邦画三昧10
2009/10/13 ここのところ映画館に行ってないので、もう何年も前に見た映画の感想を、うろ覚えで羅列!
ルート225
パラレルワールドに陥った姉と弟。
イン・ザ・プール 松尾スズキがアニメ声優声の善い子ブリッコに「くされ売女!」と連呼するシーンがあまりにカッコよくて素敵。 オダギリジョーが「勃起がおさまらないよ〜」って、お尻丸出しでがんばってます。仮面ライダーの過去を恥ずかしがるより、こっちのほうがすっごい気がするぞ。 ロックンロールミシン
「ヴァーチャル夏休みの冒険心」。 ※
何年経っていても思い出せるシーンってのが有る映画はやっぱり良い。
2009/09/19
ポップなスプラッターラブコメ!(ありそうでなかなかない)
転校生の川村ゆきえにバレンタインチョコをもらった斎藤工。それ食べたらなんか調子ヘン。血ィ吸いたいわぁ。 一方そのころマッドサイエンティストで乙黒えりの父:津田寛治は、死者を蘇生させる実験の成功段階に入っていた!
返り血を浴びてニヒルな表情の川村ゆきえが素敵です。 乙黒えりも負けず劣らず、ぶっ飛んだ姿がカッコいいのか不気味なのかコミカルなのか、なんと表現したらよいのか、ちぎった腕を頭につけてタケコプターとかとにかく素敵すぎ。
サクサク楽しめるので一杯ひっかけて観るとなお良し。
ジャンルはドキュメンタリーかな? カブトムシ・クワガタ・カマキリ・タガメ・ハンミョウら昆虫軍団と、 サソリ・タランチュラ・ムカデら毒蟲軍団のデスマッチ! それぞれ一匹づつをケースに放り込む24試合。 まあ24試合の中には、どう考えてもかませ犬的なのもあって、 20cmの巨大サソリとマイマイカブリは試合というよりただのエサやりタイムになってたり。
学者は、目の仕組みからして蟲はあんまり見えてないとか言うてるが、
どう考えても彼ら良く見てるわ。ちゃんと甲羅と甲羅の隙間を狙ったり、
組み付かれてヤバイときは目を狙ったり、逃げる後ろ足つかんだり。 特に印象的な試合、 巨大タランチュラと巨大カブトムシ。カブトムシの耐えて耐えて最後に一瞬でクモの腹をツノで貫通とか、 ハンミョウがサソリを攻撃するとき、猛スピードで逃げたかと思いきや、また猛スピードで突進して強烈に一噛みしてまた逃げる戦法(しかも、毒シッポ・右ハサミ・左ハサミ、とサソリの武器を着実に破壊してる!)とか、 クワガタが巨大タランチュラを締め上げたとき飛び散る臓物液とか、 しのいでしのいでサソリの首筋に吸血針を付きたてたタガメとか。 カマキリが空中殺法を使えるように、コーナーポストみたいに木の柱を置いといてやればよかったなぁとか思ってみる。
アニメ映画二連発。
さて舞台は、今のインターネット社会が何倍にも進化して、ログインすれば、あらゆる社会事象(買い物から公共手続きから娯楽から)が端末より操作可能なネット上に作られた仮想電脳都市「OZ」を世界中の人が利用している現代。
しっかし翌日、「OZ」の暗号が解読されアカウントが盗まれまくる事件が発生。 あらゆるものを制御できる「OZ」、世界中の信号機やら交通機関やらが麻痺。しまいにゃ人工衛星の落下まで! どうやら米軍がらみの人工知能の仕業らしいが…
ポスターなんかではキュートなヒロインが前面に押し出されてるけど、一番キュートなのが大ばあちゃん。凛としつつ笑うとふにゃって感じで。
そんでかなりのサプライズもあります。
テクノロジーを受け入れつつ(親戚みんなOZのアカウント持っている)大家族の絆で立ち向かう、という感覚が良くて。
人脈の多い大ばあちゃんが、各関係省庁の要人にエールの電話かけまくるところとか、「キングカズマ助けて!」とか世界中からメッセージが届くシーンとかはちょっと涙腺にきました。
