今回は二作目ということもあり、割とスムーズに仕事ができた気がします。また、前作よりも丁寧に作りました。口琴製作を実際に経験されたことのある方々からの意見も取り入れ、前作とは比べ物にならないくらい良い物に仕上がりました。

成功の決め手となったのは弁の素材を変えたことだと思います。前作の弁は0.5mmの真鍮板を使用し長さや幅をあまり気にせず作ったせいか出来上がりはよくありませんでした。今回は経験者の案から、糸鋸のような物を使って弁を切り出しました。この方法は思ってた以上に効果がありました。

音の方ですが、音量は弱いですがそれでも普通に演奏できる程度は出ます。音質は低音のホムスっぽい音が出せます。メロディ演奏よりは即興演奏向きだと思います。下の写真を見ていただくとわかるのですが、弁と枠の隙間が均一でなく、平行ではありません。調整の使用はあると思うのですが、現状維持としておきます。

材料／真鍮丸棒 4mm・金工用のこ？

道具／万力・ペンチ・棒ヤスリ各種・ハンマー・金床・金切りハサミ・ペンバーナー（小型のペン型バーナーで、弁曲げのみに使用）・サンドペーパー（仕上げ用） たぶんこんなもんです。