●重症カスタマイズ本田仕様EWIスティック |
●重症カスタマイズ本田仕様EWIスティック
ウィンドシンセマイスターこと、きゅ〜ちゃんの「お前ちょっと入院してこいやゴルァ〜(゚Д゚)」的EWIスティックです(笑)。もうここまでくると病気以外のナニモノでもありません。
ちなみにコレで2回目の塗装。酷使して塗装がヒビ割れ→塗装剥がし→再塗装という経緯を辿って今回のお目見えとなりました。
▼きゅ〜ちゃんの本田仕様スティック
まずはとくとご覧あれ!この綺麗なEWIを!!
これが「自作」ってんだから頭オカシイです(笑)。
しかも実はこのEWI、3000なんですよ3000! ちょっと奥さん聞きました? 3000ですってよー!?
外から見て元が3000なのはストラップ引っかけるためのフックとグライド・ベンドプレート、それにパーツを留めるネジ位でしょうか。
もはや原型を探す方が苦労する位転生してしまった3000ですが、以下解説しますと・・・。
まず金メッキ。紙ヤスリ→コンパウンドで磨き出ししてからメッキがけ。無論ネジまでちゃんとかけてます。下地に銀メッキしてから金メッキしてるから、メッキのノリが全然違う。色もほんとに黄金色です。
サイドパーツはひたすら紙ヤスリ→コンパウンドの鏡面仕上げ。マジで顔が映ります。
ボディはサーフェイサーを吹いた後タミヤのピュアホワイトでスプレー。薄く吹いては乾かして・・・を何回も繰り返してノセたホワイトは重厚感溢れる仕上がりになってます。
当然Inst.ケーブル引っかけるフックも3020のものに交換済み。こういう細部にもちゃんと手を入れるのが職人魂ですな。
ロゴもこの通り。プリントゴッコ使ってきちんと復活させております。
ほら、オクターブローラーもピカピカ〜・・・ってそこまでするかッ!?Σ( ̄□ ̄;)
これ一本作るのにどれだけの時間をかけてるんでしょう彼は。
どうしてこの労力を世界平和や環境保全のために使わないかと小一時間・・・(以下略)。
「EWI」のほそ〜〜い線もほらこの通り。
実は見えていませんが、アースプレートにまで金メッキかけてあります。
正直素人にはお勧めできない作品です。オクターブローラーまでバラさないといけないし。ただ、気合いと根性でここまで出来るってことだけは言えるでしょう。
カスタマイズユーザーの皆さん頑張りましょう!
・・・とかなんとか言ってたら作った本人からメールが来ました(笑)。以下、読んでるだけで気の遠くなるような製作工程が書かれているのでよく見といて下さい。・・・愛だなこりゃ(笑)。
〜EWI3000本田雅人レプリカ製作のおもひで〜
1.塗装
解体→洗浄→表面荒らし(400番)→サフェーサー→磨き(1000番台)→サフェーサー2回目→磨き(1500番台)→ホワイト吹き(1回目)→自然乾燥→磨き(2000番台)→ホワイト吹き(2回目)→自然乾燥→磨き(メリヤス布)→パールフレーク吹き(1回目)→自然乾燥→磨き(コンパウンド)→パールフレーク吹き(2回目)→自然乾燥(放置プレイ)
ってえれ〜手間かけた記憶あり
2.鏡面加工
解体→表面荒らし(200番)→洗浄(液体クレンザー)→表面荒らし(400番)→洗浄→表面荒らし(400番)→これを数回繰り返し→このへんで表面のヘアラインが消えて平面になってくる→水研ぎ繰り返しその1(1000番台で)→水研ぎ繰り返しその2(2000番台で)→表面が均一、光沢が出て来るまで繰り返し→メリヤス布でコンパウンド磨き1(ピカール使用)→洗浄→メリヤス布でコンパウンド磨き2(トップコンパウンド使用)→洗浄
ってどえれ〜手間(笑)
3.鏡面加工後のロゴ
こーんな手順で作成
そして10年後の2001年6月、酷使によりボロボロとなったそのボディは、一部装甲(笑)の換装、キーの金メッキ、そして大王特製デカールにより正義の使者としてよみがえったのであった!
勇者はその後、大阪での発表会(某K.K氏へ貸与)、日比谷野音でボディーマーキング(笑)、駒ヶ根竿博への出品&暴挙(笑)、市民祭りでの演奏&女子高生に咥えられる(核爆)という人生を送っているのだ(藁
ついでに今回の塗料は
タミヤ ピュアホワイト(1回目塗り)
パールホワイト(2回目塗り)
クリアー(フィニッシュ)
以上。
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