〜2000/4 |
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衛生対策否動機不純 手洗励行 |
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私は外出して家に戻ったら手を洗う、トイレに行ったら手を洗う、食事を作る前には
手を洗う、というのが普通だと思っているのだが、周りの連中はそうでないらしい。
どっちがおかしいのだ?少なくとも、トイレ後に手を洗わない人は、あまりうちに
遊びに来て欲しくないなあ。 私の今は亡き母は、楽譜が読めないコンプレックスにより、幼稚園児の私を無理矢理 ピアノ教室に行かせたのだが、そのピアノ教室の先生がやけにキレイな人で。 嫌だ嫌だとダダをこねていた私もピタッと泣き止む。困ったところでマセガキ。 自分でも呆れる。タイムマシンがあるならツッコミ入れに行きたい。 その先生が 「毎日手を綺麗にしてると、ピアノが上手になるのよ」なんて言うから、 真に受けてやたらと手を洗いたがる習慣がついてしまった。 ピアノが上手になりたいのではなく、その先生の言うことだから守りたい。 それぐらい幼い時に強い思い入れや強烈な体験をすると、大人になっても守るものだ。 悪さすると鬼が出る、と言って怖がらせるしつけは、実は合理的なのでは? そうか。遊佐未森を最初見て即ファンになったのは、この先生に似ていたからだ。 いつまでも引きずってるねぇ。 |
魔女伝説 |
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「魔女」というと、誰もが気味悪く笑う老婆を想像するらしいが、私はピンとこない。
どうも年寄りからは「魔性」を感じないからだ。
「おばあちゃんの知恵袋」みたいな感じで。「魔性」は魔女には一番大事やからね。 私が中学生の頃、江坂のカーニバルプラザ (えらい華やかなレストラン+フリーマーケット)の入り口付近にクレープ屋があって、 そこの店員さんは、真っ黒いシャツ・真っ黒いロングスカート・黒くて長い髪の 色白の美人なお姉さん。でもいっつも寂しそうな顔して。それがアンティークなランプに 照らされた夜のプラザにとけ込んで。 彼女、実に魔法のように手際よくクレープを作るのだ。そして手渡すときだけ 「ハイ」と少しだけ笑顔。これがいい。少し。マクドナルドみたいに笑顔の安売りしない。 中学生でたいした小づかいのないくせに、私は連日通いつめた。お金がなくなると、 結構大切にしていた漫画本までも古本屋に持っていき、クレープを食べた。テレビゲームの ソフトも、中古屋に持っていったかな。とにかくクレープを食べた。 だが、ある時を境にそこの店員は、やたらサワヤカな声で「いらっしゃい!」と叫ぶ、 体育会系のお兄さんに交代してしまったのだ。浮いてる。この幻想的空間に現実を 押し付けられたようで、私にかけられていた魔法が解けた。 今になって思い出す。クレープの注文以外の会話は許されなかった魔女。 私に魔法をかけた(自己申告)あの魔女はどこに行ったのだろう。 この話の要点は、体育会系で鍛えた筋肉なら、クレープより重たいもの運べるだろ! ってこと。 |
00/04/07
平日のマクドナルドでは、チーズバーガーとなんもないバーガーが半額。
しかし私はこの2つ以外のハンバーガーを食べると、
必ずといっていいほど口やら手やらをベタベタ汚す。だからビッグマックとかてりやきとかは滅多に頼まない。
安物買いの言い訳。 |
00/04/06
大阪のうどんの特殊メニューに「スタミナうどん」というものがある。
これを注文すると大抵、天ぷらうどんの玉子入り、といったものが出てくる。
まれに肉うどんの玉子入りが出てくる店があったり、肉・天ぷら・玉子・とろろ昆布など
賑やかなうどんが出てくるところもあったり。
学食メニューに「コロッケうどん」というものがあった。これが意外にうまくて。 ニセ天かすとニセ山かけ。お腹いっぱいになるし。貧乏学生の救世主だったさ。お試しあれ。 英語の単位は「班を作って英会話、英国人の教授がその内容を聴いて点数をつける」と いうものだった。「好きな食べ物は?」の質問に、うどん・・・まあ麺類ということで 「ヌードル」。
「ヌード!? ハダカ!? ハハハハハハ!」 |
00/04/04
鬚を剃るときには、前もってシェービングクリームを塗っておき、
剃り終わった後にはアフターシェービングローションなどを塗って
肌荒れを防ぐ訳だが、どうしてどいつもこいつも「ヒゲ剃り後の爽快感」
とかいって、やたらヒリヒリする成分(メンソール系?)が入っているんだ?
