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BossaNova
ボサ・ノヴァ
レイコのエッセイ「ボサノヴァの秘密」より13行抜粋。

ボサノヴァと言えばよくカフェやホテルなどでかかっている落ち着いた曲です。
さらには、有名なジョビンやジルベルトの話をしたりする。しかし、当の彼等はふんぞりかえってエバッテこう言う。
「僕はジャズは知らない。ボサノヴァも知らない」とアントニオ・カルロス・ジョビン。
「僕はボサノヴァなどやっていない、ただサンバを唄っているのだ」とジョアン・ジルベルト。
つまり、ボサノヴァという音楽ジャンルは実は実態として「ナイ」のである。
本当に不思議な話しなのであるが、「ボサノヴァ」という言葉そのもの、ジャンルそのものはもともとナイのである。
じゃーどこから出てきたか、という話だが、これはもう誰もが知ってる通りジョビンが長い間暖めた曲を、ジルベルトが
独特のバチーダで弾いた「ディサフィナード」という曲に「ボッサノーヴァ♪」と歌う場所が出てきたのがきっかけと言われている。
しかし、作ったジョビン本人は「ボサノヴァって何?」と言ってた。
変人ジルベルトに至っては「僕はサンバをやっているだけ」とムッツリだろう。
ボサノヴァと書いた作詞家はジョビンの友人、モラエスだ。
最初その歌詞に深い意味があるわけではなかったであろうが、こうなるとモラエスがボサノヴァを作った張本人なのか。
いえ、おそらくただ「新しい(ノヴァ)」という雰囲気の意味をもつ「ボサ(曲のジャンル名、セレナーデみたいな)」なのだ。
だから、「新しいもの大好き」な若者やメディアの心を捕らえたのではないかと言われている。

結論、ボサノヴァに決まった形は無いのか?
いや、漠然とはするが「サンバのリズムにのっとったジャズ」という
位置づけぐらいは出来るのではないでしょうか?または「作者によって構築されるブラジルサンバの建造物」でしょうか?
本来は、ボサ・ノヴァとジャズ・サンバは別々の始まりで
・ボサ・ノヴァ音楽創作運動→ジョビン(歌謡作曲家)、モライス(詩人)
・ジャズ・サンバ→メンデス、ワンダレイ 
という図式が成り立つが上で説明したようにサンバが元になっているのは間違いなくひっくるめてもいいとAZは思います。
実際CD購入の際にメーカーサイドも区別できていない場合も多々ありますから。

余談だが、ナラ・レオンや小野リサはジョビンと交友があり
ナラ・レオンなどはボサノヴァのミューズ(女神)とまで言われたらしい。
それでは、その美しい歌声や、サンバのスローリズムをまったりと堪能してください。
参考資料------------------------------------------------------------
レイコのエッセイ「ボサノヴァの秘密」  http://city.hokkai.or.jp/~reico/ensaia03_03_17.html
CD ナラ・レオン 「わたしのボサノヴァ」付属解説
CD  Antonio Carlos Jobim Plays 「THE COMPOSER OF DESAFINADO」付属解説

