バンドマスターの愚痴

その１　吾が音楽人生の巻　


その１の３、大学音楽部入部

大学入学当時の音楽部には、
どうりゅう師率いる『SonicBoom』というフュージョンバンド
少々ツッパり気味の『Cat'sEye』というロックバンド
何を演ってるのかさっぱり判らない『変態バックスピン』というパンクバンド
この３バンドを核として、その他の力の無いバンドが幾つかある、
といった感じで活動されていました。

早速バンド活動を、という訳ですが、
先ずは自身の楽器を購入しなくてはなりません。
２ヶ月程アルバイトをして、大阪の楽器店でベースギターを購入。
独学練習のはじまりです。

９月になり、学園祭の準備が始まると、音楽部も賑やかになってきます。
何しろ、外には目立った活動の機会が無いわけで。

どうりゅう師から呼ばれた私と、私と同級の五十嵐啓道（Tb）、
一級先輩の通称ダサちゃん（G）、
ダサちゃん先輩に引っ張られてきた「変態バックスピン」の中野　久さん（Dr）
５名編成で「ペンタゴン」なるバンドが結成されました。
まぁ、どうりゅう師が「SonicBoom」で出来ない分の曲をやりたい目的で編成されたんでしょうけど。
けど、結構中身の濃い曲目と練習内容でした。
何しろ、某先輩に左手を蹴られて怪我したときなんか、どうりゅう師がとんできてくれて「大丈夫か!?」
心配してくれて優しい先輩だぁ、と思ったら次の言葉が
「ベース弾けるか!?」だって。
バンドの事しか考えてなかったのねぇ。


どうりゅう師の卒業後、代替ギタリストに君嶋教寛を迎えて活動してみたが
あまりうまくいかず、ペンタゴンは解散。

自身のリーダーズバンド『近日参上！』を結成することになるのでした。

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【解説】

五十嵐　啓道〜　いがらし　けいどう　
　　　　　　　　兵庫県出身、大学の同級。のちに「バックスピン」で共演することとなる。
　　　　　　　　現在、「グループ・セラピー」（リンクページを参照下さい）や「パンチョ＆山白リバース」等で活躍。

中野　久　〜　なかの　“しゅんきょう”　ひさし　
　　　　　　　三重県出身、大学の先輩。のちに「バックスピン」で共演することとなる。
　　　　　　　僧名は俊教（しゅんきょう）
　　　　　　　現在、教員の傍ら、「トリオ・トリオ」（リンクページを参照下さい）や「デューク中村＆スウィング海山」などで活動。