架け橋     作詞/佐藤 雄太 作曲/八木田 博文 編曲/イエティ 雲に隠れるくらい大きいその木は どうやら地上と空を結ぶ橋らしい 彼は街を出た 「あの木に登る」と言い残して 「馬鹿げてる」「生き急ぐな」と誰もが止めたのに 登りきればきっと居場所が見つかると 信じてやまなかったんだろう 雲の向こうはまだ遠いけど 君の目指すものがありますように "オレは登り始めた 誰に止められても でももし 空に何もなかったら 帰る場所がない 未来を数えて 一人で怖くなって 今まで何もしなかった だから今は イマのまま 登りきればきっと居場所が見つかると 信じることにしたんだよ 今が少しでも変わればいいと 願いをカタチにしただけ" いつのまにか地上に雨が 落ちてきている事に気づいた コレは彼の涙じゃないことを 僕は願うよ 雨は上がり 虹が見えた 大きくて 誰もが見惚れた あれはどうやら 雲の上と夢を繋いでいる橋らしい 君のタメに虹という名の橋が 架かる