 ANTONIO CARLOS JOBIM  「The Composer Of Desafinado, Plays」<Brazil>
 アントニオ・カルロス・ジョビン イパネマの娘                   <ブラジル>
 ポリドール株式会社 我が家のお宝のひとつである。
ボサノヴァの産みの親と言っても良いアントニオ・カルロス・ジョビンの曲を集め実際にピアノを弾いているのはアントニオ・カルロス・ジョビン本人というベストアルバムである。なぜ日本名のタイトルがイパネマの娘なのかは謎。
(ディサフィナード演奏では?)(^_^;)
ボサ・ノヴァ入門としてはこれ1枚で十分である。
インストゥルメンタルBossa!真骨頂!登竜門!最高峰!である。
 POCJ-1811
 90-5-25/12Tr
 2,000円(1枚組)
 ANTONIO CARLOS JOBIM  「WAVE」 <Brazil>
 アントニオ・カルロス・ジョビン  「波」    <ブラジル>
 A&M Records
 ポリドール株式会社
国見のTUTAYAにて購入。おなじく家宝。
↑のCDで満足したが満足できず(別の曲が欲しい)、見つけた瞬間即購入。
↓のCDも一緒に購入する。↑のはBESTアルバムでこちらは正規のアルバムである。BESTに入っていない曲が多数入っている。
インストゥルメンタル
 POCM-5052
 98-5-13/10Tr
 1,750円(1枚組)
 ANTONIO CARLOS JOBIM  「TIDE」 <Brazil>
 アントニオ・カルロス・ジョビン  「潮流」 <ブラジル>
 A&M Records
 ポリドール株式会社
国見のTUTAYAにて購入。おなじく家宝。
さすが、ボサノバの産みの親に近い存在ジョビン
もう、黙って買って下さい。
インストゥルメンタル
 POCM-5053
 98-5-13/9Tr
 1,750円(1枚組)
 BOSSA NOVA
 ボサノヴァのすべて
 UNIVERSAL
 ユニバーサル
これは比較的新しいCDです。
新発売の陳列で即買でした。
しかし、AZ的にはこのCDを購入する前から数々のボサノヴァCDをコレクトしていたため、あまり期待に添えない内容でした。
(既に持っている曲が多かった。)
しかし、初心者が購入するには買い集める手間が省けるので良いのでは?
 UICY-9412/3
 04-4-21/22Tr+22Tr
 3,400円(2枚組)
 MONDO BOSSA
 モンド・ボサ
 SonyMusic モンド・ボサ シリーズのひとつである。
これは、ACJ(ジョビン)の次にお気に入りである。
タワーレコードで↑の2枚組購入と同時購入だった。
このモンドシリーズは、通常のボサノヴァと違い非常にアップテンポな曲が多い。かと言って、決してサンバそのものでは無いのだ。
JAZZを取り込んだボサノバなのである。これは、お薦めです。
注:ジャケ買いはしていませんよ(笑)!
 SML 307.3170 CD
 ?
 輸入版
 GETZ / GILBERTO  <Brazil>
 ゲッツ / ジルベルト  <ブラジル>
 ポリドール株式会社 言わずと知れた、ジルのおっちゃんです。
スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト&ACジョビン&アストラッド・ジルベルトすごいメンバーです。娘もいま活躍しているらしいですが・・・ボサノバの歌の面で新規開拓に貢献した方です。
あの、のっぺりとして淡々とした歌い方は まさにこの人が発信源ではないでしょうか?このやる気の無さが聞いているうちに自分のやる気に繋がります。癒されます!
 POCJ-2452
 97-6-4/8Tr
 1,835円(1枚組)
 BOSSA NOVA The Girl from ipanema
 ボサノバ/イパネマの娘
 ADD?←たぶんコレ
 又は、
 SALUDOS AMIGOS
ボサノバコレクトモードにスイッチが入っていた私はワゴンセールのコイツも見逃さなかった。ワゴンで900円弱だった値段の割には当たりであった。
これは元々輸入版なのを日本の販売仲介業者が取り扱っているのだが
ブラジル500年を祝って作られたコンスピレーションCDなのだ。アレンジの仕方やら他のアレンジャーと一線を越えている。
他にもジルベルトのアカプルコやガル・コスタも入っている。