ちなみに声優陣は、谷村美月など半分以上が役者さん。なんか自然な感じでよい塩梅。 ラストは大団円なのだが、あのヒロインのころっと男乗り移り加減がなんだなぁ、まあ美人に振り回される喜びってのもあるかもだけど、主役の前途は多難だと邪推。 密かな見所は、ひとりぽっちの部室で華麗な援護射撃と情報収集をキメ続けたメガネくん。
テレビ版のエヴァンゲリヲンとずいぶんストーリーが変わっているようで。 面白いんだが、しかしどうも気になってしょうがない点が。
麻生久美子があんまりにも魅力的!ぜんっぜん色気とか感じさせないけど、魅力的。
おしゃれ雑誌の編集長で、ジリ貧な日常を嘆くハナメこと麻生久美子。 真相を確かめようとあて先へ向かうと、そこはアヤシゲな骨董品屋「電球商会」。さらにアヤシゲな店主:風間杜夫。 やたらアヤシくて初対面で馴れ馴れしいコイツがパパなはずがない!と思いきや、オムライスおごってくれて、そこにあらわれたこのオッサンの友人のパンクロッカーのガスこと加瀬亮に「2人そっくり」と言われ、咄嗟に遠い親戚だと嘘つく。 しっかしどうも居心地がよかったのか、麻生久美子、連日この骨董品屋に入り浸るようになると、ジリ貧な日常が思いもよらぬドラマチックな展開に… 冒頭のマンガチックな日常ムービーでいきなりわしづかみ。 「発狂する唇」「裸足のピクニック」ほどではない、SFレベルまで逸脱しすぎないくらいに逸脱していく日常。 でやはり麻生久美子。こんなかわいい人とは知らなかった。ヌンチャク披露したり泥をかぶったり猛ダッシュしたり、少年のように元気元気。 そして風間杜夫がこんなひょうきんなおっちゃん役するのにちょっとびっくり。 いやもう愉快な気分になる映画です。 ラストとんでもなくSFなのだが、まあぁアリかなぁ。 密かな見所は過剰な能面ぶりが素敵な相田翔子。
かなり毛色が違ってる感じ。1と比べて、という意味でも。塚本監督作品、という意味でも。 悪夢探偵:松田龍平のもとにやってきた女子高生の三浦由衣。なんでもこわがりの同級生:韓英恵を仲間3人でいじめまくったら、彼女不登校になって、3人とも彼女が出てくる同じ悪夢を見るようになって、なんとかしてくださいとのこと。 「直接あやまれ」とあしらうものの、その韓英恵が気になる悪夢探偵。人の心が読めるため、世間の全てを怖がって自殺した母に通じるものを感じたのだ。やがて3人のうちの一人が夢の中で憑き殺されるに至り、悪夢探偵は彼女を探して動き出す… 「死んだことに気づいていない遠足集団」はホントもうおっかないんだけど。ホラーテイストなんだけど、いやぁなんというかすごいドンデンガエシ。夢で死んだってのも、罪悪感やら恐怖感やらで自滅したって感じかも。 韓英恵いい塩梅です。「ピストルオペラ」でやけにいやらしい子を演じてたけど、今回の狂気。恐怖にかられた極みの狂気。 母:市川実和子もそういう狂気。市川実和子がたんすの上でまるくなってるとこは、怖さとかわいさの妙なブレンド。 「悪夢探偵」の自分探し、って感じのエピソード。 ラストは思わず涙腺やられます。続編期待。
現実世界のパーツで組み上げたファンタジー。
双子の日名子と水那子。幼いときに暴力ふるう父親を放火で火葬して離れ離れに引き取られる。 不思議な映像美。 しかし圧巻なのは、連れ戻されることとなった水那子と逃げるため、 自らの家に放火して帰る場所を無くし、「連れていけ」と促す、 乙女の可憐な抗議である(山口貴由:「シグルイ」) …で、この逃走ロードムービーがメインなわけで。 仲良くなってチュウしたり、やっぱり一緒にいられない、と離れたり、 で、 呼び戻すため、うっかり公園に放火して大騒ぎになって。 大失態である(山口貴由:「シグルイ」) とかく全体に漂う空気が心地よく、ゆったりと温かい気持ちで駄目になっていく二人を看取れます。 ラストの大人びた表情が素敵です。 姉妹のイチャイチャに巻き込まれ、とばっちりで家を燃やされた叔父さんが哀れです。
