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Jaye公山&Jaye's
Mass Choir at 大阪 阪急三番街/Date Mar. 25. 2000
Jaye公山&Jaye's Mass Choir
最近、NHK教育TVでは「趣味悠々“ゴスペルをうたおう!〜ボイストレーニング入門”」と題しゴスペル講座が9回シリーズで放送されはじめました。しかも講師は亀淵友香!それほどまで巷ではゴスペルがブームになっているということでしょう。
この日観たのはJaye公山率いるゴスペルクワイアJaye's Mass Choir(以下JMC)。JMCは普段は45名ぐらいの大クワイアで活動しているそうですが、この日はJayeさんを含め13人編成でのアカペラショウ。
場所は大阪は梅田の阪急三番街水上ステージ。阪急三番街という地下街のイベントでのフリーライヴで1ステージ約30分のショウが3ステージありまして2・3ステージを観てきました。
司会者の紹介の後JMCが登場。Jayeさんが指揮をとり手拍子がはじまり、次にJayeさんの「1.2.3.4」とのカウントを合図に12人のクワイアが一斉に唄いはじめました。力強い唄声に圧倒されます。所々でJayeさんがマイクを通さず生声でシャウトするんですけど、これがまたカッコイイ!ゾクゾクしますわ。
最初はJayeさんがソロイストでフロントで唄いまくりクワイアの方々がバックを固めるのかなと思っていましたが、これが大違いでクワイアのみなさんがソロをとるんですよ!しかも、みんな唄がウマイの!「When
The Saints Go Marchin' In(聖者の行進)」を唄った時なんかJayeさんが指揮してソロを回していくのですが、みんなソウルフルで迫力があってオイラは「こりゃ参りました」って感じで痺れましたよ。
みなさんの息も合っていたし、ステージ上でも堂々としていたし、相当練習しているのでしょうね。
Jayeさんはその風貌からして親分って雰囲気で凄い唄を唄いそうですが、実際に聞く唄声は想像以上に凄い!はっきり言ってめちゃウマ。これだけ唄える人ってそういるもんじゃないと思います。何と言うか「空気を引き裂いて脳を直撃してくる」というような感じでしょうか・・・
欲を言えば、もっと泥臭いゴスペルも聞きたかったです。映画「ブルース
ブラザース2000」の伝導集会シーンでサム・ムーアーが唄った「JOHN
THE REVELATOR」みたいな感じのゴスペルを次回はJMCバージョンでぜひ聞いてみたいッス!
ハレルヤ〜