童謡唱歌は A からのコード進行で簡単インスト・ソロ
ここでの内容は個人的な感想であり、
機能や効能を示すものでありません。
MCの間とか、ライブ前・ライブ休憩中のお気軽バックグラウンドミュージックにいかがでしょう。
メイジャーの曲の童謡唱歌の多くは、Aからのコード進行で簡単にインスト・ソロができる。
Aからの場合、良く使うのは A E F#m D の4つで、この内、Eは6弦開放、Aは5弦開放、Dは4弦開放をルート音に使え、それはローコードに限らずハイコードにおいても同様であり、それを押さえずにすむ分をメロディーや和音を弾くのに使える。 他には C#m が時々、Bm はまれに使う程度。
これまで A からのコード進行でインストを弾く機会はあまりなかったかもしれないが、慣れてしまえば C からのコード進行よりは楽である。
まずはキーが A の時のざっとしたドレミの配置を覚える。ドがここ・レがそこ・・・と正確にドレミの位置を覚えなくてもよい。メロディーの音がどの弦のどのフレットに存在しそうなのかを覚えて置けばよい。 下にポジション図を掲載。
A E F#m D・・ にはそれぞれ、コードの押さえ方が数パターンずつある。その小節でのメロディーを弾き易いパターンをその都度選んで押さえる が、少しやってみればどれで押さえるのが都合がよいか勝手に分かってくる。
左手の指は
0 親指
1 人差し指
2 中指
3 薬指
4 小指
である。
使っているコードは数少なく、メインのコード進行は A E F#m D の4つなので、コード譜を準備するまでもなく、メロディーさえ覚えていれば、事前に数回弾いてみればすぐに弾けるようになる。
どうしても押さえれるようにならないといけないのが、Aを人差し指1本で押さえる(コードポジションの表の2段2列目)やり方。
Dなどの1〜3弦のセーハ、あるいはF#mの1〜4弦のセーハでは、フレットバーに平行に(ネックに垂直)に人差し指を当てるが、Aを人差し指1本で押さえるときには斜めに当てるのが押さえやすい。1弦に触れないように、人差し指の第二間接はできるだけ持ち上げる。
第一関節から先が曲げる反対側に反(そ)って、なんだかとても痛そうだが、実際には全然痛くない。第一間接から先を反らす筋肉が付いていないだけで、関節自体は多少反対側に曲げられるようになっている。
自分の手・指は大きいので難しい・・・ということは全くない。むしろ大きな人向けの押さえ方で、外国の手の大きな人はたいがいこれで。
もちろん手が小さくても大丈夫。慣れれば中指・薬指・小指の3本で押さえるより楽だし、何よりも中指・薬指・小指を他のポジションを押さえるのに使える利点が大きい。
とはいえ、この押さえ方と、3本で押さえるのをその都度使い分けして行けばよい。
それと F#m の6弦は親指で押さえるウェスタングリップで。 何故かと言うと、ひとつにはAとかEからの移動、AとかEへの移動がスムーズに速やかにできること。ふたつには人差し指を浮かせるだけで1〜3弦の開放の音を出せること。
親指の第一関節をいっぱいに曲げ、その近くで押さえる。 第一関節のところをネックの指板の角に当てて軽く引っ掛けるようにし、間接を曲げればそのままで押さえられる。押さえるというよりは、親指の腹の肉で弦を引っ掛けているといった感じ。写真 では、撮るのに少々無理な体勢になったので6弦を押し過ぎている。
なお、カポは4フレットに着けるのがメロディーの響きがよいようである。
参考ギターコード
参考音源