第1回 | 「クラブ日蝕」の専属歌手沢田研二は表向きは歌手、裏では高級コールボーイをやって 生計をたてている青年である。 そんな彼は二つの秘密を抱えていた。一つはグリオプラズトマという脳の病気を患っており いつ気が狂って死ぬかわからない身体であること。あと一つはあと187日で時効を迎える 希代の怪事件「三億円事件」の犯人であるという事である。 そんな彼の回りに付きまとう影。ある日沢田は、自分をつけていた昔のバイト先の社長 沢田が気になる藤達也はモ−ホ−的なモーションで迫るがあえなく撃沈。加速する設定。 |
第2回 | いつものように日蝕で歌っているところに元雇い主の尾崎(豊ではなく紀代彦)が よっぱらって登場。沢田につっかかりひとすらクダを巻き続ける。 谷口世津のシャッグス並の「ひなげしの花」は衝撃的。沢田は森進一のモノマネ等を 「最初の連続企業脅迫とその後の脅迫&三億円事件、この二つの犯行は別の人間が行ったもの」 そんなこんなで若山はバイク屋荒木一郎にも迫る。 荒木も三億円犯人は沢田ではないかと疑っていたのだった… |
第3回 | 自分の病状のヒドさを自覚しはじめた沢田はカルテにかかれていた文字の正体を 探り始める。手始めに沢田は医者の金田龍之介をカレーうどんで拷問して真実を聞き出す。 そして「あと半年、長くて1年」の命を宣告される。 電車(しかもセット)の中で「俺、もう死ぬんだ」と女子高生やら客やらをシバきまくり 力いっぱいむなしくなった沢田は以前自分を買った事のある那智わたるに再度買われに 「何億あっても買えないものがある……人の気持ちと命」とつぶやき数十万円相当の金を そんな暴力重視の沢田にも入院中の妹三木聖子には甘く、「もう死にたい」とぬかす聖子にも そんな彼を付け回してる影の正体は……… |
第4回 | 若山は勝手に沢田の部屋を荒らして金の在り処を探ろうとするが失敗。 ナイフでモンタージュ写真を突き刺すというスト−カ−まがいの嫌がらせを して立ち去る。 三木聖子が一時退院の為、看護婦の篠ヒロコとともに家にいた。 「家を荒らしたのは自分」と喧嘩を売ってくる若山に沢田は「状況証拠をだせ」 皆が帰ったあと沢田は車イスから万札を引きずり出し |
第5回 | 色仕掛けでトリコにしたヒロコとの関係に気付きつつある聖子。さらに突然引っ越してきた 紙芝居屋のオヤジもその関係を覗いていた。緊迫する人間関係。 一方荒木のところでは道代にようやく子供が出来たと喜びに溢れていた。 店の権利書を渡せと迫るオカマヤクザ伊東四郎。長髪の感じがてんぷくトリオの時と同じ。 一方クラブ日蝕では、車椅子から出ていた一枚の万札(ナンバ−が控えられている札)を |
第6回 | 伊東は荒木への取り立てを強化。追い詰められた荒木は敗者復活戦を望むが マージャンは弱いのかバクチに向いてないのか撃沈。逃げをうとうとする荒木は 沢田が三億円犯人である事をチクる。 三木聖子に拷問を加えて口を割らせようとする伊東。 「死ぬのは怖いか?」ビビる伊東。止めに入った達也。 「そんなにして守りたいものって何だ?金か?三億円か?」と叫ぶ達也。 この時点でとうとう脚本が原作を追いこしてしまい |
第7回 | 足の悪い三木聖子の手術が出来るというドイツの医師が登場。金に細かいので 前金でキッチリ払わないと手術しないとのこと。金額は200万。 自宅の鏡の裏に隠した三億円を持ち出して現実から逃避する自分を夢想する沢田。 7年前、三億円を強奪する計画をたて、それを実行した自分の過去を思い出していた。 一方伊東は藤達也を呼び出して金をゆする。一体どこまで事実を知っているのか 伊東四郎は隠しもっていたドスで一気に刺し殺された………… |
