2006/06


06/06/15

テハンノで「銀杏心中」。今までは演劇の部分を、テレてアドリブでやっちゃってたのだが、今回はしっかりその部分を修練。 なんか今までのなかでも相当上出来な演奏が出来たような気がする。 この日は白波瀬嬢・タマコ嬢、と秀逸な鍵盤の遣い手が揃っていた。観客としても楽しませていただく。 そういえば初めて今のスタイルを師匠に見てもらったなあ。感無量。


06/06/11

うっかり模型店をのぞいてたら限定版エッチングパーツ付属の戦艦武蔵を見つけ、即購入。 でも作らない。キットを眺めてるだけでなんかうれしいのだ。 むかしは作らずに置いておくだけのコレクターを「変なヤツ」と思っていたが、なんか理解できた。理屈じゃないので説明できないのだが。

「神々のはなし〜ギリシャ神話より」観る。舞踊&朗読。初めて触れるジャンルだ。 少々退屈した場面もあるにはあったが、限られた空間で、限られた小道具で、いろいろな場面を表現。 不思議なスーっとした気分になる。理屈じゃないので擬音でしか説明できない。


06/06/07

ロン様ライブ。一度広めの舞台で拝見したいと思っていたが運よく仕事等の予定が空き、路上駐車も厳しい千日前に。 歌うたいの男と、それを見下ろす神(のような存在)の物語。 息をのむ。次の展開を待ち構えてしまい、拍手も身じろぎもできない。耽美な世界に陶酔。


06/06/03

なじみの居酒屋へ。にゃんこを眺めつ熱燗をくゆらす。いっぱい話した。自分のおかしなところとかも。いっぱい話を聞いたり聞いてもらったり。聞いてもらえる嬉しさ。
どうも最近「うん」「なるほど」と相槌ばっかり打ってた。そりゃ興味のわく話できない報いだろうが、しかし聞いてもらえる嬉しさ。


06/06/01

うっとり:

「皆様はどのようなときうっとりなされるのでしょう。わたくしなぞは、主に前衛的・倒錯的・観念的な映画を劇場で観覧しているときにうっとりしていることが多いようです。この、難解な世界観を、さも解ったつもりになって観ていると、まるで『決まりごとを知らねば入れない国・世界』に、映画館の暗闇を利用して、こっそり紛れ込んでいる気分になるのです。このときのうっとり加減!」
「決して優越感などとは異なります。優越感には、映画・わたくし、そして、その両者の関係性を認める第三者が必要ですが、この関係はもはや恋。映画にうっとりするわたくしにとって、第三者など必要ありませぬ」


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