C月
Sarah White : ALL MY SKIES ARE BLUE('99)
すごくローファイで音質なんか最悪だけどそれが彼女の味なのかそれさえも味方につけて素晴らしい作品に仕上がってる。セカンドもあるのだけど、こちらはいまいち。
Retsin : Salt Lick('95)
Tara Jane O'neilは好きです。2曲目のヘナヘナの管楽器が妙に曲にマッチしてて好き。
Patrick Phelan : Songs of Patrick Phelan ('00)
よく知らない人です。上記のSarah Whiteとは同じレーベルのようです。頭とか禿げてそう。
Heavens To Betsy : Calculate Phelan ('00)
現The LiesのTracyとSLEATER-KINNEYのCorinが在籍していたOlympia, WA出身の女性3人組のバンド。7曲目がとても良い。
Heavens To Betsy : Calculate Phelan ('00)
トーマスとかアナスヤスパーなどが参加している(誰か知らんが)デンマークの3人組、オビエートの変名バンド。karaokekalkとか好きな人にはいいかも知れません。2曲ほどギターが使われていてそれが印象的、最後の曲は微妙にマイブラ似。女のボーカルはアナスの彼女だそうで。
花園メリーゴーランド 1〜3: 柏木ハルコ(2001/09/29)
柏木ハルコの作品は殆ど読んでるけど、一番完成度が高い作品だと思う。粗筋は主人公が刀を探しにある村に行くとそこはエロい村でした、といった風。粗過ぎかもしれない。
猛スピードで母は : 長嶋 有(2002/03/30)
今回の芥川賞を取った作品です、非常に読みやすかった。母親がかっこいい、特に最後の梯子のシーンとか、落書きを見つけて主人公に「馬鹿だね」っていうところとか。
フラニーとゾーイ : サリンジャー
「誰も彼も、何でもいいからものになりたい、人目につくようなことかなんかをやりたい、人から興味を持たれるような人間になりたいって、そればっかしなんだもの。わたしはうんざり。いやらしいわ。」と突然、彼氏に言い出し、「宗教の道」という宗教書を持ってブツブツ言ってるフラニーも好きだし、やがて何も食べなくなって震えたりしてるフラニーに「宗教の道」なんて無駄だと諭したり、子供の頃の共通の思い出を語ったりするゾーイも好きです。やがてはフラニーは兄の言ってることは全部わかってると突っぱねますが、最後にゾーイがかける電話、魅力的です。この本はすごく好きです。