長い長い歩みを振り返ります

2003年
グループの出来事
世相など
1/12--MAD LIVE ACAPPELLA presents Live112--
久々に新曲(新古曲?)を用意しました。戸田のボーカリストとしての違う面をご覧頂けたでしょうか(ちょっと力が入り過ぎたみたいですが)。たけうちの語りも新境地を開拓、というかどんどん元の曲から脱線していく傾向は誰かが歯止めをかけてくれないものでしょうか(もしBoyz II Menの耳に入ったらどうしよう)。残間の倒れ方もそろそろ危険なラインにまで達しようとしています(あの音にはヒヤっとしました)。YuのMCも新興宗教の集会にいるようだったし、小山は「亜麻色の〜♪」と歌い出すし、しんごはどんなに暑くてもグラサンを外さない頑固者。このように年初から波乱含みのライブでした。
2/9--Voice Sansation!〜楽器のない音楽会〜#4--
この日の一番の見所は、Q.T.HONEYのステージにあったと言っても過言ではないでしょう。香港の直後にステージに上がったQ.T.はMCで「(腕を突き上げて)FREEDOM!〜♪」だの「夢を見ました。。」だのと香港のステージをネタに大きな笑いを取っていました。ネタにされた本人たちにとってもイヤミに感じるどころかスッゲー嬉しい事件でした。
3/30--ルミネ北千住8Fミニコンサート--
レストラン街の中央に設置されたステージにて2回のステージ。初めての街で通りすがりのお客さんが多いかと思いきや、沢山の香港リスナーにお集まりいただきとても嬉しく心強く感じました。新曲の披露も(ネタのおかげで?)そこそこの反応を頂いたようです。お食事中のみなさん、お騒がせしました。
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4/27--MAD LIVE ACAPPELLA VOL.11--
すっかり最近のメインの活動になっているマッドライブ。イベントのステージとは違ってゆっくりたっぷり香港好運の歌を聴いていただける場として好評頂いています。みなさんの貴重なお金とお時間を頂くその分、演出も含めて思いっきり楽しんでもらえるように工夫しています。今回の登場はゴジラのテーマ曲に乗せてゴジラvs.ザンマの雄叫び対決。ザンマの声が勝利を収めたその瞬間に曲が始まるという演出でした。他にもおやじギャクすれすれの「古いダム」あり、新曲に乗せて教祖残間のゴスペル・タイムあり、といろいろ詰め込んでみましたがいかがだったでしょうか?あとはメンバー各自の体力アップと全体のメリハリをどうやってつけるかが課題ですかね。

