STEP2 コード譜

演奏に入る前に、Harmony Playerで弾き語りをする際に用いる楽譜
について簡単に見てみることにしましょう

上例のように、音符が書かれているわけではなく、歌詞が書かれていて
歌詞の上方にアルファベット数字で構成された文字列(上例では赤字)が書かれている
このような楽譜をコード譜と呼びます

そして、歌詞は当然歌詞ですが、このアルファベットや数字で書かれたものを
コードと言い、これが音楽を演奏する為の和音を指示しています

弾き語りを行う皆さんが演奏中に見ることになるのは
この「歌詞」と「コード」の2つです
そして、Harmony Playerは、このコードの演奏を支援するように作られているわけです
実際の演奏を行う場合には、上例の赤い○で囲んだ部分のように
歌詞のタイミングに合わせてコードを演奏するようにします
最初ですと、Amazingの「m」の文字の上にコードが書かれていますから
アメイジングの「メ」の部分でコードの演奏を開始します
そして、次のコードに変わるまでの間はずっと同じコードが続きます
上例ではピンクの矢印と文字で「この間ずっとCコードで演奏」と書いてあるように
曲が次のコードが書いてある部分に行くまでは
ずっと同じコードで演奏を行い、次のコード(上例ではG)が出てきたら
そこで次のコードへチェンジするわけです
実際に演奏してみることにしましょう
上例にキーボードのどのキーを押せばよいのかを書き込んであります
Cというコードの部分では、テンキーが使える人ならばテンキーの0
テンキーが使えない人ならば、かなキーの「も」のキーを押します
実際に押してみてください
音がでましたね?

次にGというコードです
テンキーでは「4」かなキーでは「な」を押します
さっきとは組み合わせの違う音がでましたね

続いて同じCコードとGコードが出てきた後に「G7」と書いたコードが登場します
この場合、テンキーでは「4」、かなキーでは「な」を押すのですが
その時に、左手で「X」(かなでいう”さ”)のキーを押しながら
「4」または「な」のキーを押すようにします


また少し違った組み合わせの音がでましたね

このように、書いてあるコードに合わせて対応したキーを入力することで
伴奏に必要な和音を覚えなくても自動的に奏でてくれるわけです
あとは、キーを押すときに曲に合わせてリズムをつけて押せば
リズムをもった伴奏ができるようになります
演奏するリズムに決まりなんてありません
しかし、あまり細かいリズムで演奏しようとすると
ツールの性質上変な演奏になってしまうので
その辺りは皆さんの感性で調節してみて下さい

実際にやってみよう!

それでは、上で出てきた「Amazing Grace」を実際に弾き語ってみましょう
幾度か繰り返してやってみると、すぐに慣れます
それなりにスムーズに演奏できたかな〜?って思ったら
次のステップへ進みましょう