〜2000/07



00/07/24
よくマンガなんかで、しょっちゅうコンピュータが爆発している。 「ヤツの強さは処理能力の限界を超えているのか!?」とかなんとか 赤面必至の熱いセリフの響きわたる中、激しい火花を散らして吹き飛ぶコンピュータ。

でもね、本物は爆発しないよ。処理能力の限界を超えたら、止まるだけ。 せいぜい、漏電してたまったホコリから焦げるぐらい。 爆発を起こすには火薬が必要でしょう。 圧縮された酸素だって、まさかパソコン、作りだせないでしょ。 作りだせるのなら、それはすでにパソコンの形してないと思う。 ホコリのたまったテレビから発火して火事になる確率より低いのでは?

それに、もしそんなパソコンがあったら、テロリストが買い占めちまうよ。


00/07/16
このところ17歳が、示し合わせたかのように犯罪を起こす。 ワイドショーは啓蒙思想があるんだかないんだか分からない報道ばかり流しているが (要するに野次馬)ふとコワイことを思い付いてしまった。

ある種のバクテリアだかプランクトンだか忘れたが、同じ池の中でその種族が あまりにもたくさん繁殖したとする。いずれ食べ物や酸素がなくなってその種族は絶滅して しまうのだが、それを防ぐためかしら「共食いする突然変異体」が生まれるらしい。 共食いにより種族の数は減り、絶滅は免れる。

もしかして犯罪を起こした子らは、17歳ぐらいで突然、同じ種族を抹殺するよう DNAにプログラムされていたのでは? つまり、ニンゲン増え過ぎってことで。 動機があまりにも動機として不十分なのは、 自らの考えとは別の感覚で事件を起こした訳で、後付けしてるから。 これでは、防ぎようがない!

ニンゲン、減らさなきゃならんのか?減らさなきゃならんのか!?
嗚呼祈る。この説が的外れなことを。


00/07/15
全国のアンチ蟲の皆様に朗報。発見したのだよ。実に成功率の高いゴキブリの抹殺方法。

彼等は人間に発見されても、しばらくはあざ笑うかのごとく ノウノウとこちらを観察している。大抵の人がまず武器製造 (新聞紙をまるめる、とかスリッパを脱いで手に持つ)にとりかかるのだが、 実はここのタイムラグが痛いのだ。ヤツら野性の本能の固まり。この間に人間サイドの 動きを見切っているのだ。見切ったがゆえに逃げない。 もうどんなに新聞紙を振り回しても勝てないのだ・・・

ある晩、酔って帰宅した私の目の前に、2センチほどのゴキブリが。 しこたま酒の入った私は、おっぱらうことを目的として「え〜〜い〜〜〜」と へなちょこな正拳突きをゴキブリめがけて繰り出したのだが、ヤツはよけなかった。 ミシリ、いやクシャ、いやクチュリ、というような音。 この感触は今も鮮明に手の甲に残っており、思い出す度トリハダ。

力をこめる必要はなし。ゴキブリよりもむしろ床をこづいてみよう、 ってな気分で、ゴキブリなんか目に入ってないよ〜という雰囲気を醸し出すと吉。

ヤツらきっと、「人間ども、この不潔そうな醜悪な外見には、とても直接接触を試みまい。視覚的ヨロイなのだ」などとタカをくくっているのだ。なんて浅知恵! どんな格闘のプロでも、予想外の攻撃をされるとかわしきれないと言う。 逃げのプロの意表をついてやれ!

勇気を出して鉄拳制裁。現在の私の撃退成功率は100パーセント。でもその度にトリハダ。
そうそう、薬用石鹸を忘れずに。


00/06/26
神戸好きな私。スーパーマーケットにて「神戸名物そばめしの素」を発見。 そばめしとは、焼ソバと焼メシのせめぎ合いレシピ。 あの気取ること前提の街から、このような庶民的な名物が生まれるとは。 神戸の奥深さに感嘆。 2つ入りで200円。リーズナブルではないか。早速購入。
  • まず用意したとき玉子を熱してフライパンで半熟状態にする。
  • 用意したごはんを入れて炒める。
  • 付属の麺を入れて小さじ一杯の水でほぐし、ごはんと混ぜながら炒める。
  • 付属の粉末ソースをふりかけて軽く炒めて出来上がり。
「そばめしの素」って・・・パッケージ内容は ただのヤキソバかい!


