最新アルバム『傲音プログレッシヴ』がオリコン初登場7位!
世界基準のバランス感覚、ヘビーロックとポップを融合させたHIGH and MIGHTY COLORの魅力
2006年4月5日に発売されたHIGH and MIGHTY COLORのセカンドアルバム『傲音プログレッシヴ』が、4月5日付けのオリコン・デイリーチャートで初登場7位と好スタートを切った。ロングセラーを記録したメジャーデビュー・シングル『PRIDE』から、まだ1年と3か月に満たないにもかかわらず大きな人気を集める、HIGH
and MIGHTY COLOR(以降、ハイカラ)の魅力を探ってみた。
前身は、メタリカのコピーバンドだった
まず、ハイカラの前身バンドに当たる“アンチノブナガ”について触れておこう。メタリカのコピーバンドから始まったアンチノブナガは、アメリカを中心に盛り上がるヘビーロック、あるいは地元・沖縄のラウド系バンドの流れをくむものだったらしい。そして2003年、マーキーの加入を機にHIGH
and MIGHTY
COLORと名前を変えたバンドは、本来持っていたメロディアスさとポップ性を前面に打ち出し、プロデューサーには打ち込みを得意とするHALを起用し、バンドサウンドとデジタルの融合を進めた。