1978〜1980年にかけて全国250ケ所で行われた“さかうえけんいち&瀬戸口修ジョイント・ライブ『町から町へ』”が2004年1月28日再び行われる事が決定しました。
さかうえさんは、体調不良の為、しばらく音楽活動を休まれています。急遽「さかうえけんいち社会復帰委員会(会長:瀬戸口修)」が作られ、ライブに向けて益々の体調回復を願っている処でしたが、そんな中、11月下旬胸の痛みで救急入院。ライブは中止か延期か!?という危機が迫りました。しかし、さかうえさんの希望もあり、1月28日ライブは決行のままで行きます。
その後、さかうえさんは故郷の鹿児島の病院にて検査と治療、リハビリを続け、現在は退院し、体力と気力を沢山充電中。 是非またあの見事なトークとあたたかくて優しく包み込むような歌声を聴かせてくれる事でしょう。心から待ちたいと思います。
処で、1980年、『LIVE』と名付けられた幻の写真集が発行された事がありました。当時まだ20歳か19歳の若手カメラマンK氏によるものでした。彼がその当時「一番惚れている18人(組)」…さとう宗幸、高橋忠史、友川かずき、高田渡、なぎら健壱、甲斐バンド、ふきのとう etc.
そして、きくち寛、サスケ(ローリング・バンド)、『街から街へ』ライブもその中に含まれていました。
そんな懐かしいものが先日、20数年という長い時を経て見つかり、その貴重な写真を1枚ずつプリントし直し、ご希望の方に販売し、その売り上げは、さかうえさんの復活の為の資金にする事にしました。
先の11月27日『フォーキング・ワールドの歌 Vol.5』ライブ会場では、右にあるように「上京基金」として販売しました。ご購入いただいた皆様、ありがとうございました。
『町から町へ・再び』……12年振りのライブは懐かしさと時があたためてくれていた新しいものを沢山見せてくれる感動的なものになりました。心配されていたさかうえさんの笑顔と歌声にお喋りは健在でした。「良かった…。」大きな安堵感、それ以上にさかうえさんと修さんでのステージが再演された事に心の底から嬉しさがこみ上げえて胸がいっぱいになってしまいました。“待ってました。お帰りなさい。そしてありがとう!”
集まった「上京基金」はライブのステージ上で修さんからさかうえさんへ贈呈されました。
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