00/06/20
MICCO VS OKAZAKI plus 東播磨青年楽団とスタジオ入り。えせピアノで足をひっぱる。

疲れて帰宅し風呂にどっぷりつかって出てくると、妙にカラダはけだるくて、しかし 脳の一部はヤケに元気だ、そんなアナタにお勧めのナチュラルトリップ。

床についたら電気を消して、目を閉じたまま瞼の上から目をこすりましょう。 指先を揃えて、円を描くようにこすると吉。 そのうち、太陽のような眩しいものを見た直後の残像のように、キラキラするものが 見えてきます。

遠くに焦点を合わせるようにしてそのキラキラを見つめ続けると、やがてそれは

カレイドスコープ
万華鏡のように不思議なムーブメントを描きはじめます。

模様を楽しんでいると、そのうち軽い耳鳴りのようなものを感じ、気が着くと 次の日の朝だったり。


00/06/15
やばいんじゃないのか!?新居昭乃見て以来、未だにヘラヘラしてるよ。

マッキントッシュに詳しい人なら、DOS/V用の内臓ハードディスクやRAMメモリは マックでも使えるということは常識、むしろ激安DOS/Vショップで購入すれば、 割高なマック専門店よりも安上がりだということは言うまでも 無い事のはずなのだが、意外や意外、結構知らない人が多い。それどころか、

「マックユーザー?これ ウインドウズ用のパーツだぜ。バッカじゃねーの!」 などと言われる始末(ウインドウズ用って・・・)。

ある休日、東京でいうところの秋葉原、大阪はでんでんタウンをうろつき、ふと 「ウインドウズ中古周辺機器」の店を見かけて中に入った私。 そこで見た目が随分キレイな、しかし、ジャンク扱いのスキャナを見つける。 新品のスキャナも相当リーズナブルな価格で買える御時世ではあるのだが、 あまりにもキレイ。あまりにも安い。ジャンクだから動かないこと前提みたいなものなんだが、 しかしあまりにも魅力的。

ジャンクなのでべたべた手で触っても店員は文句言わない。入念な調査の末、ジャンクの秘密を発見。付属CDに 「Scanner driver for Macintosh」。 そりゃウインドウズにしてみりゃジャンクさ。

ここまれにみる得した買い物だったさ。


00/06/05
私が敬愛して止まないミュージシャン新居昭乃嬢が大阪に来るのだ。 なぜかアニメートでサイン会。大ファンである私はぜひ赴かねば、と鼻息も荒く。 しかし、声優がアニメートでイベントというなら判るが、 なぜミュージシャンがアニメートで?と疑問に思っていたら、アニメの主題歌を 歌ってはって、大ファンのくせに結構知らんことあるじゃないか、と自戒。

この不景気にあって贅沢にガソリンを喰らう、燃費の悪い愛車でベルタへ走る。 どうもニヤニヤしているのが自分でも分かり、それが可笑しくてさらに笑う。 あんまりにも早く着きすぎたのでブラブラして時間ちょうどに会場に向かうと すでに長蛇の列。

列に並んでいる最中も落ち着かずソワソワ。訳も無くつま先立ちしては元に戻る、を 繰り返す。なぜにこうも周りの連中は冷静なのだ?

とうとう目の前に。あら前歯が大きくてキュート。 感極まったか血迷ったのか思わず「音楽やってますけど 思いっきり影響受けてます!」 とかほざいてみる。
「がんばってください」ああ、がんばるさハニー。


00/05/26
後ろのナンバープレートの隣に「危」というプレートをつけたトラックがある。 危険な薬品なりなんなりを積んでるんだぜ、という警告であることは分かる (まあ、あってもなくても追突したらいけないのだが。ついでに、危険なことになっても 大概の場合、対処は不可能だが)。

でもねぇ「毒」ってなんだ? 毒トラック・・・
「うぎゃあああ! 毒トラックに刺されたあああ!」とかね。

つまり、無理矢理更新。


00/05/19
喉やら鼻やらが痛くて病院へ行く訳だ。炎症を起こしているので「注入」とやらを受ける。 機械のチューブから、炎症をおさえる薬品が霧状になって吹き出すので、ハナの穴にその チューブをあてがってその霧を吸い込むのだが、なんか見た目ヘンなはず。

そこに若い女性の患者が入ってくる。 (小さな診療所みたいなところなので、つい立てが無くて仕切られていない) 私の格好を見てフキだし笑い。 そして先生に症状を尋ねられて「最近、耳が聞こえにくいんです〜」と大きな声で。 聞こえにくいので大きな声なのか、それとも私に対して、ハナの病気よりミミの病気の方が 品がいいのよ、という意味なのか。

先生しばらく耳の穴を覗いて突然「ひゃっはあ!すごいミミアカじゃあ!」と爆笑。 「ひゃひゃひゃひゃひゃ(笑いすぎで声が裏返っている)、これじゃ聞こえへんわ〜!」
もうその女性、半泣き。
「・・あの・・ちゃんと・・耳掃除は・・していて・・」
「ひゃひゃひゃひゃぁ!こびりついてェ!こびりついてェ!取れへん!!!ひゃひゃひゃひゃぁ!」

