Live
Report
日倉士歳朗&丹菊正和
at 大阪Howlin' Bar /Date Mar. 22. 2000
日倉士 歳朗 | (Vo&Gu) |
丹菊 正和 | (Per .Vo &Cho) |
日倉士&丹菊コンビが5ヶ月ぶりに大阪Howlin' Barに登場。約40日間のロングツアーの第3日目なので体力を温存したがっているお二人(ジョークです)にお構い無しにまた盛り上がってしまいました。
ライヴ開始前、日倉士さんはカウンター席に座り激しいピッキングから指を守るために右手の指にテーピングを巻いていました。お気に入りのサム&フィンガーピックはダンロップ製だそうですが最近は手に入りにくく、手に入ったとしても以前のものとは材質が変わってしまったものが多いので困っているそうです。サムピックを見せてもらいましたが爪の部分がほとんど削りとられていました。
ライヴ開始時間(20時)の10分前になっても観客2名の状態で一瞬青くなりましたが、その後ぞくぞくお客さんも入りだし約1時間遅れでライヴスタートとなりました。その間、マッドワーズのレコーディングの様子とか興味深い話が聞けて嬉しかったです。
ここHowlin' Barでの丹ちゃん人気は相変わらずスゴイ!のっけから野太い「丹ちゃ〜ん!」コールが連発で飛び交います。もちろん日倉士さんの人気もスゴいでっせ!
この日の日倉士さんは最初から最後まで、全曲スライドの嵐で、ラップスティールギター使用度が80%ぐらいあったか?
特に今回は、なんと1920年代の本物のWeissenbornを携行してきており嬉々として弾きまくっておりました。しかも、これがまたムチャクチャ状態が良い極上品で1920年代製と聞いたときはホンマ驚きましたわ。
(このギターはネックの部分まで空洞になっているんですね。きっと増幅装置が無い時代に音を大きくさせサスティーンを得るためのアイディアだよね。それとラップスティールギターにはフレットが打っていないことに今回はじめて気が付きました。←フレット必要無いもんね。)
その他持ってきたギターはDOBRO33H・赤いテスコ・ガットギターを改造したラップスティール・CANOPUSなどで全てオープンチューニングにセットされていました。
後半では新曲が披露され、「Sitting
In Limbo」はジミー・クリフの曲、「鬼さんこちら」は日倉士節炸裂って感じの唄で(一体どんな感じや?)、「ブルーレイク」は丹ちゃんのお友達が作った曲だそうです。
とにかく、ずーっと盛り上がりぱっなしでアンコールに突入。「Shake Hands Blues」で一度終演になるもHowlin' Barでの日倉士さんの定番曲となっている「Jesus On The Main Line」をお客さんみんなで唄い出し、それに日倉士さんも快く応えてくれてアンコール第二幕へ。最後の最後はバラード「はるかなる家路」を唄い上げライヴ終了となりました。
ツアーは4月末まで続き、最後は沖縄の石垣島まで訪れるそうです。お体に気を付けてがんばって下さい。
♪ Set List ♪ @Mama,You're All That I Need ALive Wire B634-5789(丹ちゃんVo) CKona Winds D南からの子守唄 E木漏れ陽 FCrossload Blues Intermission GSitting In Limbo H鬼さんこちら(New Song) I易しいはずさ Jブルーレイク(New Song丹ちゃんVo) KMy Sweetest Blues LRollin'&Tumblin'(Inserted 丹ちゃん's Drum Solo) MMercury Blues Encore Nのっぺらぼう OShake Hands Blues PJesus On The Main Line Qはるかなる家路 |
( 日倉士歳朗ファンサイト「Sittin' On The Moon」へはこちらからどうぞ)
(丹ちゃんのHPはココだよーん。)