Live Report
BAN BAN BAZAR at 大阪HARD RAIN/Date Mar. 17. 2000

福島 康之 (Vo&Gu)   南  一夫 (Wood Bass)   安藤 健二郎  (Clarinet&Sax)
富永 寛之 (Gu)   武田 栄 (Dr)      

バンバンバザールっておもしろいバンドがあるんだよ」という話を仙台は「いずみや」の佐々木健一っあんから聞いたは4〜5年前だったろうか・・・。
このとき初めてバンバンバザールの名前を耳にしましたが、「なんかCMの“バザールでござーる”みたいだなー」と思っただけで、すぐに忘れてしまいた。
その後たびたびブルースマーケット誌に登場するのを見て「そーいえば佐々木さんがおもしろいと言っていたバンドだな。ウッドベースにバンジョーか・・・ブルーグラス演っているのか?」なんて思っていました。
音を聞いたのはずーっと後でブルース&ソウルレコード誌bQ9(日本のブルース特集号)の付録CDに収録されていた「夏だったのかなぁ」が最初で「すわっ、ラテンブラスバンドだったのか!」と驚いたものです。
その後Mooneyさんがプロデュースした2ndアルバムを入手し、続いて1stアルバムを聞き、そして今回初めて生バンバンを体験しました。

メンバーがステージ上に登場してまず思ったのは「うわっ兄弟バンドか?」ってことです。ベースとギターとクラリネットの人があまりにも似ていたのでマジで兄弟か親戚かと思ってしまいました(笑)。まずヴィジュアル的に圧倒されました。ベースの方の髪型とかもね・・・。まあ、つかみはOKって感じでしょうか?(笑)
サウンドは想像以上にジャジー、ジャンピン&ジャイヴしていて、おまけにサザンロックやR&BもあったりしてVery Goodでした。
1stと2ndよりも数曲演奏しましたが、やっぱりドラムが入るとリズムが厚くなってイイですね。アップテンポな曲でのドラムプレイはカッコよかったなー。(「夏だったのかなぁ」でのドラムプレイはとくに凄かったです。思わず客席がどよめいたよ。)
1stCDの「新宿駅で待っている」なんかは、あまりにもCDより泥臭いので驚きました。これにニューオリンズ調のピアノがかぶさったら、もうサイコーで言うことないッスね。
あとクラリネットとギターがユニゾンで「これでもかー」ってグリグリ攻めてくるところなんかもエグくてよかったッス。
お客さんが「これぞ大阪!」ってノリでMCのときなんかビシバシ突っ込みまくっても仲本工事似の福島氏は一歩もひるむことなく応酬しお客さんをグイグイ引っ張り込んでいくところは流石!
とにかく陽気で楽しいステージでした。歌詞が日本語っていうのが分かりやすくてイイよね。新譜の「ハイライト」も買うぞと固く誓った夜でした・・・(笑)

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