そんなに笑ってちゃ手許もおぼつかなくて取れやせんだろう。

どうでもいいような事で他人に優越感を感じたり、 イニシアチブをとった気になったりしてると 後でむなしいよ、って教訓やね。


00/05/07
ゴールデンウィークですな。学生時代のこの時期は遊園地でバイトなぞしたり。


サラマンダーという、宙返りこそしないが、そこそこ中堅のジェットコースターの ブースにいたときのこと。そのコースターは左右にそれぞれプラットホームがあり、 乗客は右のプラットホームにおいてあるカゴに貴重品を入れる。そこからコースターに 乗り込み、帰りは左のプラットホームに降りる。

係員の仕事は、チケット切ってお客誘導、コースターが出発したら、 お客の貴重品の入ったカゴを、降りる側のホームに持っていき、 空のカゴを、次のお客のため乗る側のホームに用意する。 イラストでは1つだが、実際は座席の数だけカゴがある。

先輩達はコースター出発前に、連結器の間をジャンプですり抜けて反対側の プラットホームにカゴを持っていく。コースター乗る前のパフォーマンス。これも見どころ。 わたしは人様の貴重品持ってジャンプする度胸はなかったので、出発後に運ぶことに。

同輩で、これをマネしようとした者が。ずいぶん心の中で葛藤と戦っていたのだろう。 ようやく「ここで飛べたら僕はかわれるかも知れない・・・(推測)よし、ジャンプしよう!」 と決心したときにはすでにコースター出発直前。 おもむろにコースターに近付きジャンプ!コースターは動く!足が連結器にはさまる!

彼、カゴをかかえたまま、直立不動で連れていかれる。 その時の「え・・・僕死ぬの?」ってな表情が今も忘れられず。 運良くプラットホームを出てすぐレール横の作業用側道に転落。なんとか一命をとりとめる。 メルヘンとファンタシーの遊園地で、スタッフ地上数十メートルからダイブ&スプラッタは、 新しいアトラクションにしては、ちょっとね〜
お客、ジェットコースターよりスリルを味わったはず。

閉園直前、よっぽどこのコースターが気に入ったのか「一緒に写ってください!」と 女子学生達。スタッフ7人ぐらい固まって撮影。 遊園地のシマシマ制服かわいかったんかい?

なんかこういうことをしたがる女の子が好き。


00/05/06
ゴールデンウィークですな。学生時代のこの時期は遊園地でバイトなぞしたり。


トロイカというグルグル回る乗り物のブースにいたときのこと。 子供が乗車して、母親は場外で子供の写真を撮ろうとしていた。 トロイカが動き出して母親がシャッターを切ろうとしたとき、 わたしはその母親のカメラのレンズカバーが被さったままであることに気付いた。

距離があったので指を差したところ、その母親は「写真撮影禁止」の注意と カン違いしたらしく、ものすごく慌てた表情でシャッターを切りまくった。 何枚も何枚も。私が近付く前に、できるだけたくさん子供を撮影しておこうという魂胆。

声が聴こえるぐらい近付いて「カバーつけっぱなしですよ!」と言うと やっと気付いて大笑い。 むしろ指差したせいで、フィルム無駄になったね。ごめんよ。 でも、写真撮影禁止な遊園地ってどんなんだ?

きっとこの人、美術館でもこんなことしてたんだな。


00/05/05
ゴールデンウィークですな。学生時代のこの時期は遊園地でバイトなぞしたり。


フライングカーペットなるものがある。まあ原理は巨大なブランコ。 行ったり来たり。ときどき一回転したり。

ブランコなわけだから、ジェットコースターのように常に線状に直進するのではなく、 一旦右端に移動したら急激に反対方向の左端に向け移動。この動作のくり返し。 この反転動作の時点で、お客達のポケットの中の小銭がみぞれのように勢いよく地面に降り注ぐ。圧巻だ。 このブースでは、車のカギを落とした、などと届け出る人が後をたたなかった。

私は主に3つのブースでチケット切ったりお客の誘導したりしていたのだが、 このブースにいるときは差し入れとしてジュース等をしょっちゅういただいた。

ハッ!もしや・・・


00/05/04
ゴールデンウィークですな。学生時代のこの時期は遊園地でバイトなぞしたり。


その遊園地の目玉のジェットコースターの前には、順番待ちの行列のお客を退屈させないように 小さなステージが設けてあった。 そのステージで、TV宣伝では「ニューヨークから来日した最高のダンスチーム」 と呼ばれている黒人のシンガー(だって踊ってるとこ見たことない)が、 マイケルジャクソンの曲を歌っていた。

歌が終わるたびに彼はシャウト一発「エヴィバディーーー・・・テビョーーーシ!!」
手拍子!?ちょっと違うんじゃないか?
「盛り上げる時は日本語で何と言うのだ?」と、 なぜか英和辞書を一所懸命にひく姿が脳裏に浮かんだり。


return