バッハ研究会合唱団の練習帳(第22回)

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バッハ研究会合唱団の練習帳(第22回)

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楽譜について

1番、40番、75番
Carusを使用。

*基本的に Bärenreiter 新バッハ版、出版されていないときは Carus、それもないときは Breitkopf という順に楽譜を使用しています。
一括購入分は売り切れました。練習時に楽譜が必要な方はあらかじめご連絡ください。

対訳情報

1番、40番、54番、75番
damoさんの日本語対訳が「Wandrers Wirtshaus」にあります。

音取りMIDI情報

1番、40番、75番
バッハのMIDI にありますのでご利用ください。

*各パートの音取りMIDI を CD にしてほしいという希望があれば、藤本までご連絡ください。

練習日誌

2004年2月9日(月)

この日の練習はハーモニー練習の後、1番のコラールと合唱、75番の合唱。ピアノはこの後しばらくお休みの河内さんでした。番外編で女声合唱「ほたる」も。

2004年1月31日(土)

2004年1月12日(月)

2003年12月27日(土)歌い納め

今年最後の練習は響きにこだわりました (または、あまりに合わなくてなかなか先へ進めなかった?)。ハーモニーこそ合唱なので、パート内で合わせ、パート間で合わせることに来年もがんまりましょう。1時間後にやっと1番のコラールへ。響きを1音1音確認し、歌詞も付きました。フェルマータが曖昧母音で終わるときには発音に注意。1曲目も各節ごとに歌詞を付けて練習しました。休憩の後は40番全曲 (歌詞付き) と最後の10分で75番1曲目とコラールを歌詞なしで通して歌い納めました。

2003年12月8日(月)

1番のコラールと1曲目を歌詞なしでサラッと通した後 (出だしのソプラノ定旋律はアルトも歌います)、40番へ。40番は24日に備えて歌詞付きでゆっくりと、音程をさらりと確認するはずがいろいろと問題も・・・。出だしのあたりでは歯切れのよい「Dazu ist erschienen」と柔らかい「der Sohn Gottes」が交互に出てきます。特に「der Sohn Gottes」を柔らかいハーモニーで。縦線を揃えて、遅れないこと。バスはやや遅れ気味なので注意。コラール3曲も歌詞を付けて練習しました。3番のコラール最初の「Sünd」「macht」「Leid」は末尾の子音をはっきり。最後は1番の1曲目を歌詞付きで通しました。

2003年11月29日(土)

2003年11月10日(月)

《川本さんより》
練習は1番と40番のみで75番はやりませんでした ちょっと遅刻気味のマエストロ 出掛けに奥様の具合がとポツンとつぶやいて 1番のコラールからはいり 途中128番中止のいきさつなどをはさみながら 練習をすすめました 1番のコラールはいつものことながら ハーモニーを美しくと注意を受けました それからいよいよ問題の40番 今回は歌詞をつけてゆっくりと歌いました 倍の速度で歌ってみると 結構音取りのいいかげんなところが発覚 反省 1番の出だしはレジェロで歯切れよく 14節der Sohn Gottes・・・はレガート 24節2拍目dassからフォルテ 直前のGottesのtesはすてろとはいわないが dassの方を大切に Soloの部分は24日は皆で歌うそうです Tuttiにはいってからはテーマをはっきりと 出をしっかりあとは他のパートをきいて 係留音では音価に注意(51小節ソプラノなど) 51小節バスはフォルテ 54小節アルトはフォルテ 発音関係では erschienenは16分音符はエアでいいそうです (あとででてくる8分音符では巻き舌) shienenは母音日本語のイにならないように der Sohnのderは長母音ディールに近い発音になります あとはコラール3曲を通しておしまい 3番はDie Suend macht Leidでブレス 2小節3拍目まではあえぐように切れ切れに 次からはレガートで一息に対比させて 7小節のアウフタクトからはまた出と同じく切れ切れに 9小節アウフタクトからはレガートで一息 6番8番を通して終了 雨の中かなりの人が集り25人ほど 見学にテノールの真下さんがみえました 2次会は8人ほど 月曜日or雨のせい? めずらしく入口の椅子席になりました 話題は128番中止のいきさつと その穴埋めをどうする?に集中 でもとりあえず40番をなんとかしなくては・・・ というところでお開きになりました

