ。だから夕闇に包まれるのはイーストリバー側のピア17あたりに来たときになる。

さて、メニューの方はというと、アペリティフに"Lobster Bisque"とある。わからないけど注文。メインはフィレステーキ。ビールはサミュエル・アダムス。ワインは、確かカリフォルニアのメルロー。全て旨い。特にロブスター・ビスクは最高。ロブスターの身と「ミソ」が入ったトマト味のポタージュ。ディナーは出航後しばらくしてはじまるが、アペリティフの後、やはり景色を見たい人のために、メインまでは結構時間が空く。仮にゲストが席にいなくてもステーキは運ばれるので、忘れていると冷めた食事になってしまうので注意。(笑)
は、だんごより花というか、貧乏性なのか、アペリティフの後すぐにデッキに。DOの面々も思い思いに撮影にいそしんでいる。フランセの団体はさすが、暗がりになって初めてグラスワインを片手にゆったりとでてくる。照れくさそうな日本人の老夫婦が代わり代わりに写真を撮っていたので、ペアで写してあげた。
 船内のバンドは、淡々とヒットメドレーをやっているが、全然いかしてないので、聴いている人はいない。(笑)男同士の団体でも、たっぷり3時間、ベタな景色を楽しめて大満足。カップルならなおさら。これで70ドルはおすすめ。ツアーのオプションに申し込むと130ドルにもなるが、直接チケットを買ってもかまわない。ただチケット売り場周辺は夜交通量が減るので、帰りのタクシーにちょっと苦労するかも。


2001年6月21日(木)
Metropolitan Museum of Art
1000 Fifth Avenue at 82nd Street,(212)535-7710

 さぁてと。どこを責めようか。どうせ全部は見きれないんだし。おし。エジプト美術、日本美術、韓国美術、中国美術、イスラム美術、メソポタミア美術と責めて、最後はやっぱりゴッホの糸杉の前で3分間瞑想して、ゴーギャン、ピカソだ。おっとこんな人目につかないところで小さな企画展やってるじゃん。ん。タイトルはHe Looks at You.自画像ばかり集めたやつだ。こういうのは美術初心者に嬉しい。しめて1時間30分だ。足痛て。MOMAの星月夜は次回だ!ダリも見つけられなかったが、あったのかな?


Whitney Museum of American A
rt:"Mies in America"
945 Madison Avenue at 75 th Street,(212)570-3600

 実は予定にいれていなかったホイットニー。Lexinton Av.のメトロに向かう途中にものすごいどしゃぶりにあって、美術館で雨宿りをきどったのさ。
 バウハウスのディレクターであった"Ludwig Mies van der Rohe"の回顧展だ。"Mies in Berlin"というのがMOMAでやられているというのを知ったのは帰国後でした。後悔。
 NYでは、Four Seasons とかで著名なPhilip Johnsonと一緒にThe Seagram Building(375 Park Avenue)をデザインしたんだ。ルーブル美術館の"ピラミッド"で有名なI.M.Peiもこの人には影響を受けたと語っている。


Harlem:125 st
「ハーレムなんて行っちゃっていいの?」というBRUTUSのNY特集が頭から離れず、8年前の屈辱をはらすべく、ほんの少しのフリータイムをいただいて、冒険タイム。Harlemに突入。harlem2
 ホイットニーの前からタクシーで思い切り北上。125st&Madison Av.で下車。まずは念を入れカメラをしまい込み、リュックのチャックを占め、キョロキョロせず、スタスタと125stを西に向かって歩く。確かにMidtownでは見られない、ピュアな人種構成。お、ずだ袋を下げ、すすけた野球帽をかぶった老人がにらんでるぞ。
 待ち合わせに間に合わせるためにはタクシーに乗らなくては行けないな。あ、イエローキャブだ。ほっ。
 あの遠くにかすんで見えるのはApollo Theaterではないか。なにやら穏やかで明るい町並みになってきた・・・。そろそろ、カメラを出してとってもいいかな?
えました。いや、笑ってはアフロ・アメリカンの人たちに失礼だ。でも、"125st is business improved district"だって書いてあるんだぜ。8年前には大枚100$たたいて、窓に編みが張ってあるグレーの護送車みたいなバスに乗って50$程度のアマチュア・ナイト見に行って、記念写真だってたった1枚しかとらせてもらえなかった街が、だよ。
 それが今ではStarbucks Coffee,Kentuky Fried Chiken,Burgur King,McDonald,HMV, おまけにDisney Store in Harlemだぜ!harlem1
 お。何か話しかけてくる奴が居る!やべ。逃げるか。"Hey! Take me your cigarette!"ん?そうか、やるよ。"Would you get on my friend?"みたいなことを言っているぞ。悪いけど君と友達になる時間はない。
 ジュリアーニ市長の任期は来年いっぱいだけど、本当にこのまま安全な街であり続けることを願いたいものだ。たったの15分の散歩だったけれど、もっとも印象に残った散歩。時間があと15分欲しかった。


