2007/03


07/03/18

さていよいよきららか初参加で初お披露目の日。

重いピアノえっちらおっちら担いで西宮を目指す。 早速相棒を設置して練習開始。曲によっては、ライブ直前でも練習やりこめばやりこむほど良くなる曲と、逆に弾く度にキラキラを消耗する曲がある気がする。スタジオ練習1発目が最高だったような気がするなぁ。

さて初めてのハコ「RJ」。なかなか雰囲気のよいお店。 おなかペコペコなので食事オーダーを試み、オーナーを困らす。

リハーサルも、やりすぎってくらいやりこんでたら、お客さんがぽつぽつ。こりゃパンでも買って外でさらっと食べておくか、と10分ほどして戻ると、お客さんえらい人数に膨らんでる。

さて演奏開始。まったく緊張とかない。だらけてるというのではなく、ネガティブな要素(不安・焦り)をまったく感じないのだ。このメンバーで演奏している高揚感とかなんかいろいろな要素で。相当楽しんでしまった。この「楽しい!」がお客さんにも届いていれば幸いです。

終了後みんなで歓談。いやはやなんて素敵な夜。ヘンなテンションでヘンなことばかりいっていた気がする。終電が近づく。明日が休みならなぁ。後ろ髪ひかれつつ西宮を後に。 ご観覧いただいた皆様、真にありがとうございました。


07/03/17

映画「ルナシー」観る。チェコ人形アニメの巨匠の作品だが、本作はほぼ実写だった。最強に後味が悪いホラー。 悪夢ばかり見る精神病の青年がキチガイ侯爵に拉致されキチガイじみた主張を聞かされキチガイじみた暮らしを共にさせられる。この侯爵の言う事がなかなか真理を得ていて憎めない。爆音のような笑い声といい。 これだけでもお腹いっぱいなのに、後半またがらっと展開があり、ありえん精神病院でありえん入院生活が始まる。 ああ一体何をされたんだよ13段階って…(第8段階で舌を切断…)

どうにも気分がすぐれんのでそのままバイクで西へ。港へ向かう途中、八幡屋商店街という魅惑的な商店街を見つけるがスルー。 しかし少し進んだところで「黒猫パン」というなんとも魅惑的なパン屋を見つけ飛び込む。かわいい店名とかわいいばーちゃんがウリだが、残念なことに味はいまひとつだった。

そのままついでに八幡屋商店街へ。狭いわき道から入ってみたら、八百屋の従業員らが商店街の通り道でダンボールを机に弁当やカップラーメンなんか食べていて、 かなりパラレルワールドか映画の悪夢の続きか、ってんでウキウキしてしまい、奥へ進むと、火事にあって半焼そのままの店があり、ただれたシャッターの隙間から差し込む西日が綺麗すぎて、さらに悪夢度合いは加速、 黒猫パンで購入したアンパンを食みつつ狭い通りを抜けると、割合大きなアーケードが開けて、ややクラクラする。 見所は少ないが、雰囲気で打ちのめす商店街でした。


07/03/03

猫ママ殿と豆アヤ殿と湊川へ。ここの「パルシネマ」へ映画を観に行くのだ。 しかしここの映画館、想像よりはるかに賑わっていた。油断した。 主催の方の「この映画良いんですよ〜ぜひぜひ楽しんでくださいね〜」感が大変にじみでている映画館。

「狩人と犬 最後の旅」は、別に最後の旅じゃなかった。テーマを期待せず、いっぱいひっかけてぼんやり大自然を眺めるといい映画。 「ククーシュカ」は言葉の通じない3人の共同生活。通じ合えない滑稽さと悲しさ。 ただ、なぜあの青年が「僕は戦争をやめた!」といいつつライフルを捨てなかったのかが不思議。

晩はちょっと高級そうな穴子料亭。幸せすぎる。


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