2003年10月25日(土)

バスに浦野さんが決まったというアナウンスがあり。1番、40番、75番を練習しました。1番の1曲目は下3声部でゆっくりと、3度のハーモニー (14小節から15小節へかけてのテナーとバス、16小節終わりのアルトとテナーなど) を合わせる練習に力を入れました。40番はクリスマスイブに演奏するということになり ?、歌詞が付きました。"Easy" と言ったフランクさんは休みだったので、残りのメンバーでがんばりました。注意点は、早口のところでは Gottes の tes はほぼ捨てるとか、Shienen の nen にアクセントを付けない (曖昧母音) など。25小節のアルト、77小節のテナーは休符を意識しないこと (意識すると遅れてきます)。25小節のソプラノとテナーは美しく。18小節のシンコペを意識して。この日の懇親会はまだ開店前なのにさっさと陣取った人、いつもの店が休みだと信じ込んで探し回った人、練習は間に合わなかったものの懇親会には駆けつけた人とさまざまでしたが、求飲力は強し。全員合流できました。

2003年10月13日(月・祝)曇>大雨>快晴

完全5度のハーモニーはまず第1音が発声し、それに完全5度の響きを乗せ、最後に3度のパートが参加します。何度やってもなかなか1度では決まりませんが、ちゃんと確信を持って音を出しましょう。やはり1番のコラールから、1曲目合唱、75番、128番と練習しました。75番は合唱はあくまでも柔らかく歌いますが、オケは堅い符点のリズムで本番での指揮はオケに合わせて髪ふり乱し・・・ということになりそうですが、それに引きずられないこと。ただし、バスの符点のリズムはしっかり。41小節からはだんだん盛り上がった後、52小節の werden でピアノになるように落し、その後は音楽に合わせて盛り上がります。カントゥスフィルムス(cantus firmus:定旋律)のソプラノはしっかり (L ではなくて R でした)。

祝日のこの日午後2時からはいつもの新生教会でソプラノ高橋明日香さんの本業であるリコーダーのトリオ・コンサートが開かれました。曲目はリコーダー2本とチェンバロ、リコーダー2本と表題朗読、チェンバロ独奏など。始まりのころは大雨だったものの会場はいっぱいになり、106番コンビによる息の合ったデュオやソロを堪能できました。聞き逃した方はぜひ次の機会をせがみましょう! ちなみにカウンターテナーの青木さんがステマネ? しっかり働いていました。

2003年10月4日(土)

発声と完全5度のハーモニーから開始。1番のコラール、合唱、40番のコラール、合唱、75番の合唱、コラールを練習しました。歌詞はまだ付いていません。1番のコラール13小節Amenと14小節Amenの間はノンブレスなので注意!14小節のアルトは少し歌いましょう。1番1曲目の下3声の立ち上がりの音の跳躍はレガートで。20小節からのテナー、22小節からのアルトは言葉よりも音を大事にしてしっかりテヌートで歌うこと。100小節のバス、テナー、アルトはソプラノの最高音を引き出すように。40番3曲目のコラール、「Die sund macht Leid」の後はブレス有 (歌詞が罪と苦しみについてなので)。1曲目の Solo パートは団内で歌う可能性があるので各自歌えるようにしておくこと。この日の練習には、アルトの松澤さんが初参加されました。懇親会後に外に出ると小雨がぱらついていてびっくり。

2003年9月8日(月)

まだ暑さの続いている四谷三栄町での練習は久しぶりに2階のレクホールでした。最近はハーモニーの練習から始まることが多くなってきました。最近よくやっているパターンは、I > IV > V > I の和音進行を基準音 > 完全5度 > 完全3度の順に発声して合わせるというもの。ちなみに各パートの進行は次のとおり:

I   IV   V   I
S    1531
A3153
T5315
B1111

この日の練習は1番のコラールから始まり、1曲目の合唱、75番の合唱でした。1番のコラールは Amen と Amen の間でブレスをしないこと。メリスマはレガートで、ぶつ切れにならないこと。バスは5線を越えたら音を抑えること。75番は出だしのオケを聞くとわかるように、符点のリズムをかなり強調する必要があります。ヘミオラ (34-35小節など) を意識すること。この日の練習には四方さんのお嬢さんとその友人がドイツから飛び入り参加されました。