・・・と、そこまで書いて、ちょっと待てよ。 そう言えば、ビジネス・インプルーブド・ディストリクトって略すとBID。どっかで聞いたことあるなあと思ったら。うーん。不覚。
BIDとは非営利団体で、たいていのBIDのミッションは、我が町を住み良く、投資されやすくしようというものだ。地区内の不動産オーナーおよび住人(これが1年1ドル!)が資金を拠出し、代表の協議会が事業の決定をする。
 NYは有名なタイムズスクエアBIDやヴィレッジ、リンカーンスクエア、サウスエンドのウォール街周辺など、なんと40程のBIDがある。125stBIDもそのうちの一つで、たいていは95、6年から活動をスタートさせている。
 もっとも情報が充実しているタイムズスクエアのBIDホームページによれば、自警団や観光ガイド、軽犯罪者の雇用による清掃活動(落書き消しや道路磨き!)、ホームレスへの職業あっせんなど様々な活動をしているが、もっとも顕著なのは、ポルノショップの締め出しだ。
 学校・礼拝所・他のポルノショップから500フィート以内にあるものは、不法ということに決めちゃって、凄い成果を上げている。おかげで「XXX」と黄色地に赤の看板がひしめいていた42ndストリートはすっかり、家族で散歩もOKの通りになってしまっていたのだ。確かにすっかり風景は変わっていたね。
 で、
125stでは、ここ数年やはり警備強化と再開発が進み、典型的な例ではHARLEM USAなる複合施設〜シネコン・フィットネス・ディズニーストア・Old Navy(GAPの系列)・HMV〜が建てられ、多くの雇用を生み出した。125stBIDは、もちろんその再開発にも出資しているが、この組織を包括して、ハーレムやワシントン・ハイツなど、従来、無職あるいは低所得者層に属する黒人たちの居住区を改善しようという、アッパーマンハッタン・エンパワーメント・ゾーンなる非営利組織があり、住人達のベンチャーやスモールビジネスを応援している。アメリカでは、DMA(ディストリクト・マネジメント・アソシエーション)と呼ばれる、NPOの一種だ。
 さてさて、そこまで知ると、日本のTMO(タウン・マネジメント・オーガニゼーション)は、ここらあたりをモデルにしているな、とたいてい誰でも気づく。ところが、これがガワは似てても、権限移譲が全くだし、(従って財政も)だから、せいぜいが「空き店舗対策」だとか「屋台村」なんて、商店街生き残りと何が違うの?みたいな話しに陥ってしまっているわけだ。しかし財源だけで比べてはいけない。
 街を自分たちはもちろん、
外の人にも気持ちよく訪れて欲しいという情熱が欠落しているんだ。

▲Michael Jordan The Steak House
 再び登場。今度もIceberg Salad をアペリティフに。オリーブオイルとバルサミコをじゃばじゃばかけて食らいつく。メインのサーロインステーキサラダは、うーん。上質の牛のタタキだ。しまった。これでは夜、腹が減ってしまう。クラプトンがあるからビールは控えめに。


Madison Square Garden:Eric Clapton World Tour/01
33rd Street and Seventh Avenue,Manhattan,(212)465-6741

"Two musicians battle within Eric Clapton,who has hinted that this may be his last tour.One is a guitarist and singer who has learned the despair and the fire of the deep blues;the other is the Grammy Award-
winning,easy-listening ballad crooner."
~Pareles,THE NEW YORK TIMES,June 22,'01

 マジソンスクエアガーデンは有名なNYの最大の屋内ホール。かのLED ZEPPELIN"狂熱のライブ"の舞台にもなったところ。地下はグランドセントラルステーションと並ぶ拠点駅「ペン・ステーション」(NYの上野駅 by akiller)。アプローチはグランドセントラルから30$も払ってリムジン(違法5人乗り)だ!
 びくびくとレコーディングMDウォークマン持参の私。おとといの晩、エンパイアステートビルで金属探知器を通されたし、なにかと物騒なNYの事。取り上げられることも十分覚悟して行ったわけで、当然カメラなど持ち込む余裕などない。ところがこれももう一方のNYの顔。持ち物チェックはなし!しまった!映像も記録できたのだが時すでに遅し。仕方なく座る席は舞台上手のスタンド。肉眼で十分見える距離!
 正統派のあなたは真っ正面から観たいでしょうが、Steve Gaddもチェックしたい私には申し分がない。

