2010


8/28

イカロスまつり
十人十二色劇場「しゃくとりむし」。

駅前でおびただしい数の「たずね人」の写真を掲げ人探しをする男。 しかしよく見ると写真はすべて体の一部分ばかり。
やがて男は錯乱したかのように語り始める。たずねている自分自身のことを…

静かな狂気がじんわり伝わってくる作品。誰かに必要とされなくなったとき人はどうなるか、を描いているようでもあり。 狂気に陥る理由にもう少しサプライズがあればさらに良くなったかなぁ。


8/26

前からなんでマザーボードを変えたら、電源ボタンがピコピコ点滅するのだろうと思っていたが、これは「パーツ痛んでる!とって!」って合図だったのね。
グラフィックボードが熱でやられてると気づくまでずいぶんかかった。なにせ起動するとカリッカリッとHDDがやられたみたいな音を出すし。HDD外したら今度はDVDドライブがカリッカリッというし。なに声帯模写してんだコイツ。ひとつひとつのパーツを外して起動するか試してようやく気づく。

外してマザーボード標準装備の出力にすると、CPU温度がグンと下がり、 部屋のクーラー無しでも38〜40度。もしやあのたくさんつけたプロペラの意味って…


8/23

むかしフルーツゼリーとようかんが同じ詰め合わせに入っていて、 ようかんが回ってきたときは「ハズレか…」と思っていたが、 最近ようかん食べると異様に美味い。歳のせい?

ただし和菓子らしからぬ成分(ゼラチン・スクラロース・アセスルファムK…) で出来ている気がするのだが…


8/21

朝から映画のエキストラ。 アーツビジュアル専門学校関係。いやもう難しい。 みんな少ない指示で歩くルートとかキッチリ把握してる。すごいなぁ!

そして恐縮するくらい豪華なお弁当が出ました。ウナギとトンカツ。ありがたい!

途中で警察官が5人くらい来て映画の撮影許可証の提示を求めてくる。 しかし明らかに後ろの3人は「なになに面白そう〜」って感じで、 是非ここに来るよりはひったくりや盗難車の追跡に時間を費やしてください。

夜はイカロスまつり
スミレ座「濁る月-Lilium」を観覧。
今回は仕掛けも凄かった。オブジェが突如スクリーンになったり。 そのオブジェがもそもそ動いて舞台を作ったり。

女を拒み旅に出た男。その関係性を擬人化したようなスミレ氏の舞踊。 佐和子殿が花を渡すのかと思いきや、床に落としたシーンが一番素敵でした。

その後はSEIDOU氏とタンデムで兵庫へ。人を乗せるのは久しぶりだ!


8/20

「ハングオーバー!消えた花ムコ」を見に行く。

結婚式直前に、男ばかり4人で最後の独身を謳歌するためラスベガスへ旅に。 しかしホテルで目覚めると、知らない赤ちゃんがいるわ、バスルームに巨大なトラがいるわ、 花ムコはいないわ、昨晩泥酔して俺たち何してた?

予想を裏切るすさまじい展開で(エロ系シモネタが多いが)記憶をたどったらまたとんでもないことやらかしてて (パトカー盗んでたり、マフィアを全裸にしてトランクに閉じ込めたり)もうこのドタバタ劇に爆笑。 人によってはこのエロ系シモネタが苦手かも知れませんが、最後のスタッフロールまで楽しめる盛りだくさんの内容。


8/16

最近あんまり蚊を見ない気がするんです。
この猛暑で蚊もやられてるんですかね。やられているのは私ですかね?

SEIDOU氏と「キャタピラー」を見に行く。

いやもうなんかどんより気分なので軽く呑みに。 沖縄料理立ち飲みバーでなかなか美味い料理だなぁなどと舌鼓打っていると、 のりまき嬢も合流し軽くのつもりが軽くなくなりなんか映画のことも半分忘れてほろよい気分で帰宅。


8/15

イカロスまつり
ラリーフジ&ブラボーカンパニー 「サンダーボルト」
アフガンへ派兵された自衛隊。 夜襲されてはぐれた2人の隊員と従軍記者。しかも隊長は錯乱している様子。さてどうなる?

序盤の銃撃戦の迫力はすごかったです。 最後はアドリブコント大会だったのだろうか?

終演後は大道具撤去を手伝う。音響機材がすごい。あの銃撃戦の迫力はこいつらのおかげか!


