PAを購入

※ライブ活動をやっていた頃に持っていたものです。

 

ここでの内容は個人的な感想であり、

効果や効能を示すものでありません


  YAMAHAStagepass300  
  地元の音友から

・YAMAHAStagepass300 1式

・YAMAHAMSR100 ×2

・スピーカースタンドほか

を安く譲ってもらった。

 

いつも事ある度に借りていて、今年3月からは実に8月まで借りっぱなしの状態が続き(ライブのその都度、借りる断りは入れていたが)、これではいけないとまずは返してから、安いPA一式を買うことを検討し始め、品物も決め、これから注文という時に、手放そうと考えているがもし入用ならお譲りしますとの話。

 

新品価格で総額20万円を越えるセット。これを当初考えていたPAの予定価格で譲ってもらった。

 

夫婦二人でやる時にはStagepass300のミキサーでちょうど足り、もしメンバーが増えた時にも別途買っていたミキサーを増設すればいい。

 

Stagepass300は何よりも、単体の重量が軽く、その割りに大きなパワーである点が良い。もう少し若ければ、もう少しパワーのある構成がほしいと思っただろうが、この期に及んでは何よりも軽い方がよい。自分で運んでセッティングしなくてはならないから、その後の本番を考えれば力仕事はできるだけ軽く済ませたい。

 

  別途検討してたPA  
  ・パワードミキサー

BEHRINGERPMP2000Europower
・SRスピーカー(メイン&モニター)
CLASSICPROCSP10 ×4

 

※以下の構成で考えると実用上のミキサーパワーは250W+250Wぐらいで、Stagepass300+MSR100*2と同じくらいかと。

 

A・Bチャンネルをメインとモニターに分けての出力。ミキサーの機能・仕様について希望を全て網羅して行けば、少々の金額では済まないから、どこかで妥協の線引きをしなければならない。かなり妥協した結果が上記の構成。

 

しかしアコースティックが主体の素人ライブではこれで充分かと。Eベースとかシンセの低音を考えるとスピーカーはもう一つ上のCSP12にした方が良さそうだが重量が18kgとあり断念。

 

スピーカーの配線・取り合いを考えるとモニター用にも、中継コネクタがあるCSP10で揃えた方が結局は安上がりかとの思案で4本に。

 

配線は上図のようになるので、

・ミキサー 〜 一方のスピーカ

・一方のスピーカ 〜 他方のスピーカ

までといった具合にスピーカーケーブルを用意しなくてはならないが、コネクタとケーブルを買い自作すれば、長いものを割りと安く用意できる。これまでの室内外の会場を考えれば20mのケーブルを用意すれば対応できる。

  

 

  Stagepass300のパワー状況  
  これまで色々な会場でアコースティックライブに使わせてもらったが、そこでのパワー状況を。

 

鉄筋コンクリートの10m×15m位100人程度だとパワー的に充分。Eベースも割と鳴る。低音は少しこもる。鉄筋の20m×40m位200人程度の体育でも同程度。

 

野外だと10m×15m位100人程度がパワー的に一杯いっぱい。10m×10m位50人程度だとちょうど良いくらいか。

 

多少騒音のある路上などでは10m×10m位50人程度。

 

かなり騒音のある船上の室内では・・・そもそも聴かせるアコースティックライブは無理かと。(^^;) トークなどの人の声中心であればOK。

 
  ミキシングの腕  
  Stagepass300相当以下の簡易PAシステムの場合、使ってみて単純に「これは駄目だ、使えない」と嘆く前に、そのライブの楽器類を使ったCDとかMDでプロの演奏を流してみるのが良いかと思う。意外にも、というか、多少なりともCDとかMDのプロの演奏だと「鳴っている」ということがある。

生演奏と、スタジオ調整された音源とで比較して、それでPAが割りと鳴ったとしても・・・意味無い・・・比較できないという考えもあるにはあるが、生音を欲張って拾おうとせず、多少控えめなイコライザ調整をすれば、案外と小さなPAでもそこそこ鳴るということも、ある。