2009


8/28
先日は関西アンダーグラウンドを代表する勢いの「PANDORAの箱」観覧したが、 今回は同じ時間帯にスタートするのに、こんなにもファニーな企画「なかよしお泊りクラブ」。

いやしかし邪推する人によってはアダルトな企画と思われそうだなぁ。考えすぎか。

ライブハウス客席はダンボールと座布団枕とタオルケットで即席の宿泊所。 そんで歌い手さんが10分くらいで交代していくなか、眠くなったらその場でどうぞ、という企画。 テクノの人が80年代ぽくて素敵だった。いつの間にか電車の駅弁が体位の駅弁に。エグい歌詞。

結構みんな起きていたのだが、ここでスープーメッセンジャー。 いつもと違い、今回はあえて全曲アルペジオっつーのか、 眠らせるように眠らせるように弾いて、 本当に開場のみんなは眠る眠る。

しかし狙って演奏スタイルチェンジできるのはすごいなぁ。 どうやっても眠くなる退屈な弾き語りの人は結構いるからなぁ。

いつの間にか眠ってしまうが、よく朝5時に強制起床。 みんなでぞろぞろ朝マック。 いやはやしかしSOCIOのマスターが一番寝不足な気も。


8/27
関西アンダーグラウンド「PANDORAの箱」へ。 なんでも「ヲタク、ゴス、フェティッシュ、身体改造、アンダーグラウンド、アート、大道芸、同性愛などの様々なカルチャーの集合体パーティー」という企画。

さてその箱の中身、 ゴシックな方が歌ってはったり、地下アイドルの方が歌ってはったり、 コルセットとボンテージのファッションショーやってはったりと盛りだくさん。

ダンサーの綺麗な娘さんたちが突如脱ぎだして乳房をあらわにしたときは、 焼酎三杯ごときで幻覚見るとはヤキがまわったぜ、なんて思ったが実際はボディペインティング。 むかし神戸でブルースの曲が終わる間に西村房子さんが巨大な龍の絵を描いたときの衝撃を思い出す。 「キャンバス」となった裸にエロスは感じないなぁと新発見。

しかしなかでも「天憑」というユニットがすさまじかった。 暗黒舞踊風だがちょっと笑えるところもあって、しかし異形神事のごとく神々しさも感じて圧倒される。

むかしこんな感じのイベントで 「アートやってるオレ、パンピーよりクール!」 みたいな自慢オーラばりばりで、 しかし大したことないのでがっかりした記憶があったが、 このイベントはみなテッテ的にエンターテイナーでした。


8/20
深夜に漫画喫茶で「エルフェンリート」読破。萌えとかグロとかちょいエロとか表面的にはそういう要素が目につくが、えっぐいトラウマ抱えた者や譲れない信念持つ者の戦い。誰も死んでほしくないのに次々と起こる殺戮。すごい。 初期の荒い絵柄の方が、不思議な生々しさがあって、なんというか例えるなら「バーチャル身近な人がグロ漫画描いてた感覚」風で、自分でも何言ってるかわからん。とにかくすごい漫画だった。


8/18

旭区は「芸術創造館」へ。 イカロス祭りのフライヤーを置いてもらうつもり。 しっかしまあ大きな建物だなぁ。

それで玄関から入ると、宮崎あおい似のスタッフさんがいて「ワークショップのかたですね?」とか急に言われて、 私は明るいところから急に暗いところに入ったりすると、少しの間プチパニックになって挙動不審になるのだが、 それに増して
「宮崎あおい!?」
「ワークショップ!?」と、
パニック要素がてんこもりで、ちょっとどもったりして、 よく警備員につまみだされなかったなあ。 親切に対応いただきフライヤー置いてもらう。

帰りに橋のたもとの「ロンドン亭」で洋食。 「二時までランチ用割引価格」とかけて「虹定食」。 からあげエビフライハンバーグにチキンのからあげじゃない揚げ物とか盛りだくさん。


8/13

サンホールにてライブ。 この日はフレッシュな女性鍵盤系アーティストばかり3組の中に一人混じり毒をまく。 フレッシュとかいう言葉を使ってる時点でなにかが駄目やね。

じぇっとぱんぷきんさんは初めてということで 緊張が伝わり見ていてハラハラ。自分の初ソロライブを思い出す。 ジェットな勢いで終わられたのでやや巻き気味。

solaさんは打ち込みに合わせてギターとピアノ。

私は「日時計官」を演らせていただく。ひとつのエピソードをより不気味にしたので、 他の女の子の歌を聴きにきた人にはより一層嫌悪感を抱いていただいたことであろう!

最後のメロディーキッチンさんは超絶ピアノ技巧。人気あるなぁ。

今回はお盆まっさかりなのに、遠方より来てくださったお客さんには誠に感謝しきりです。 そして家族総出のマニファクチャー体制で臨まれたホールオーナーや、 この残酷なブッキングを考えてくれたスタッフさんにも感謝感謝。

あ、半透明で兵隊の格好のお客さんはいっぱいいました!


8/11

塚本エレバティへ。 回忌線、ヴァーチャル見世物小屋という感じの複合エンターテイナー。いい塩梅で客席も巻き込んで素敵な異世界。 唐突に縄跳びとか独自ルール加減にシビれた! スープーはいきなり名曲をのっけから。恨み節と言うが綺麗な世界観。 しかし今回の壮絶なラストは!どこへ、どこへ行く!もちろん誰も止めることはできない!

その後は夜通し飲む。このカルトなネタでも返ってくる感激ぶり! 朝は塚本の町の毒電波発信機の多さに変なテンションになり、妄想談義。


8/9

ピンクバロンのこうでNight、今回は新沼GENJI活動休止というので大層な盛り上がり。 この企画のすごいのは呼んだバンドさんすべてのインタビューをやってはるところ。 これなっかなか難しいと思うのだが。多少すべっても沈黙しないガッツ。

カラクリ保健室が想像よりかっこよくてグー。ピンクバロンで軽く踊る。

打ち上げにどさくさまぎれに参加。特撮の話で盛り上がる。 嗚呼、あんまり楽しすぎて終わってからの虚無感が半端ない。


8/7

難波ベアーズへ、スープーメッセンジャーを観に。

スープーは着物で怪談、そしてアカペラ、と、もうなんか新世代稲川淳二。 No.305はワーストセレクションといいつつ、裏ベストセレクションという感じ。

その後は「自称:地下アイドル」って人たちが続いたけど、 なんか普通に歌って踊ってしてたけど、 結局は突飛なことした(ぬいぐるみにB'z歌わせてた)宮崎亜美という人しか印象に無い。 あとはゴスロリちゃんが「持ち時間10分」を「自分の気の済むまでジュウブン」と聞き間違えたのか、 延々やってたなぁ。


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