5/17--Good Old Acappella 〜アカペラは最高だ!!〜--
神戸のCASHBOXといえば知る人ぞ知る(知らない人は知らない)アカペラの殿堂である。土日どころか平日の夜も日替わり・週替りで毎日アカペラグループが出演しているという驚異のライブハウス。そこに縁あって出演させていただくことになったわけだ。さて香港好運の遠出といえば大体において集合時にトラブルがつきもの(笑)。しかも今回は東京発7時台前半とかなり早起きを要求される。指定席がまとめて取れなかったため各車両にばらけて乗車したのだが、その割には無事に皆が一緒の列車に搭乗完了。そして寝不足を解消する間もなくあっという間に新幹線は新神戸駅に到着した。ホームに下りて改札に向かうメンバー。「あれ?ひとり足りない。残間さんがいない」。そういえば『(喫煙車を避けて)1号車で寝てるので神戸についたら起こしてね』とさっき携帯にメールが入ってたっけ。。。まずい!だれも起こしに行かなかったので乗り過ごしちゃったか?と緊張感が走ったその時、1m先に見慣れたリーゼント風(又は「なんでんかんでん社長」風)の頭が!何てことはない、残間を見慣れたメンバーでさえダイエット後のスリムなうしろ姿をみて誰も本人とは思わなかったのだった(爆)。気を取り直してとりあえず駅から徒歩10分程度だというCASHBOXへ向かうことに。ところが第2のトラブルが発生。前日から家族サービスを兼ねて神戸入りしているはずの戸田に連絡が取れないのだ。まさか急に仕事が入って東京にとんぼ返りしているか?!と緊張感が走ることはなかったが、とにかく初めての土地でのライブを控えて期待と不安が徐々に膨らんでくる。なにせここは神戸。神戸といえば関西の主要都市。関西といえば日本の笑いの中心地だ。香港は別にお笑いグループでもなんでもないのだが、「戸田のいつものハイテンションなMCはお客さんを満足させるか?」「たけうちの語りは引かれてしまうのではないか?」「教祖残間の魂の叫びは迫害を受けやしないか?」などなどステージングに関する心配は尽きない。そうこうするうちにCASHBOXは出演グループが次々に到着、どのグループも今日のライブへの期待で胸一杯という顔をしている。リハはなごやかに進み、合間にCASHBOX店長さんお奨めの定食屋でのランチ、「ダイナマイトしゃかりきサ〜カス」と「Jack Beat Funky」のみなさんと翌日の京都駅のイベントの打ち合わせなどしているうちにあっという間に本番に突入。香港のステージはご挨拶代わりにまず「ゴジラvs.ザンマ」SEからVirtual Insanityではじまり。戸田のMC(やはりちょぃすべり気味)の後にいつもより大振りのListen to the Music。そして大きな関門End of the Road。「語り」はかなり危険な橋を渡りながらも見事に着地成功?そしてFreedomなどでビックリさせてから最後にお約束のYou can't do thatでコール&レスポンス。最後は「神戸と香港、合体するぜ!(正確な意味は理解不能)」と上手くまとめた。とりあえず神戸初ライブは成功と言えようか?ライブ後はこれまた店長お奨めのお好み焼き屋でたらふくおいしいもの食って幸せな気分で一日を終えた。
CASHBOXの前にてリーダーと残間がポーズを決める
5/18--スーパーハーモニー in 京都駅ビル--
そして神戸から京都へ。関西アカペラジャンボリーでお馴染みの京都駅大階段で行われるイベントへの出演です。前日にお世話になった「しゃかりき」さん「Jack Beat Funky」さんと第一部のアカペラステージを大いに盛り上げてきました。セッションタイムでI feel goodやバンバンバンを一緒に歌うと大階段を埋め尽くすお客さんも大いに吠えてました。どちらもしゃかりきさんのレパートリですが、こういう感じのは香港にも欲しいですね。昨日もそうでしたが、関西のグループが持っているお客さんとのコミュニケーションのとり方は非常に勉強になります。なによりもまず一緒に楽しむことを念頭においている、そのためになにをすればよいかを考えて良く練っている、なおかつそれがアカペラというスタイルと上手く溶け合っている。こんな印象を持ちました。香港も常日頃「お客さんと一体となったステージ」を心がけているつもりですが、やはり本場は違いますねー。この関西2DAYSで大きな刺激を受け、さらにパワーアップしなきゃ!と決意も新たにした香港好運でした。関西のお客さんはみんな温かかったよ!ありがとう!

7/19--中島村いきいきフェスタサマーアイランド--
一年ぶりにやってきました福島県中島村!腫れ男、もとい晴れ男の香港好運出演の野外イベントとしては不本意ながら雨天になってしまいました。しかしアカペラコンテスト「ハモナカ」出場者の熱いステージが続くうちにだんだん雨は上がり、沢山開いていた傘の花も徐々につぼみへ。都合により小山を欠く5人でのステージでしたが昨年よりも立派に大きくなった舞台の上で「なかじまむらへーくりだそーお!」と元気に歌ってきました。コンテスト自体の出場グループは少なかったけど前回出場組を中心にレベルは格段に上がっていて、審査も難航し嬉しい悲鳴をあげていました。桃太郎トマトを育む素晴らしい自然の中で行われる「ハモナカ」。また来年以降も来たいと思わせるイベントですね。帰りはお目当ての白河ラーメン屋(新白河駅前某店)にて「からしタンメン」を食し、大満足で福島を後にしました。
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7/26--[at!]A Cappella Weekend--
「アット!アカペラ、、」と言えば、それにつづく言葉は「カウントダウン」と相場が決まっているようだ。この言葉をリハ含めて3度も口走ってしまったYu。よっぽど今年の年末もイベントの司会をしたいのだとアピールしたかったのか?お天気は先週に引き続き不本意ながら晴れにはなりませんでしたが、何とか雨は食い止めることが出来ました。みなとみらいは圧倒的に第2部(夜の部)の方がお客さんが多いですね。関西からのゲストJack Beat Funkyさんたちともお近づきになれて楽しい一日でした。

8/9--MAD LIVE ACAPPELLA "Definitive"--
晴れ男どころじゃない!!。関東直撃の台風の荒れ狂う中でしたが、共演のsug@r6を見に詰め掛けた大勢のお客さんの温かい拍手に助けられ、乗せられ、爆発した・・・そんなライブでした。このライブから新しい出囃子(SE)を使いました。SEはいつもしんごが前の晩に翌日のライブのことを考えながら出来るだけ旬のネタを元に作っていますが(一夜漬けとも言う)、今やお客さんに香港ワールドにすんなり入っていただくための欠かせない要素になってます。

