戦国時代も終わり長宗我部元親に代わり土佐の国の大名として入国した山内一豊が1601年に築城
(国の重要文化財指定)し今日に至る。日本の古城の一つで今も天守閣に上るのに急な木造の階段を
登らなくてはならない。天守閣より高知市内中心部を一望でき追手門(写真右)東より日曜日ごとに
日曜市が開かれています。毎年8月9日〜12日に追手門の東の追手筋によさこい祭り本部会場が設置
され、よさこい鳴子踊りが繰り広げられ踊り子で溢れかえります。初代の一豊候も天守閣から見物
してるかも。追手門が踊り子の集合写真の定番の場所になっています。
2006年に妻の内助の功で五十石の馬廻役から土佐二十四万石の大名に登りつめた山内一豊の妻、
千代を主人公にした”功名が辻”がNHKの大河ドラマとして放映されました。
高知城年譜
1601年 山内一豊が24万石を拝領し1月浦戸城に入城。9月に大高坂山(現在の場所)に築城工事開始
1611年 三の丸内の全建物が完成し高知城が完成(天守閣、本丸、二の丸、三の丸、大手門)
1727年 享保の大火で高知城の大部分を跡形もなく焼失
1753年 本丸を含め全建物が完成し幾度かの建物、石垣の大修理、改築、戦火も免れ現在に至る