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シンプルでユーズフルなスケール


その昔、下宿の先輩から教えてもらった、アコギのリードを弾く時の、一番簡単で、使い勝手がよいスケールがこれ。

 

3弦7FのFはフレットの意味

 

音名だとC,D,EとG,A、固定ドだとド、レ、ミとソ、ラの5音を使う。

 

● 対象範囲

開放弦でのキーがCの、フォークギターでよく使われるキーの場合。

他のメイジャーのキーの場合は、適宜フレット移動する。

 

ともかく、指が覚えるまで練習すること。

 

1.基本的な左手運指パターン

5弦5F、5弦7F、4弦5F、4弦7F、3弦5F、3弦7Fと上がり、

3弦7Fを押さえていた薬指をスライドアップして3弦9Fに、

2弦8F、2弦10F、1弦8F、1弦10Fと上がる。

 

1弦10F、1弦8F、2弦10F、2弦8F、3弦9Fと下がり、

3弦7Fは今度は人差指で押さえ、5弦5Fにスライドダウン、

4弦7F、4弦5F、5弦7F、5弦5Fと下がる。

 

上がりと下がりで、3弦の指使いが違うことに注意して、これをとことん繰り返す。

 

2. この運指は絶対的なものではなく、状況に応じて、その都度、押さえやすい指使いをする。

 

● 音域不足

低音域が足りないなら、6弦8F(小指)、6弦5F(人差指)

高音域が足りないなら、1弦12F、1弦15Fなどを適当に足す。

 

● リードの入れ方

適当なポジションから、順次上がったり下がったり、連打したり、適当に飛ばして上がったり下がったり、ランダムにポジションを弾く・・・など、曲のアレンジ具合とか自分のフィーリングに合わせて、適当 なポジションを鳴らす。

 

● 拡張

各ポジションの、それぞれ半音下(1フレット下)の音も、経過音として使うことができる。

 

● 対象範囲

開放弦でのキーがAmの、フォークギターでよく使われるキーの場合。

他のマイナーのキーの場合は、適宜フレット移動する。

音名だとC,D,EとG,A,B、 固定ドだとド、レ、ミとソ、ラ、シの6音を使う。

メイジャーの場合からは、音名でB(シ)が1つ増えている。

 

左手の指使いが変わり、中指と小指中心での押弦になる。

3弦7Fと3弦9Fの指は、上がりは小指、下りは薬指に変わる。

 

ただし、状況に応じて、その都度、押さえやすい指使いをする。

 

3弦4Fから5Fにハンマリングし、すぐにプリングするという、ハンマリング+プリングという飾りが使える。

1弦7Fと8Fとの関係も同じ。