ナイフじゃありません。メリケンサック!あまりにも多彩な表情魅せる宮崎あおいに驚嘆。
ユースケ・サンタマリア社長のレコード会社の、新人発掘部門に勤めるかんな:宮崎あおい。
ゆるゆるポップスがすきなのだが、ネットで見つけたパンクバンド「少年メリケンサック」の映像を社長に見せたらココロの琴線に訴えまくったようで。 早速スカウトに向かうが、実はあの映像は25年前のもの。実際は解散していてリーダー佐藤浩市はアル中で浮浪者同然。 こんなんじゃとてもデビューさせられないと思うも、佐藤浩市はやる気まんまんになるし、会社は実態知らずに盛り上がってるし、果たして再結成なるのか!?謎の歌詞「ニューヨークマラソン」の正体は!? いやはやもうホントみんなメーター振り切ってます。 特に宮崎あおいとユースケ・サンタマリアの、いっちゃってる掛け合いが素敵すぎ。 佐藤浩市のセリフがいちいち渋くてグー。80年代パンクの大御所がちらほらとゲスト出演。 笑わせといて最後はホロリとさせる感じ。不思議な優しさ。そういや無味無臭の弾き語りの彼氏も、切り捨てずパンクに更正(?)させてるしね。 多分何回見ても楽しめそう。 一生かけた兄弟ゲンカに巻き込まれ、とばっちりであんなになったボーカル:ジミーが哀れです。
いきなり堀部圭亮のアタマが粉々になるオープニングで硬直しました。 ときは近未来、カラダの一部を兵器に変化させる「エンジニア」と呼ばれる殺人鬼が多発。合理化のため民営化された警察組織。 その中で日本刀片手にエンジニアを始末しまくるエース:しいなえいひ。だが警官だった父を殺した者の真実を知るボスエンジニアの板尾創路との接触で彼女の中の何かが変わる!(いや思いっきり片腕が兵器に変わるんだが) 「スターシップトゥルーパーズ」のごとく、キチガイCMがばんばん入って脳内ゆさぶってくれます。犯罪者の首をふっとばして「私達が守ります!」ってエグいなぁ。ほかにも切れすぎないリスカ用カッターとか。もうホントに末期未来。 残虐シーンてんこもりなのに、なんだかフランス映画のようなふわっとした空気が常に流れている不思議な映画。 どうみてもモンスターな板尾創路としいなえいひがちゃぶ台はさんで向かい合っているシュールさとかが。 そして映像もなんだがグロテスクなのにキレイな感じで。痴漢の両腕を切断して立ち去るシーンとか、四肢がカタナの女囚とか。地下集会の人間椅子(!)とか。 とばっちりで指ロウソクケーキをつくるはめになった名も無きメイドさんが哀れです。
普通に良いです。まあなんか昔友人がドストエフスキーの「罪と罰」を勧めてくれて、曰く「『文学』という単語のせいで、とっつきにくくなっているが、普通にサスペンス小説として読んだら面白い」ということだったんですが、まさにそのとおりで、この映画も、海外でどエラい賞を貰ってしまい高尚な作品とか構えてしまいそうですが、普通に面白い映画です。
勘違いで納棺師になったモックンが死を見送る尊さに目覚めたり時に落ち込んだり。 モックンもすごいが個人的には山崎努がMVP。広末涼子は腹筋MVP。 エンバーマ的なものも感じます。うちの母のときは女性納棺師だったなぁとかノスタルジー。
観る前の想像よりはるかにぶっとんでいてタマゲタ!なんかスカッとしました。 ごく普通の小森課長こと古田新太。職場や家庭でのストレスで爆発寸前なある日、満員電車でやたらまわりの人間を痴漢呼ばわりするケバい娘に遭遇。怒りが臨界点に達し、ホームから蹴り落として電車のミンチに!