 MB-922(CD62184)
 2000?/18Tr
 1,500円(1枚組)
 BOSSA NOVA AFFAIR  「 FEEL SO NATURAL 」
 ボサ・ノヴァ・アフェア   フィール・ソー・ナチュラル
 SonyRecords でた〜中古CD100円スペシャル!!
なんで!?こんな良いCD売るわけ?私には理解できませんが・・・まぁそのおかげでこうやって私は100円で手に入れることが出来るんですが。
これは、日本の曲を絶妙なアレンジメントでボサノヴァ化してしまおう!
というアルバムで本当は対となるCDがもう1枚あるらしいが未だ発見できず。ちなみに桑田佳祐・今井美樹・小泉今日子などが入ってるんですが
ボサノヴァ・アレンジが絶妙すぎて原曲の影が薄いです(笑)
歌い方から歌詞まで全てブラジル化されてます。
ま、それだけBOSSAが楽しめるので私はいいのですが。
 SRCS 7299
 94-7-1/10Tr
 2,800円(1枚組)
 The Hi-LO'S  「 HAPPEN TO BOSSA NOVA 」<America>
 ザ・ハイ・ロウズ ハプン・トゥ・ボサ・ノヴァ        <アメリカ>
 REPRISE
 ワーナージャパン
日本にもハイロウズはありますがあれはBOSSAとは関係ありません。
こチラは、アメリカグループ。1963に作られたこのアルバムは歌詞も全部
英語です。だから微妙にボサノヴァと違う熱さを感じます。
実は、雑誌でレビューを読んで注文新品購入しました。
しかし、曲はワンノートサンバ、O PATO、ジサフィナードなどスタンダードナンバーでまとめられています。で、このHP作成のため調べていたらなんと!彼らはまだ活動中!?みたいです。スゴイ!!こんど出会いがあれば買ます。
 WPCR-1134
 97-5-25/12Tr
 1,835円(1枚組)
 DIDIER SUSTRAC  「ZANZIBAR」   <France>
 ディディエ・シュストラック  ザンジバル <フランス>
 ポリドール株式会社 中古500円です。当たりです。
もう、中古CD屋さん大好き〜私の場合、箱やケースの汚れは
どーでもいいんです。(まぁきれいな方がいいのは確かですが)
音が!欲しいんですから。
この方はフランス人です。なんでもブラジルに住んでラテンギターの修行をしたそうで、それなりの良いアルバムを提供してくれてます。
微妙にアフロやカリビアンも混じって良い感じです。
この方も現役活躍中で、別のアルバムもあるようなので買いたいですね。
 POCP-1357
 93-9-26/12Tr
 2,500円(1枚組)
 NARA LE~AO  「 ABRACOS E BEIJINHOS SEM TER FIM...」<Brazil>
 ナラ・レオン     「  わたしのボサノヴァ  」               <ブラジル>
 PHILIPS ボサノヴァに少しでもはまり始めたら必ず!この人物の名前にあたるでしょう。「 ナラ・レオン 」当時(既に亡くなっておられます)、ボサノヴァのミューズ(女神)とあがめられた女性です。そのとおり!この人の歌は絶品っす。
ジョビンに並ぶ最重要購入リストに追加すべきでしょう。
だまって買いです。
 PPD-1055
 ?/12Tr
 2,627円(1枚組)
 ANNA CARAM  「 Sunflower Time 」  <Brazil>
 アナ・カラン     「サンフラワー・タイム」 <ブラジル>  
 マーキュリー この人も↑のナラと同じくジョビンに従事して歌を極めた人である。しかし、このアルバム以前まではアコースティックでの楽曲がメインでこのアルバムからぐっと変わったらしいが・・・残念ながらAZはコレ1枚のみの所有なのでその真価は分からない。ガンジーの息子なる曲やオダーラなど純粋なブラジルから離れて本当の新しいBossaにめぐりあえます。
でも、個人的意見としてはコレを買うお金があるなら↑から買いなさい。
AZはどちらも新品で買いましたけど断然ナラの方が好きです。
 PHCR-1416
 1996/9Tr
 2,500円(1枚組)
 Masami Satoh 「 Healing Bossa 」
 佐藤正美  ヒーリング・ボサノバ
 Della 佐藤さんは13才からギターを始め、学生時代よりプロ活動を開始。
77’アコースティック・フュージョン・グループ「カリオカ」を結成。

