Live
Report
田中まこと at 大阪 Nest Saloon / Date
Dec. 7. 1999
田中まこと (Vo&Gu)
まことさんが大阪にやって来た! ぴあを立ち読みしていたらライヴハウスに田中まことの名前を発見。 お店に確認のр入れると、確かにあのまことさんとのこと。 ひえーっ、こりゃ、大変じゃー!ずぅえったい行かなくては! まことさんと、はじめて遭遇したのは1996年のとある金曜日の深夜でした。 小生、当時は仙台に住んでおりまして、仙台のブルース飲み屋Bottle Neck Caféで飲んでいたところに、野球帽を被った男がママをたずねてきました。 ママがブルースシンガーの田中マコちゃんだと、紹介してくれました。 何か演奏してくれとリクエストしたところ、お店に置いてあったオンボロギターを手に取り「Walking Blues」を唄ってくれました。 小生、デルタブルースの弾き語りをはじめて生で聞いたもので、ぶっ飛びました。 酔っていたこともあり、失礼にも、まことさんの手をにぎり「あんたはスゴイ!」と興奮して言い、その後まことさんのコンサートに足を運ぶようになりました。 仙台時代に出張とかで他所に行くと、夜はブルース飲み屋をたずねましたが、仙台から来たと言うと必ずといっていいほど「まことは元気か?」と聞かれました。 「仙台に田中まことあり」って感じで、すんごく、うれしかったー。(なんか仙台銘菓萩の月みたい。) そんでもって、大阪での まことさん。 弾き語りで約100分間の演奏。Nationalギターを使いスライドギンギン、その上スナッピングベースでビートをバッシバッシ決めて、カッチョエ〜。 一発目の「Got Love If You Want It」を唄い出した瞬間、生声に感激。 ギタープレイはもちろんのことボーカルがめちゃいい!ハウリンウルフばりにがなるとこなんか最高や! なんと、二発目はデルタの名曲チャーリーパットンの「Pony Blues」。日本人でチャーリーパットンを唄うのってまことさんくらいちゃうか? 中盤よりガットギターに持ち替え2ndアルバムから日本語歌詞のオリジナル曲が登場。 弾き語りなんで当然、アレンジがシンプルになるんやけど、かえって曲の良さとまことさんのボーカルが引き立ちエガッタ〜 おー客席には憂歌団の木村充揮さんの姿も。すると「すんません。唄わしてもらいます。」とのMCの後、「10$の恋」を演奏。 終盤は、定番?のサッチモとレイチャールズの曲を演奏。「I Got A Woman」の盛り上げ方はビートの洪水で凄かったッス。 最後は「星が見ている」をしっとり唄い上げてお開きになりました。 とにかくボーカルがイイ!「ボーカリスト田中まことギターもバリバリです!」って感じですわ。 大阪でまことさんの唄が聞けたなんて、とてもハッピーな夜でした。 この3日後にも大阪で演るとのこと、もちろん行ってきて、またハッピーになりました。 |
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