なんてことしちまったんだ!とゲーゲー吐いてると、悪魔みたいなのが「やっちまったものはしょうがねぇ」天使みたいなのがニッコリ「お殺りなさい♪」と、どっちも同じような答えかよ! すると周りには小森課長を崇める者たちが。やがてこの殺人組織は膨れ上がり、しまいにゃ小森課長の意思とうらはらに行動はエスカレート… ぼったぐりカラオケ店皆殺しにえらくワクワクドキドキしましたわ。この部分だけでも見る価値あり。後半はだんだんとなだらかになっていくのがやや残念なんだけども、一杯ひっかけてストレス解消にはうってつけ。
古田新太がみんなを諭すように語るシーンが良いです。 殺したいよ〜という会員達の欲求のため、とばっちりで殺されたおたくさんが哀れです。
及川光博が、哀川翔に見えてしょうがない!
有名オペラ歌手の娘で親に愛されて育ったセレブの史緒:(ステファニー)と、貧乏で飲んだくれの母に罵詈雑言を受けて育った貧乏娘の萌:(満島ひかり)。おたがいオペラの頂点を目指して競い合う! よくありがちな設定(金持ちイジワルお嬢様と、そのイジワルに耐えるけなげな貧乏娘)をサカサマにするだけで、こんなに面白くなるなんて! 金で物欲は満たされているためか、ココロは清くまっすぐ純粋に生きようとする金持ち娘と、 貧乏でこんなにも不幸だから、どんな汚い手段を使ってでも這い上がってやる!って貧乏娘。 こんなだから、どちらのヒロインにも共感と反発を同時に感じて、いい塩梅なのです。どっちもお歌が上手です。 満島ひかりが素敵すぎ。史緒を一撃で病院送りする怒りの鉄拳パンチといい、オペラシーンの妖艶さや怨念こもった表情とか。 対するステファニーも、「NANA」の中島美嘉のように、たどたどしさが逆にキャラクターにはまってていい塩梅。 原作では中性的な蘭くんは、本作品でえらい男寄りフェイスなので、女装シーンがちょとイタイかも。 ステファニーの声にノスタルジィを感じたのだが、いま思い出すと初期の鈴木蘭々みたいなんだな。 ニホンゴトテモオジョウズデース。
ショートが4つ。
『キリコ』
『こども侍』
『妖刀射程』
『ASSAULT GIRL 2』
「芸者VS忍者」って、なんてチープなタイトルだと思っていたら、かなりしっかりした時代劇アクションで、こりゃ題名で敬遠されていたらもったいない。 芸者の格好をして父の仇の侍を追う少女剣士:佃井皆美。行く先々で妨害してくる忍者・怪僧・妖術使い・マタギ女などと対決していく。父を斬った侍の真相とは?果たして仇は討てるのか?
はじめは芸者姿だが、戦闘で着物が痛んだため剣士の格好に着替えたとき、急にこの人どえらいチャーミングになる。
あの芸者の髪型とか似合ってなかったんかもね。 でも時代劇なのに脇の下からスポーツブラが見えたときはちょっと興醒め。しかし佃井皆美キュートだなぁ。
いきなり監獄から出所する蒼井優。もうこれだけでも満足です。 なんか理不尽な理由で前科者になった蒼井優。実家でも居場所のない彼女、バイトで百万円を貯めては引越し、を繰り返す… もうなんかほっこりしたユーモアと虚無感に溢れていていい塩梅。ブキミなのにいい人のピエール瀧がさらにいい塩梅です。弟の手紙に号泣するシーンもいい塩梅です。 でも海の家で夏の間ちょこっとバイトして百万円も貯金できるのか?う〜ん。 「自分探しなんかしたくない!イヤでも自分はここにいるから!」みたいなセリフがグーでした。ちょっと流行った自分探しの旅って、むしろ自分から目を背けてるみたいな違和感持ってたんだけど、ズバリ言ってくれたなぁ!みたいな感じで。 最後のすがすがしさと早い秋の訪れがシンクロしていい塩梅。 あの恋人の心理(出ていって欲しくないからお金を借りまくる)判りにくいなあ、でもそんなものなのかもなぁ。
野口五郎と浅野温子がSEXしたら、ごっつぃモンスター生まれちゃいました! 孤児院で育った15歳のヒロイン:水沢奈子。お金持ちの教授の野口五郎の豪邸に引き取られることに。その家にはちょっと病んでる浅野温子と、かなり病んでる女中と、ちょっと人間っぽくない何か、が居た。 実はその何か、「タマミ」という一応この屋敷の娘。サイズは赤ん坊なのに、怪力のモンスターみたいな腕が生えてて。 自分への愛情も居場所も横取りされたタマミ、その怒りをヒロインにぶつける!
