2010 11/29 春一番等も手がけておられた阿部登さんが急逝されまして、お通夜に伺うことに。 久しぶりの春一番スタッフ達との再会がお葬式とは切ないものです。 阿部さんが歌う早川義夫はビートが効いてたなあとか、私の演奏を見ていただいて、気色良いなぁなんていっていただいたとか、いろいろ思い出して切ないものです。 しかしビートルズが流れる中のお焼香は葬儀場をダンスホールにする勢いで、むしろ阿部さんを見送るのにふさわしい雰囲気な気がして救われたような気分に。 そして12月1日は、今年の春一番出演予定だったのに急逝したパイキー西成氏が店長をやっていたお店でライブです。なんかの意味があるのかも知れない。 11/20 早めの忘年会や良い歯医者さんにあたったことなど、いろんなことがあったのですが、 とにかくおじいちゃんの通夜と葬儀で記憶ふっとびました。 90オーバーの大往生。ほんと元気な人だったんですが。 しかしろくに孝行してないことがこんなにも悔やまれるとは。 太平洋戦争中は駆逐艦で対空射撃していたそうで、その時の話ももっと詳しく聞いておけば、とか、なんだか悔やまれることばかりで。 11/12 さて先日は梅田HARDRAINでのイベント『はいからHOUR』。 もう何年も前から客として行ってはいたが、演奏するのは初めて。 この日は音楽を真剣にやりつつ、それに別ジャンルのアートを加えた表現者が4組。 一番手、神崎少年少女合唱団。 和装で演歌風ポップスやバラード。 いきなりドラムと太鼓のコラボ合戦にトリハダ。 着物のお姉さんがピアノあんまりにも上手で負けそう。 二番手、わたくし。 今回は夏のお芝居「グランノワール」の後日談、といった感じの小品。 ひとり銀河鉄道のホームに残っためくらが、駅員のまねごとをしているところに、思い出を持たない少女がやってきて…という感じ。 いや〜物語のテンポがダラダラしていたような気がして反省。 新曲も急遽従来曲に切り替えて守りに入ったりして反省。 まあ反省点は多いけど、唯一無二たるステージを作り上げた自負と、 そしていっぱいいっぱいになりつつも、とにかく楽しんで演奏が出来た自信はたっぷりあります。 三番手、樹。 前回は少し泣ける紙芝居だったのだが、今回はなんかぶっとんでました。 ヒッチコックのサスペンス映画を思わせる冒頭だけど、もう後はエロ&不謹慎ネタ。それでも曲は良いバラードだったりするのであなどれません。 そして黒人ネタのとき、白人の客が笑いすぎ。 四番手、ニセウオ。 サーカスのようなパフォーマンスの、ジャンル不定バンド。 久しぶりに見たんですが、今回はフレンドリーに解説がたっぷり。 以前はそんな解説なかったので、ホントに外国から来た人かと思ってました。 やかんのハリー氏がけむりを吐くときトリハダでした。 そんな感じであんまりにも楽しかったので、日付が変わるまで日本酒飲んでしまいました。 ご来場くださった皆さん誠にありがとうございました。 もうほんとに。
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