γ-GTPについて

血液検査のγ-gtpって何?

人間ドックや健康診断では血液検査もおこないますが、その結果を見てもよくわからない・・・という人は多いでしょう。

まず血液検査で気をつけて欲しいのは「γ-gtp」です。

これは、

・アルコール性肝障害
・肝管ガン
・肝ガン
・急性肝炎

などが潜んでいると数値が高くなります。

さらにγ-gtpはアルコールにとても敏感なので、お酒をよく飲んでいるという人もこの数値が高くなりやすいです。

もし診断の結果を見て特に異常がないとわかったとしても、普段からよくお酒を飲むという人は、特にγ-gtpの数値に注意をしましょう。

平均的な数値はいくつ?

アルコール性の肝臓障害の診断で、血液検査というのはすごく重要なのですが、γ-gtpの平均的な数値が分からなければ自分でも注意をしようがありませんよね。

もちろん検査は、1つの項目だけを注意するのではなくて、他の項目とも合わせて確認することが大切です。

さてγ-gtpの数値だけが高いという場合ですが、「アルコール」が関係をしている場合が多いです。

再検査となって禁酒をして、それで数値が正常に戻るようなら問題はないでしょう。

そこでγ-gtpの平均的な数値ですが男性と女性で異なります。

・男性が50IU/l以下
・女性が30IU/l以下

となっています。

この数値が低ければ低い程、肝臓に負担がかかっていなく、健康な状態であると言えます。

検査の結果、平均値よりも高く再検査が必要だと言われたのに、

「面倒だ」
「まだ大丈夫だろう」

と思って再検査や治療をせず放置をしておくと、肝臓の機能が低下をしたり症状が悪化してしまいます。

必ず治療を受けるようにしましょう。

γ-gtpが高いのは肝臓が悲鳴をあげている証拠

γ-gtpの数値が高いということは、それだけ肝臓に負担がかかっているということです。

よく肝臓は沈黙の臓器と言われますが、定期的に血液検査をしておけば、症状が現れるよりも前に肝臓の異変に気が付くことができます。

症状として何かしらの異変を感じた時には手遅れになっていることもあるので、人間ドックや健康診断を受けるということはすごく大切なのです。

またγ-gtpだけでなく、GOTやGPTの数値にも注目をすることが大切です。

この2つも

・肝炎
・肝硬変
・肝ガン
・心筋梗塞
・筋肉疾患

が潜んでいると数値が高くなることがあります。

つまり肝臓の異常を早期に発見する方法として、血液検査では

・γ-gtp
・GOT
・GPT

の数値がポイントになります。

肝臓の機能をアップさせよう

γ-gtpの数値が気になるという場合、禁酒をしたり休肝日を作ったりすることも大切なのですが、日頃から肝臓の機能をアップさせる必要もあります。

ただγ-gtpというのはお酒の影響だけでなく、脂っこい物をよく食べるという人も数値が高くなりがちです。

もしお酒もあまり飲んでいないのにγ-gtpの数値が高いという人は、食事内容を見直してみましょう。

そこで積極的にとり入れていきたい成分ですが、

・タウリン
・オルニチン
・EPA、DHA
・スルフォラファン

があります。

タウリンは肝臓の機能をアップさせるものとしてとても有名ですが、EPAやDHA、スルフォラファンも重要な成分です。

ただ「スルフォラファン」は聞きなれない言葉ですので知らないという人も多いでしょう。

スルフォラファンというのは、抗酸化作用や解毒作用、悪酔いを軽減してくれるという働きがあります。

肝臓には解毒機能の役割もありますので、スルフォラファンで解毒を手助けしてあげるということは、肝臓に負担をかけないことに繋がります。

またメタボ予防にも良いので、肝臓の機能アップだけでなく、積極的に取り入れていきたい成分です。

ちなみに食品ですと、ブロッコリーやキャベツ、カリフラワー、ケールなどに多く含まれています。

ベストなのはブロッコリースプラウトですが、食事で補うことが難しいという人もいるでしょう。

そんなときは、効果的に摂取できるサプリメントがオススメです。

 

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