碧い部屋

海の底 静寂 脱力感

言葉がすべて 悪いのさ。

約束は破られるために有り

幸福は 望めば それだけ 遠ざかる。

 

酔って忘れさせてくれ

浴びる程飲んで、無かった事にしてくれ。

記憶が痛みを呼ぶ

だから 深い碧に沈めて

皆 可愛い人形に 変えてしまおう。

 

僕の名前を 何度も呼ぶだろう

行かないでと 何度もまた 泣くだろう

馬鹿 僕の幸せは、君そのものだったのに

 

静寂 あなたの心が今 少し判る気がする

何も欲しくない どんどん遠くなればいい

自分なんて 何も感じない人形になればいい

 

消して この身体 消して下さい。

優しさ

愛に年の差なんて

あの人の苦しみと私の甘さ

膨大な優しさが包む別れを、はじめて知った。

 

無償の愛は報われたのか?

傷つくのが、私で、良かった。

 

特定の人を必要とし、依存し、すべてになる

今までの私を どうぞ 消してください

すべて ゼロに戻して

もう 恋など 望まない。

 

同じことの繰り返し 胸が壊れて

自分のことを また 嫌いになっていくだけ。

傷つくのが私で良かった

今、あの人に 痛手を負わせるわけにはいかない

 

またひとり

親友が 増えた。

 

雨の 夜明け

どうぞ

どうぞ どうとでもして

あたしのこと もう どうとでもして。

 

面倒だ

面倒だ

人生がやっぱり

同じ別れの 繰り返し。

 

痛みが感じないように 体が変わればいい

そして 可愛い人形にして

複数の 子供の心の人たちに

代わる代わるに あたしに

楽しいことだけ して欲しい。

 

もう いやになった

いやになった

 

今日 いったい 何をして 過ごそうか。

 

大切で はぎとれないもの

歌をうたおう

歌をうたって 今からはじめるのよ

歌をうたおう

歌をうたって バンドの小さな女の子になろう。

 

だって あたしは 愚か者だから

言葉で つたえようとするから 駄目なんだ

前みたいに黙って 歌だけでバランス取って

あまり 笑わなければ良かったんだ

ひとに好かれなければ、あたしも誰も本当には

必要とせず ひとりで いられたのに。

 

自分だけでいい もう 誰もこころのなか 要らない。

愛情は歌に注ごう

そんな人 たくさんいるしね

お酒をつくって、その場限りの可愛い人たちの、

笑顔だけ汲み取って、生きていこう。

 

大切ではぎとれないもの

自分にとって すべてのバランスは、歌だ。

 

透明な川

欲求は どんどん膨らみ エゴに変わってゆく

小さな幸せでgive up(やめる)ことなんて誰にも出来ない

初心に返ろう そして

毎朝 透明な川をつくろう

それを、きれいに 映し出す、月になろう。

 

苦しめたくないから そばに置かない

本当に大切な人なら

死ぬまで 心の箱庭に飾って

その人の 幸せを 願うもの。

 

何年も 何年も 何年も 想って 温めて。

自己満足の 愚かな行為はもう いらない。

 

何も誇れない。私は何も説明せずとも、

自分自身でしっかりとした土に立って

生きていられるように、なりたい。

 

黙って 黙って 新しい

透明な川をつくろう。

 

愛情

欲情よりも 大きな海

沈められることを 何より望んだ

溺れて 憎むこと

彼を奪って 自分だけのものに、したかった。

 

私は 愚かだ

生きていくことは 困難なんて当たり前、

ひとよりも わかっている気がしていただけ

 

川を集めるように ゆっくりと時間をかけて

深い海は 軽い言葉など 必要がないのよ。

 

存在価値 自分の表現の仕方

変えることは 今更 出来ない。

 

私は 大切に

大切に 想って その人の命そのものを肯定したい。

欠点なんて 有れば有るだけ

惚れた男なら 一つだけ 揺るがない魅力が有ればいい

それに 溺れて 愛すること

奪われたかった。彼だけのひとりの可愛い女

大きな海に、一緒に 溺れたかった。

 

愛してる

疲れて 同じ家に帰る

猫が居て ご飯を食べさせてと泣いて僕を覗き込む

うるさい 皆 うるさいんだ

ただ僕は TVの音を聞いて 今日もいつの間にか眠るんだ

 

ひとり 真夜中 家族もいない

僕には もう 誰も側にいない

愛した女の子も 怖くて 僕から断ち切ってしまった

意味なんて無く ただ僕を純粋に必要としている

いつかまた ひとりになることが恐怖で

今なら まだ間に合う まだ間に合うから

彼女を こんな弱い駄目な男から 離したのさ。

 

「また 捨てられたくない」 卑怯だけど本心さ。

彼女は若く 希望に溢れ 素直ないい子だ

だから 自分から離れたんだ。

 

ごめんね

たくさん 泣かせて

眠らずに、散々考えた結果だ ごめんね。

 

あなたを 愛してる