アルバム名にヒーリングとは付いているが、ジャンル名のヒーリングとはまったく関係なく正統派のボサノヴァである。
自分的には当たりです。サンアイのヒーリングBGMコーナーにて購入。
 DH-1805
 2002/13Tr
 1,800円(1枚組)
LisaOno小野リサ
おそらく、日本人で唯一、ボサノヴァをポルトガル語でボサノヴァらしく歌える人であろうと思います。
実際に聞いていたら「本当に日本人なの?」と疑うぐらいです。
今では日本人のボサノヴァ・シンガーも増えましたが、彼女が開拓者と言えるでしょう。
現役活躍中です。
 LISA ONO 「 RIO BOSSA 」   <Japan>
 小野リサ   リオ・ヴォッサ     <日本>
 BMG
 ビクター株式会社
いや〜さすがですわ。リサちゃん。
小野リサCDの1枚目の出会いはこのアルバムでした。AZの場合。
新品でブックスマリーンにて購入。
このクオリティなら3,000円でも惜しまず買ですね。もう何回聞いたかわかりませんよ。
 BVCR-755
 (74321-38554-2)
 96-6-21/12Tr
 3,000円(1枚組)
 LISA ONO 「 DANS MON ILE 」   <Japan>
 小野リサ  「 ダンソ・モニール 」     <日本>
 東芝EMI 大村ジャスコ店頭新発売で見つけてすぐレジにもって行きました。(笑)
しか〜し!!これはなんと噂のCCCD(CopyControlCompactDisc)ではないか
聞き始め、いきなし自分の長く愛用したプレーヤーがぶっ壊されました。
ウキーCCCDの馬鹿ヤロー!って感じで一時パソコンでしか聞けませんでした。いけませんね、ちゃんと規格の合うコピーガード作らないと。
そじゃなきゃ普通のCDで出して下さいよ。プレーヤー代返せ〜っ(T_T)
しかし!曲は最高!
 7243 591422 2 7
 2003/12Tr
 3,059円 (1枚組)
 Astrud Gilberto    「 Love for Sale 」     <Brazil>
 アストラッド・ジルベルト 「 ラヴ・フォー・セール 」<ブラジル>
 Flavour TSUTAYAの半額セール 2010-4 にて購入
この人、名前からもわかるように、ジョアン・ジルベルトの元 奥さんです。解説書によりますと、本国ブラジルではほとんど聴かれないけど世界で一番聴かれているボサノヴァ・シンガーだとか…
聴いた感想ですが、かなりPOPな仕様で、そういった意味では面白いですが、私はPOPなあまり可も不可も無い感じかなと思いました。あぁ!ボサを聴きたいなぁ〜!!って時に聴く感じとはちょっと遠いですな…
ボサとして聴かなければOK!70’sディスコナイズされた曲などいい感じの曲はありますよ。
 TFCK-87522
 1996 / 10Tr
 2,300円 (1枚組)
 orange pekoe 「 Modern Lights 」 <Japan>
 オレンジ・ペコー 「 モダン・ライツ 」 <日本>
 BMGファンハウス ようやく購入オレンジ・ペコー
私の好きな曲のひとつである、「ハニーサックル」が入っています。
男性と女性の2人組みユニットで
歌っているのは女性のほうです。私の感想では、彼女らの魅力は・・・
純粋なボサより、MondoBossaのような走るリズムに乗せるボサです。
この疾走感あるBossaを歌わせると敵なし&他の追従不可と
いった感じです。真夏の車で聴くにはもってこいのボサノバです。
 BVCS-21033
(82876-52952-2)
 03-7-2/13Tr
 3,059円(1枚組)
 orange pekoe 「 Grace 」 <Japan>
 オレンジ・ペコー 「 グレイス 」 <日本>
 BMG JAPAN ちょっとがっくり・・・
疾走感あるボサの別の曲を期待していたのですが
このアルバムはおとなしい仕上がりです。
まぁ・・・ボサノバに限定して活動している訳ではないので分かりますが・・
ついボサとしてオレペコを評価する自分が居ます(反省)
太陽のフライト、南風、GreenFlash あたりが気に入りましたが
次に購入するCDにもっと期待しましょう。
 BVCS-21040
(82876-76241-2)
 05-12-14/13Tr+BonusTr
 3,059円(1枚組)

今、気になっている、または購入予定は・・・
「小野リサ、ディディエシュストラック、オレンジペコー、SotteBosse、MondoBossa」かな

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