野外企画レポ 準備編@

■野外ライブ企画をやろうとしたきっかけ■

去年1年間、福島市で広めの練習スタジオでライブができるところがあったので、 スタジオライブを企画していた。企画の主旨は「やるほうもみるほうも、安く」 というのがまずあって、通常、ライブハウスの企画だとどうしてもチケットノルマ があるし、チケット+ドリンク代だとそんなに安い金額でもない。
特にパンクに興味を持ち始めた学生さんとかには尚更きついだろう。。。 そんな人が500円で気軽に足を運んでくれればいいな、と思いやり始めた。

収容人数制限もあり、赤字を無くすこともできないが、それでも普段のライブよりは 演奏者側の負担も少なく済んだ。

もちろんライブハウスでのライブも嫌いなわけではないので、ライブハウスでもやり ながら、財布にやさしいスタジオでもやれれば、バンドとしてもいいかなと思った。

しかし、、、例えばメキシコからバンドが来た時とかは平日なのにけっこうな人が 入ったけど、他の企画の時はそれほどの(想像していたほどの)動員でもなかった。 自分のイメージとしては高校生とかがチャリンコで友達と目をギラギラさせて来てく れればな〜と思ってた。着てるTシャツとかRANCIDとかで(笑)。

SPITFAST!のメンバーも、駅前や高校前とかでチラシまきしてくれたし、チラシも興 味持ってもらえるよう、各バンドの解説を載せたり工夫した。
とりあえず経済的には問題無いから、続けて行けばどうにかなるか、と思ってた。 しかし、、、スタジオが改装し、値上げしてしまった。
まだまだライブハウスに比べれば安いのだが、、、500円という形でやろうとする とちょっとバンド側への負担が大きくなってくる。

完全に「もうやらない」とは思ってないが、ちょっと腰が重くなってしまった。

福島市へ行き来してると、「街なか広場」という市が市民活動に提供してるスペース が駅前ど真ん中にあり、しかもバンドとかもライブをやってたりしてる、という情報 を得た。

調べてみると、申請すれば無料で使え、電気、トイレ、水道も提供してもらえる。

他にはフリーマーケットやフラワーフェス、アマチュアプロレスやBMX、スケボーイ ベントなどに使われてるようだ。

問い合わせてみていろいろ聞いた。

一番気になったのは、バンド演奏時の騒音問題だった。
しかし使用目的を「バンドコンサートです」というとあっさりOK。 あまりにも簡単に言われたので、こちらが不安になってしまい、音量とか大丈夫です かとかいろいろ聞いてし まった。
「時間も音量も、節度をもってやってもらえれば良いです」との、、、なんか抽象的 な答(笑)。

我々の持ち込むのは大規模PAシステムでは無いから、そんなに爆音にはならないだ ろうし、夜も早めに終わるつもりだったし(広場の使用は9時までOKだが春先だし寒 いだろうと思い)、、、そう言えば年末に見たブラスバンドみたいなの?も音楽的に は違えど大勢だし けっこうな音量だしあのぐらいかな?と思い、じゃあいいのかな、と遂に行動へ。



FIDO'S BRUNCH Satosick13

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