8/14

映画のエキストラに行ってみました。 集まる群集のひとり。まず判別は不能でしょう。

受付してしばらくするとなんか何名かは衣裳あり、ということで、 コックさんやら大工やらお坊さんやらバラエティに富んでいて。 そこで何か着たい!と思い、バス運転手に立候補。いやぁ一度あんな格好したかったんだ〜 と思いきや、小道具で帽子が足りないとのことで、帽子が無いと普通の会社員が白手袋して潔癖症かよってキャラになり、さっそくしょげる。

さて日も落ちていよいよ撮影開始。 そしたらチーム名を拡声器で呼ぶんだけど、 「A(エー)」「J(ジェー)」がよくわかんなかったり、 「C(シー)」「D(ディー)」「E(イー)」「G(ジー)」がよくわかんなかったり、とプチ混乱。 ここは日本だし、まず「松・竹・梅」、足んないと宝塚っぽく「花・鳥・風・月・星・宙(そら)」とかいかがでしょう。

さて実際は大阪府庁に詰め寄り抗議する場面。 しかしそこはさすが大阪人。 道路を通行禁止にしているのに突っ切って車は入ってくるわ、自転車は入ってくるわ、本番スタートって言うてるのに携帯の写真のフラッシュたいたりとフリーすぎ。

でも初めての経験で楽しませていただきました。 そして三時間近く立ちっ放しで腰とかいろいろ痛い…


8/13

イカロスまつり
劇団星雲座「ピロシキ」「木村に100円返しにいく話」。

ピロシキ。まさかのピロシキ。医者に宣告されたあんまりにファニーでショッキングな病状!クスクス笑いが延々続く感じ。

「木村に〜」は意外にミステリーチックで、それでいて子供時代の小さな過ちや差別問題やら含んでいて最後はハートウォーミングで良い塩梅。
家の片付け中見つけた「木村」への借用書。小学生時代よく遊んだのに顔が思い出せない。当時の同級生と共に消息を尋ねるがまるで手がかりなし。そこで3人でよく遊んだ廃屋に忍び込むのだが…
てっきり「木村」を探し歩くうちにいろんな面白い出来事に遭遇したりしなかったりするコメディかと思っていたので良い意味で裏切られました。


8/8

イカロスまつり
演劇Unit青空ソーダ「BlueMoon」。
父の遺したジャズ喫茶BlueMoonを営むヒロイン、求愛する正反対の性格の男性二人、 謎多きウェイトレス。この三角関係・四角関係に店の立ち退きの陰謀が見え隠れ。

最後はまさかあんなドタバタ騒動が!やたら疾走感あふれて一気に溜飲が下がる。 吉本新喜劇的というのだろうか。後半の怒涛の展開に爆笑させていただきました。
しかしみんな楽器も出来てすごいなぁ。

舞台撤去も人手が足りてるようなので、ハッピーローラへ。なんかもうがっつりライブ3時間くらい聴いていた気がする。


8/7

劇団風斜「わが闇」を観に行く。
新開地のアートビレッジセンターへ向かうと、そこは何かの祭りの真っ最中。 商店街のアーケードのど真ん中にやぐらを建てて、そこでコスプレ娘さんがエヴァゲリオンの主題歌を歌ったりしていた。 つまり通れない

新開地のアーケードは競艇の券売り場のそば。酔っ払いがコスプレ娘さんを珍しがって質問責め。 予測できた事態だ

なんとか迂回して劇場に到着。 内容は奇形三姉妹物語。

なかなか前半は楽しませていただいた。 後半はやや急ぎ足かな。個人的にはギャグの部分をカットして、 そのぶん時間を、今までガマンしていた長女が初めて弱音吐いて号泣するシーンに費やしてほしかった。 ナレーションのテロップがぼやけて読めないのと、場面展開のノイズ音が残念だったが、総じては満足でした。

私は台本を暗記するのが不可能なので、「GRAND NOIR」は半分アドリブでした。共演の役者さんも、音響照明さんも、ほんとよくあわせてくださいました。いまさらながら感謝感謝。


8/5

映画「ゾンビランド」を観に行く。

ゾンビ繁殖でアメリカ壊滅。生き残ったのはひきこもりの少年。 故郷への旅の途中偶然出会ったイカれたゾンビハンターとのロードムービー。 さらにクールな姉さんとやんちゃな妹のコンビと共にゾンビのいないと言われるパシフィックを目指す…

ホラーコメディーということなので、チープなのかとおもいきや、結構特撮がしっかりしていて見ごたえあり。 しかもストーリーも大きな山が何度もあって意外と面白い。

大いに笑ったり少し涙腺にきたり。ゾンビハンターはナチュラルボーンキラーズのあの人で。 そりゃ虐殺っぷりが見事で。「いま、殺りに行きます」って感じで。


8/3

「ザ・沖縄」プレオープンへ。イカロスまつりにも来てくださった方々と共に。 サービスの泡盛ボトルをキープして、これでなんだか大人気分!


8/1

イカロスまつりでの当方の公演、すべて終了しました。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
三週続けて別の演目。こんな無茶は生涯初めてです。 おまけに一本目は演劇だし。楽しすぎたし。 よくここで燃え尽きず二本三本と続けられたものです。

しかし表現やその他システム的なところは思い通りにできたかというとそうではなくて。 例えば座席。あんなに狭い席にお客さんをギュウギュウに詰め込みたくなかった。 個人的にはキーボードは舞台の奥に設置して、 前側は座布団で座って見てもらえるようにしたかったが、 組んだ劇団さんらは舞台をいっぱいまで使うので却下。
キーボードの装飾もしたかったが、これも撤去係が右往左往していたので遠慮した。 ライブハウスみたいに楽器の撤去の得意な人が必ずしもいる訳ではないのだ。
次回からは組む団体さんとここらへんのセンスも共有できるといいなあ。


■return