なかなか怖かったです。
そして浅野温子が素敵すぎ。素敵なB級映画です。 とばっちりで殺された老メイドが哀れです。
小川美潮に似てるカタナお姉ちゃんと、遊佐未森に似てる鉄砲お姉ちゃんで、 マッドサイエンティスト:諏訪太朗が街をゾンビだらけにしちゃった! その街を、諏訪太朗を討つべくカタナお姉ちゃんと、鉄砲お姉ちゃんと、太っちょが旅をする。 ビキニ姿で日本刀構えた姉ちゃんだが、なぜだかあんまりお色気はありません。 そんで太っちょ、いつもいつも単独行動していつもいつもゾンビと出くわしてキャーキャー騒いでみんなの足をひっぱるくせに、説教は一人前なので、キーーってなります。 せっかくキャラが面白いので、背負ってる運命がどうとかより、タランティーノのB級狙いみたく、ハチャメチャにしたらもっと良かったかも。
とんでもない谷村美月が見れるのでそういう意味ではファンにはオススメ。 小学6年生のマサオ、担任になった新任教師に、特に悪いこともしてないのにねちねちしたイジメの対象になる。 なんせ若くて人気のある先生、誰も味方してくれない。 やがてクラスメイトも先生にならってマサオバッシング。
そんなひとりぼっちになったマサオの前にガミラス人並みの真っ青な顔で、
顔中切り刻まれた傷痕をタコ糸で無理やり縫いつけただけのようなすっさまじいビジュアルの幽霊みたいなんが現れる。 アオとマサオの復讐劇ホラーみたいに思わせつつ、実はハートフルストーリーでしたか!びっくりです。 でもなんとなくですが、ホラーとしてもハートフルとしても宙ぶらりんな感じが。まあ何が一番怖いかって、理不尽なイジメに追従するクラスメイト。 しかし谷村美月、ふつう女優さんはキレイキレイに写して欲しい!って要求すると思うのだが、 こんなすっさまじいグッチョングッチョンの顔の役、よくオーケーしたなあ。女優魂。 アオはマサオを「弱虫!」とののしるが、真夜中にひとりぼっちのところに現れたぐちゃぐちゃ顔のアンタと、平然と会話している時点で度胸たっぷり
木村佳乃独壇場! 舞台は昭和初期。魔力を持つ不老不死の少女:おろち。気になる人を見つめ続けるという生き方。 今回のターゲットは女優の門前の二人の娘、木村佳乃と中越典子。しかしこの門前家の女性は、ある年齢に達すると顔が崩れる遺伝性皮膚病の家系だったのだ… 女の嫉妬、情念、美への執着、なんか切なくなります。 弱いながらも気高くあろうとした人間がバカを見るという結末は、なんかショッキング。 ヒステリー&パニックで最強モードの木村佳乃が、中越典子をボコるシーンが圧巻。 そんでそれを見て腰を抜かして半べそで這って逃げる谷村美月があまりにもキュート。 で、毎日ボコボコが続くと慣れてきて、ボコボコ真っ最中の隣でうなだれつつも割れた花瓶の片付けとかしてる谷村美月がこれまた素敵。
ヨシコに転生した谷村美月、流しの娘で無理矢理着飾らされてるのがなんとも!(プレゼントにつけるようなリボンをアタマにつけてる)そんで厳しい義母がキチンと歌え!ってせっかん。 いろんな谷村美月が見れるのでファンにはオススメ。
|