8/16--Voice Sensation!〜楽器のない音楽会〜#5--
元Amica、V-style、Q.T.Honey、ダイナマイトしゃかりきサ〜カス、そして香港と、いつにも増してバラエティ豊かな顔ぶれとなった今回のボイセン。こんな豪華な面子の中、何故かトリになってしまった香港。トリで歌うことについては、当然プレッシャーも感じるし、こういう長い待ち時間にどこかへマッサージに行ってしまい本番ぎりぎりに戻ってきて他のメンバーをハラハラさせてしまう者もいるなどのドラマも生むわけだ。さてステージは先週も使った「踊る大○○線(大江戸線じゃないよ)」に「魂の〜!」がかぶり、否が応でも(というか無理やりに)お客さんは魂を揺さぶられることになっている。そして希少価値の高い「残間のロックンロール(仮)」でしょっぱなからコール&レスポンスをさせられるお客さん。もう既に何時間も立ったままで疲れているのに良くぞ応えてくださった。本当にお疲れさま。最後の曲の「You can't do that」でも当然のようにコール&レスポンスを始めた残間だったが、「ママッマ、マッマ〜♪」と始めたときは、「おいおい!イベント間違えちゃってるよ(^^;」と誰もが心の奥で思ったに違いない。さすが残間。

09/28--MAD LIVE A CAPPELLA vol.14--
普段のように派手なSEに乗せての登場もなく、いきなり戸田のバラード・ソロで始まるオープニングに意表を突かれたお客さんも多かったに違いない。今回のテーマは「秋に聞きたいバラード集」、、、というわけではなかったんだけど、すっかりおなじみになったしんごのオリジナル「また明日」に加えて、これまたしんごの新曲「Color of the Life」のお披露目もあり、結果的に渋い選曲になったようだ。アンコールで再度登場した際の戸田のMCも何か思うところがあったのかいつになく抑制の利いたものだった。このままアダルト路線を突っ走るのか香港好運?

10/12--The House Jacksライブ(オープニングアクト)--
アメリカからすごい奴らがやってきたさ。ベースは大地を揺るがし、パーカスはキメの度にお客を指差し、ハイテナーはベースがリードの時はベースも歌っちゃう、そんな(どんな?)とんでもない奴らの前座で歌ってきたさ、香港好運。こりゃアダルト路線に方向転換している場合じゃないと思ったさ。いつか「東洋のHouse Jacks」と呼ばれるその日まで、とにかく体作りに励もうと思ったさ。

10/19--アカペラ公園2003前夜祭--
うみねこやと香港好運。「公園」初期から長生きしているバンドふたつが合わさると何が起こるのか?という思いつきが企画の発端となったライブです。初の試みでしたが、大成功のうちに終わることが出来ました。お互いのキャラは全くかぶらないんだけど何故かしっくり来るこの組み合わせ。またいつかどこかで絡みたいものです。そして翌週の「公園」は香港好運としては残念ながら欠席。皆勤賞は途絶えてしまったけど、その「公園」に寄せる思いは前夜祭を通じて伝わりましたでしょうか?

12/21--Angels in Amlux  クリスマス・ホーリーライブ--
トヨタの巨大ショールーム「アムラックス」のイベントに出演しました。オープニングはクリスマスソングの響きに合わせて大きなツリーの立つフロアに人工雪が降ってくるという粋な演出でした。場所柄「ライバル」日産の車のCMに使われているあの曲を歌うことは出来ませんでしたが、3回のステージともに大勢のお客さんの前で楽しく歌わせてもらいました。
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12/23--[アット!]アカペラクリスマスナイト--
「クリスマス・イブ・イブ」の横浜みなとみらいで吠えてきました。

12/30--Voice Sensation! #6 VOCE〜A Cappella Love Songs〜--
CD「VOCE」に参加した4組によるライブイベントに出演しました。最後にはVOCEに収録の「ビューティフル・ネーム」を全員で熱傷!いや、熱唱!リードボーカルがころころ入れ替わるのでリハは大混乱でしたが、これを生で聞くことが出来たお客さんは結構稀少価値高いかもです。

12/31--[アット!]アカペラ・カウントダウン--
香港としては2000年へのカウントダウンを行ったデックス東京ビーチでのイベント以降5年連続のカウントダウンということで、もうすっかり年中行事としてお馴染みになりました。恒例のあったかグッズも「ホカホン」という脱力なネーミングを得、キャラクターには再び小山のにょほほほ笑顔を採用。見てあったかく使ってあったかい逸品になったのではないかと自画自賛しております(もらえなかった人はこちらを見て自作してください)。ステージの方はQ.T.Honey、ChuChuChu Family、V-Styleというキャラの立った面子に囲まれ、爆笑のうちに2004年を迎えることが出来ました!

2002年 / 2004年