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抱腹絶倒
ノンフィクションコラム
第2夜
JohnnyGuitar
KimKimの
「おしょう伝説」
Vol.2
伝説の早業
(はやわざ)
おしょうが泊まりに来た。
シラフだった。
頭かきかき。
「木村〜っ なにしてますのん。」
危険度ゼロ。
二人は大好きなプロレスビデオ観戦を楽しんだ。
「アントニオ猪木VSアクラム・ペールワン」
日本広しと言えど、この夜この試合を観て盛り上がっているのは僕達くらいだろう。
こんな20年以上前の試合を。
そうこうするうち、平和な夜は過ぎ、二人は眠ってしまった。
朝方、腹痛と供に僕は目を覚ました。
ちょっと冷えたらしい。
午前5時頃だろうか。
おしょうは口を開けて眠っている。
なるべく音を立てぬよう、そっと起き上がり、トイレで用を済ませた僕は、部屋に戻ってガク然とした!