席から漂うプゥーンとマリファナの香りの中、Opening ActのDoyle Bramhall II & Smokestack登場!
リズムセクションは期待通り、シャープ&ヘヴィ。右利き用のストラトをレフティで構えるテキサスDoyleのフレーズと歌声にJimiがフラッシュバックしたよ。彼のステディSusannahはセクシィにコーラス&タンバリン担当で私好みのラテン系ハーフ。関係ないけど。(笑)
 Doyle Bramhall llは、シンデレラ・ボーイと言っていいかな。"Riding with the King"では主要な曲の作曲はもとより彼のギタープレイもフューチャーされているし、ニューアルバムの"Reptile"でもブルースからキャッチーな曲まで半数以上にクレジットされていて、かつてのクラプトンの盟友Robert Cray以上の信頼ぶり。っていうかAndy Fairweather Low は焼き餅焼かないのかしらん。
 現在シングルヒット中の"Green Light Girl"で、まだ若干まばらなマジソンスクエアの客をがちっと乗らせて、Smokestackは約30分の演奏をクールに決めて退場。『クラプトンのコンサート運びはだいたい想像はついているし、「旬」のDoyleを観られたのが収穫収穫。』てのがここらあたりの正直な感想。
 と・こ・ろ・が、クラプトン登場でそんな安易な感想はNYの夜空へ飛んでいったね。
喉ならしの1曲目"Got You On My Mind",インストの2曲目"Reptile"あたりはいつもの雰囲気だったが、その何曲か後の、グラミーアワーデッド"Change the World"あたりから、ぐぐっとクラプトンのボーカルとギターに気合いがみなぎってくる。「いいじいりすにんぐ」とは言わせないもんね。あの演奏は。そう、Budokanと比べものにならない、迫力。

れと敢えてふれたいのが、お客。本場モノホンのスタンディング・オベーションを見たね。おっとここで、意味のわからないお方にちらりと解説:
 曲がはじまる
 →歓声をとばす。まだ立ってはいけない。
 →1stコーラスが終わり、クラプトンがソロを弾く。ここで燃えたらちょっと腰が浮いたり首をふってしまったりする。
 →クラプトンのソロが終わったら拍手。
 →ビリー・ブレストンがゴリゴリのヒッティング。大歓声でリスペクトの拍手。→ラストコーラスが終わり、エンディング。
 →ここで「感動したなら」他の人と時間差だって気にせず、立つ!両手を上に上げて拍手してもよし。指笛ならしまくってもよし。とにかく演奏に讃辞を送る。
 →そして、後ろの車椅子のお客さんに気をつかいつつ、座る。

 このお客の反応が「おじさん」を燃えさせるわけよ。客がライブを作るたあ、このことなのさ。とにかく最初から総立ちになって騒いでりゃあアーチストが喜ぶと思っている君!!わかる?
 おっとついでにビリー・ブレストン(org)とは、かの有名なビートルズ"Let It Be"セッションでオルガンを弾いていた黒人のセッションミュージシャンね。参考までに。

イブのほうは、そう、まさにNew York Timesの記者が指摘するとおり、ブルースとおなじみのヒット曲を織り交ぜて、ほとんどNO-MCで"River of tears","Cocaine","Wonderful Tonight","Hoocie Coocie Man"と立て続けに進む。そしてエレキバージョンの"Layla"で、紳士的なNYのお客も総立ち狂乱で終了!

 さて、アンコール。"Sunshine of Your Love"は、まあ、お約束として、最後が泣けた。
それは、映画「オズの魔法使-The Wizard of OZ」の主題歌、ジュディ・ガーランドが歌った「虹の彼方に-Over the Rainbow」アコースティックバージョンだ。
 泣けたというのは、もちろん楽曲の良さ、もあるけれど、ジュディ・ガーランド(1925-1969)は実はマリア・カラスやバーブラ・ストライザンドと並ぶゲイのカリスマ・スターでもあり、54丁目あたりのクラブで夜毎ダンスとドラッグに明け暮れた人だった。
 もちろん作曲者のハロルド・アーレンは、ニューヨークの北にあるバッファローで生まれ、ニューヨークに出てハーレムのコットン・クラブでピアノを弾くなどするうちに作曲家として頭角を現し、やがてハリウッドに進出し『オズの魔法使い』『チャンスをつかめ』『スタア誕生』などでアメリカを代表する大作曲家となった人。 そう、2人とも、NYが生んだヒロイン・ヒーローな訳。
 し・か・も、折しもこの週末には、世界最大のゲイ・レズビアンのパレード、Gay Pride Marchがあるという偶然! そんな、粋なはからいのクラプトンに感謝しつつ、会場を去った私たち。回りに歩くコンサートの客たちは老いも若きも口々に"Somewhere ,Over the Rainbow ,the Sky is Blue♪~”と口ずさんでいましたとさ。

*1999年JAPANツアーで何を感じたか?(なんだか、ほとんどかわんねえなぁ)

Eric Clapton World Tour/01
Live at Madison Square Garden in New York
Thu.,June 21,'01

[opening act~Doyle Bramhall II &Smokestack]
01.Soul Shaker
02.Helpless Man
03.Smokestack
04.?(instrumental)
05.Green Light Girl
[Eric Clapton]
01.Key to The Highway
02.Reptile
03.Got You on My Mind
04.Tears in Heaven
05.Bell Bottom Blues
06.Change The World
07.My Father's Eyes
08.River of Tears
09.Going Down Slow
10.She's Gone
11.I Want A Little Girl
12.Travelin' Light
13.Hoochie Coochie Man
14.Have You Ever Loved A Woman
15.Cocaine
16.Wonderful Tonight
17.Layla
~encore~
01.Sunshine of Your Love
02.Over The Rainbow
[band]
Eric Clapton(vo,acg,eg)/Andy Fairweather Low(vo,acg,eg)/Nethan East(vo,b)/Billy Breston(org)
David Sancious(key)/Steve Gadd(ds)