Memoris
日比谷野外音楽堂
Jan.
28. 2001 Wrote
高校生の頃、毎年ゴールデン・ウィークに日比谷の野音にジャパン・ロック・フェスティバルというコンサートを見に行っていた。(この頃は横浜に住んどったんだよね。)
ロックンロールバカ内田裕也がプロデュースしたコンサートなんだけど、昼過ぎから夜まで入れ替わり立ち代わりいろんなバンドが見れたんだよね。(まあ、ロック・フェスだから当たり前か【笑】)
かなり記憶が曖昧なんだけど、出演者は御大
内田裕也&トルーマン・カポーティ・ロックンロールバンドをはじめ
クリエイション、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、パンタ&ハル、内海利勝&VGT、近田春男&ハルヲフォン、桑名正博&ティア・ドロップス、アン・ルイス、白竜、ARB、ロッカーズ、山本翔&一風堂、シナロケ、BORO、加納秀人、ジョー山中、デビルス、内藤やす子・・・などなどだったと思う。
おっと忘れちゃならないのが安岡力也!内田裕也を“あんちゃん”と慕い、常に裕也さんの傍らに立ち睨みをきかせておった。力也さんの親衛隊みたいのもあって、揃いの赤いジャンパーにリーゼントという、いわゆるテディ・ボーイの格好をして、力也アーミーと呼ばれてた。そんで力也さんの出番のときはステージ前でツイストを踊っていたんだよね。
はじめてロック・フェス行った79年は開演時間過ぎてから会場に着いたんだけど、もう凄い人で席も埋まってて、しょうがないから一番後ろで立ち見してたんだけど、それでも興奮したぜ。
トリは竹田和夫率いるクリエイションでトリ前がダウンタウンだったと思う。うーっ時代を感じるのォー。
また、この時はじめてシナロケを見たけど鮎川のレスポールカスタムはかっこよかった。よう覚えてる。シーナもセクシーちゅうよりか、かわいらしかった。
やっぱり前の方で見たかったから、翌年からはちゃんと朝から並んで前の方の席をゲットしたよ。お目当てのバンドが出てくるとダァーってステージ前に駆け寄ってかぶりつきで見てたし、警備員とかいなかったんじゃないかな?俺、ステージ前ゲットするの得意だったんだよね。元キャロルのウッちゃんを目の前で見たときは感激したぞぉー。
何年だったか覚えてないけど婚約時代の桑名正博とアン・ルイスが裕也さんに紹介され、力也さんの歌うバラードに合わせチークダンスを踊ったこともあったな。
それからアルバム光州シティが発売禁止になったときの白竜のステージは凄かった。怒りのメッセージからはじまり、“ロックはやっぱし反体制だぜ”って感じでめちゃくちゃ盛り上った。
あと100円コンサートってのもあって、一回だけ見に行った。昔、成毛滋がはじめた10円コンサートの流れをくんでると思うんだけど、その名の通りホンマに100円で見れた。これでARBとかロッカーズとか見れたんだから、めっちゃお得やな。
82年のロック・フェスを最後に日比谷の野音には行ってないと思う。今はどんな感じなんだろう。機会があれば行ってみたいのぉー!
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