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コード変換

ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。


キーがFで書かれたコード譜を、キーがCからのコード譜に変換する手順を書いてみる。

 

◆最初に、次の表を準備する。

 

A   B C   D   E F   G   A

 

これは、ラから始まる英語名での音階を半音を含めて示したもの。

 

      ファ    
A   B C   D   E F   G   A

 

BとCの間、EとFの間には半音のマスがないことを覚えておく。

さて、FをCに変換するのであるから、以下のようになる。

 

A   B C   D   E F   G   A
                       
                C        

 

この下の段のCの右に音階名を続けて書くと、

 

A   B C   D   E F   G   A
                       
                C   D   E

 

右端のA↓Eは1オクターブ下がって左端と同じになる。

 

A   B C   D   E F   G   A
                       
E               C   D   E

 

そして左端から右に音階名を書き込んでいくと、

 

A   B C   D   E F   G   A
                       
E F   G   A   B C   D   E

 

というように下段の表が完成する。

 

◆さて、キーがFのコード譜で、例えばGmが出てきたら、上の段のGの下はDであるので、Gmの変換後はDmと分かる。同様に、C7であれば、上段Cの下はGなので、C7の変換後はG7であると分かる。

 

少し難しい位置での変換をやってみる。キーF#をキーCに変換してみる。

 

◆最初に用意する表は上記と同じで、

 

A   B C   D   E F   G   A

 

そして、上段F#の下にCを書き込む。

 

A   B C   D   E F   G   A
                       
                  C      

 

下段のCから右に音階名を書いていく。

 

A   B C   D   E F   G   A  
                         
                  C   D   E

 

上段の右端Aの下は半音なので音階名を書けないので、さらに右に書いておく。そうしておくと表の左端に書き込んで行くときに間違いがなくなる。

 

A   B C   D   E F   G   A  
                         
  E F   G   A   B C   D   E

 

◆例えば、コードBが出てきたらそれはF、C#7が出てきたらそれはG7だと分かる。