エルグランド サイドブレーキ調整
ＭＨＯ ＥＮＧＩＮＥＥＲＩＮＧ
日産 エルグランドのサイドブレーキ調整です。
サイドブレーキはリヤのドラムをワイヤーを介して効かせています。
なので、サイドブレーキを強くするためには
ワイヤーを強く張ってやるか、ブレーキドラムのブレーキシューを
少し広げてやるかの作業になります。
サイドブレーキの調整は一般的にはブレーキドラムのシューを広げる方法で行います。
エルグランドのサイドブレーキ調整は
ホイールシリンダーの下にあるギザギザのカムを動かしてやると
シューが広がってサイドブレーキが強くなります。
ギザギザのカムはマイナスのドライバーで回してやります。
一方向にしか回りません。
カムを回しすぎてシューが広がりすぎると、ブレーキドラムがはまらなくなりますので、
ブレーキドラムをはめた状態で、裏からメクラ蓋を取って回します。
ブレーキドラムのバックプレートを後ろから見ると
ブレーキパイプの下に楕円のゴム蓋があります。
これを外してやります。
ぽこっと。
そして、ブレーキドラムをはめた状態でドラムを回しながら
この蓋を外した隙間から先ほどのカムを回します。
ドラムを回しながらカムを回すと
どんどんドラムが重くなります。
手で回せる範囲までカムを回せばOK。
もし手で回らないほどシューを広げてしまったら
ブレーキが引きずってしまうので注意が必要です。
このように裏からマイナスドライバーを使って
カムを回します。
コツがいりますがエルグランドはさほど難しくありません。
以上エルグランドのサイドブレーキ調整でした。
もっと固くしたい人は、サイドブレーキペダルにつながっているワイヤーを
１０ｍｍのネジを使って締めこんでいきましょう。
エルグランドは両方やらないとカチッと効くようになりません。
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３６５日更新爆笑整備サイト「MHO ENGINEERING」より車種別として
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