2003年8月30日(土)

練習はやはり1番のコラールから。この日もコラールが中心でした。練習にはマエストロのかつての同級生であるモチヅキさん(バス)が初参加されました。今後も参加しますとのことで歓迎! 練習後の懇親会はビール直行組、たいやき屋経由ビール組、たいやき屋組がいたようです。

2003年8月18日(月)

この日はテナーがソプラノより多く、バスは最初は0で最後は1人、まだ夏休みモードのようでした。練習はやはり1番のコラールから。今回はあくまでも完全5度の響きにこだわるようです。前回コラールの4つめのハーモニー (1小節3拍目) をなぜ合わせずに飛ばしたのか疑問に思っていたのですが、これは短三和音のため。なるほど、長三和音 (このコラールの場合は、F、B♭、C の主要三和音) を完全に響かせるというのが正解でした。完全音程が完全にはまると差音 (または倍音) が聞こえるという例の実験も (成功?)。歌詞はまだついていませんが、フェルマータでは歌詞に合わせて抜いたりすること。1曲目の場合は、原則としてカンマのところでブレス。20小節からのテナーと22小節からのアルトの定旋律 (cantus firmus) は 1 音 1 音はっきりと。26小節1拍目テナーは8分音符の B♭ を引っ掛ける。次に、128番のコラールと1曲目。28小節ソプラノの tr は16分音符を引っ掛ける。次に75番1曲目へ。14小節アルトの tr は5連符 (ミファミレミ)。これ以外の tr はだいたい8分音符の引っ掛けです。最後は75番のコラールは飛ばして、30番のコラール3曲を歌って終わりました。

2003年8月16日(土) 雨

寒い夏で降り続いている雨のせいか、お盆休みのせいか、参加者はやや少なめでした。練習には、ドイツから四方さんのお嬢さん、リスボンからその友達が初参加されました。練習は今日も1番のコラールから。このコラールには時間をかけて、一つ一つのハーモニーを主音-第5音(5度)-第3音(3度)を順番に出して合わせていくという練習を繰り返しました。例えば、最初のハーモニーはソプラノとバスのFが主音、アルトのCが第5音、テナーのAが第3音、次はソプラノとアルトのCが主音、テナーのGが第5音、バスのEが第3音・・・。1曲目の84小節のハーモニーでも、バッハ研の真価が問われるかも?その後は75番の初見大会。今回は solo パートはソリストに歌ってもらうということで、飛ばしました。tr は8分音符を引っ掛けること (25小節ソプラノ、アルトなど)。最後は40番。solo パートはやはり飛ばし。tr は 16分音符を引っ掛けること (28小節ソプラノなど)。残り3曲のコラールをさらりと通して終わりました。

懇親会はいつものお店がお休みで久々に別のお店になりました。マエストロが「コラール」というバッハのコラールを体系的にまとめ、同じコラールや歌詞、譜面などを検索できる?ソフトを開発中とのこと。

2003年7月14日(月)

演奏会後約2ヶ月の夏眠?を経てやっと再開しました。この日は用意した楽譜が足りなくなるほどの盛況。アルトに近藤さん、テノールに伊藤さん、バスには見学のミカミさん、David君が初参加されました。練習は1番のコラールから。次いで1曲目の合唱は案外すんなりと進み、指揮者は今日は全曲通すと宣言! 40番のコラールは 3 曲あり、初めてのコラール?のようでした。このへんから少し怪しくなったところで、40番1曲目でとどめ。これは初見ではなかなか難しい曲でした。40番に入ったとたんに休憩をすることにして、休憩後、75番は楽譜が足りなくなったこともあり、飛ばして 128番へ。このコラールは聞きなれた旋律でした。最後に1曲目を通し、9時少し回ったところでこの日の練習はおしまいとなりました。 21回演奏会の演奏CDと写真CDも用意されました。いつもの懇親会には、かなり多数が残留。月曜日なのに遅くまでにぎやかでした。

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