2009


「an・an」ってアレじゃないか、ふわモテカールとかなんとかを髪にあててるオシャレガールな人が 輪をかけてオシャレになるための雑誌じゃないのか?
なんだあの特集の「今宵出陣!?戦国武将SEX占い」って!
並みの3流エロマンガ誌でも思いつかないハイセンス。

そうか、「an・an」ゆえの、ハイセンス。


新年早々、「57cmのトンボが発見されたニュースをやっていて、するとキャバクラにやって来た革ジャンの初老の客をボーイが招き入れるフリをして床に押さえつけて、その巨大トンボにそいつの脳髄を吸わせてやる、という事件をアニメ化する現場に立ち会う」という夢を見る。何言ってんだ!って感じだが、こうとしか説明しようがない夢であった。


魔傀都市・京都に妖怪の営む喫茶店が在ると云ふ。 その真相を突き止めるべくのらねこ探検隊が魔都京都へのり込む!
・・・妖気と程遠いすっごい晴れ空なんですけど。

この日のメンバーは車両にて現地へ赴く五人。 クルマだとなんだかあっという間に左京区まで。 細い通りを徒歩で進むと、あまりに雰囲気ありすぎる店が。手作り感たっぷりのお店「妖怪堂」。 さっそく店内へ。

店主手書きのカードやエコバッグを販売している1階から、 むしろハシゴと呼ぶべき急勾配の階段を登り2階へ。 200年前の長屋そのままの室内はおどろおどろしくて雰囲気満点。 「コーヒー」と「妖怪話」を注文。


さてその妖怪話だが、怪談のようなものや電波入りのものではなく、
「妖怪とは、子供達のしつけの中から発生したもの」
「朝廷(源氏)が各地の豪族を攻め滅ぼしたとき、妖怪退治と言い訳した」
という学者寄りなお話で。まあこれはこれで面白かったが。

そしてその後は受験する訳ではないが、菅原道真を祀る北野天満宮を参拝。 菅原道真が丑年生まれだったため、化身として牛を祀っているため、 牛の像を撫でるとかしこくなるという伝説。とりあえず撫でる。

腹がなるので晩はとりあえず目についたさくら水産。そしたら結構な客入りなのにすさまじい人手不足。 注文するのが気の毒で。催促するのも気の毒で。でもおなかはペコペコ。やはり催促。あいすみません。


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