逢...愛...哀...
               作詞:伊藤敏博
               作曲:佐々木幸男
               編曲:鷺巣詩郎
 

沖ゆく船より 遠く見つめているのは
記憶のページを とばしてめくる女(ひと)
愛さないけれど それでいいならと云う
心のトビラを 開けてはくれぬ女(ひと)

  俺達は誰が見ても 恋人同士じゃないか

愛 愛 愛 愛することは
哀 哀 哀 哀しいことね
愛 愛 愛 愛して知ったと
 
  白い指先で砂の上に書いた

抱きたいと云えば 照明(あかり)消してくれるのに
とばしたページを 何故見せてくれない

  孤独だから求め合う 男と女じゃないか

愛 愛 愛 愛していると
逢 逢 逢 逢えない時が
哀 哀 哀 切なくなるのと

  熱い吐息で胸の中に書いた

愛 愛 愛 愛することは
哀 哀 哀 哀しいことね
愛 愛 愛 愛して知ったと

  紅い口紅でドアに残し消えた