第8回 | 前回ドスで刺し殺した伊東四郎をコンクリで重しをつけてセットの海に沈めた藤達也は 病状の本当の所を沢田に問いただすが、もはや沢田からは死への恐怖はなくなっていた。 モーホーのテーマが流れて気持が切なくなる藤達也。 一方200万の金を藤達也に借りようとした沢田を妨害しようとする若山は手始めに 白バイにのったバイカー姿の若山…ちょっとカッコいいかも。 とうとう追い詰められた沢田は……… |
第9回 | 「とうとう沢田を追い込んだので今日逮捕する」と意気まく若山先生。 沢田は隠していた金を帽子に詰めカケに出た。 病院へいくとそこには若山が変装して隣のベッドに寝ていた。 ヤバイと感じた沢田は「金は出来なかった」と誤魔化すが、 そこに警察幹部を強請って出所した藤が金を持ってきて一件落着。 |
第10回 | で、カックリ来た若山先生は荒木をそそのかして三木聖子を誘拐して金を出させる手段にでる。
オカマヤクザ伊東四郎亡きあと登場したのは岸部修三と高田光泰のコミカルヤクザであった。 誘拐作戦を実行するも沢田は安田道代を逆誘拐して対抗。彼等の作戦は失敗した。 |
第11回 | 8月15日。敗戦記念日「誰なんだ、俺の青春を盗ったやつは…?」
一時気を取り直した沢田は犯人探しを始める。 |
第12回 | 間一髪のところで助かった篠ヒロコは強奪犯人ではなく、実は安田道代こそが犯人であった ことが判明。追い詰める沢田。拷問の末、金は流しの下に隠してある事は突き止めたものの 安田は死ぬ寸前の重症。 しかも家には若山先生が居座ってる。なおも口封じの為病院に乗り込んで迄道代を殺そうと そこで荒木を呼び出して、手薄な家に忍び込み三億円奪還を計ろうとするが若山先生に ところが最後に沢田はひとりで金を持って逃走する。 |
第13回 | モップスの「たどりついたら何時も雨ふり」を聞きながら逃走し、密入国手配師の中国人 細川俊之のもとに転がりこむ沢田。しばらく簡易ホテルに身を隠すが警察が来たので 突発的に逃亡。ケガと風邪で熱を出す沢田。 そんな彼を助けたのはダルマ船に住んでた知恵遅れの関根世津子であった。 どうにか出国時間まで寝かせてもらうが病気が悪化し、沢田はとうとう記憶喪失に…… 以外と近所に潜伏している事に気付いた藤達也は細川をしばき上げて居所を吐かせようとするが |
第14回 | 沢田は自分の名前すらすっかり忘れていた。そんな彼も何かは知らんが用事がある事だけは 思い出して関根と外へ出かけるが族のバイクに因縁つけられる羽目に陥る。 関根ははね飛ばされて、沢田は族に連れていかれた。 翌朝アパートに兄の細川が登場。細川は沢田を騙して関根のダルマ船に隠した金を強奪する事を 一方関根殺しの参考人として呼ばれた藤達也は族狩りにひっかかって連行される沢田を |
第15回 | 沢田の身元引き受け人として藤達也は沢田を連れ帰るが、医者に見せた所、沢田は完全に 記憶喪失になっていた。荒木は隙をみて沢田を連れ出す。病院に連れていったり、 実家に連れていったりしても何も思い出さない沢田。 業を煮やした荒木は沢田をデパートの「三億円事件展」に連れて行く。 「動機は何だ!金か?銭か??」サンドバッグの様にタコ殴りにされている |
第16回 | 記憶を取り戻した沢田は関根のダルマ船に向かうが金は盗られていた。細川の元を訪れる沢田。 再度金を強奪するが、その足で何者かに金を奪われて倉庫に監禁される。 金は藤達也がヤバい札を照合するために強奪したのだが、悪い事にヤバイ札が無くなっていた。 乱闘の末、再度藤達也が細川をドスで刺殺。 とうとう鼻血が出まくるようになりいよいよ病気もヒートアップ! |
第17回 |
最終回 |