私は肌が弱いのでこういう「男の」とか「MEN'S」とか サブタイトルがついている連中と相性が悪い。 そこでヒゲを剃る時は、女性用の脚用シェービングクリームを使っている。 ヒゲ剃り後にはベビーローション。これどっちも使い心地いいのだが、買う時ちょっと照れる。 ちなみにシャンプーもベビーシャンプー。抜け毛が少ないが皮脂落とす能力も少ない。 |
00/03/29
ムシが嫌いで。もうホントに。
足って6つもいらんよ。
私が考えるに、ヤツラは
宇宙人ではないのか? 地球の進化の系統で、犬とか猫とかって、まだ祖先同じかな?って思える部分があるけど、 ヤツラ全く違うよ。 きっと地球に落下した隕石に、ヤツラの卵が付着して いたんだろう。 そうでなかったら ロボット。 つまり、自己複製機能を持った有機体ロボット。フランケンシュタインも 筋肉で作ったロボットだし。 どんな動物(ほ乳類・は虫類・両生類・魚類・鳥類)でも 感情持っているように見えるが(表情に如実に現れるのは人間ぐらいだが)、 ヤツラ、何て機械的に動いているんだ! もちろんゴキブリも大嫌い。故に、やつらにいい思いさせないように、 生ゴミは毎日ビニールで隔離し、ときおりバルサン絨毯爆撃(2日続けてバルサン爆ぜる)。 これでゴキブリの恐怖から逃れられた、と思っていたのだが、やりすぎはいかんね。 禁断の扉を開いたのか、さらなる恐怖を味わうことになる。なんと アルビノのゴキブリ発見! 真っ白なのよ。最初なに?と思ったけど、どう見てもゴキブリの姿している。 ヨタヨタ歩いてて。当然昇天していただいたが学術的にはどうなんだろう。貴重なのか? これだけでは終わらない。 うちは寒いのかしら、炊飯器で御飯を炊くと、その下に固まって暖をとっている。 そこで、当初は頃合を見て炊飯器を持ち上げ、残酷新聞紙連打地獄を浴びせてやってたのだが、 ある時を境にして、炊飯器を持ち上げてみるたびに、 ちぎれたゴキブリの足だけ置いてある! これちょっと恐くない? なんだか私に対してゴキブリが「呪い」でも かけたのかと思って。触媒に自らの足を噛み切るゴキブリ・・・ キノコを育てる蟻がいるぐらいだから、 まじないを唱えるゴキブリだっているんじゃないかと。 |
00/03/12
恐い話といっても、別に体験談などではない。このところホラー映画をなぜか立て続けに見た。
「ブレアウィッチプロジェクト」「催眠」「富江」「うずまき」などなど。
邦画は「リング」の影響か、ホラーがやたら多いよな。
貞子、原作の小説では美人じゃなかったっけ? 「ブレア〜」は迫真の演技で「これ実話?!」と思わせるほどのデキ。特撮なんてなくても、 気味の悪いものは作ることができるいい例。 実は、心底恐ろしい思いをした物語は、小学校低学年のときに見た「まんが日本昔ばなし」。 この文部省も御墨付きの番組で、すさまじく恐い話が放送されたというのに、周りの人間に聞いても、 誰も知らないという。しまいにねぼけてたんだろ?と言われる有り様。 老人が縁側で過去の思い出話をしている。どうも「雪女」を裏切った、という話らしい。 どういう経緯か憶えていないが、雪山に追放した娘が、その怨念から雪女に化けた、 ということらしい(だったと思う)。 その村の男達10人ばかりが、狩りかなにかで雪山に登り、夜、山小屋で眠ることにする。 一人の男(語っている老人)がふと目を覚ますと、雪女がいつの間にか忍び込んでいて、 次々と、男達に口づけをするような格好で 舌をむしりとってクッチャクッチャ食べているのだ みんな口から血を流して死んでいる。自分が最後のひとりだ! そりゃあ男は寒さもこらえて飛び出して、慌てて山を降りるさ。 老人、語り終えてふぅと一息。すると、話を聞いていた女はおもむろに老人に近付き 「やっと見つけた」・・・老人、口元血まみれ、縁側で動かない。 救い無さ過ぎ! 小学生の私が生まれて初めて目の当たりにした「バッドエンド」。 「まんが日本昔ばなし」は決して「ほのぼの」「子供向け」「予定調和ハッピーエンド」を モットーとした番組じゃなかったんだ。おとぎ話は残酷なもの。 グリムもアンデルセンも日本の民間伝承も。 |
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