町にサーカスがやってきた
作詩/原口薫・瀬戸口修
作曲/瀬戸口修
編曲/野村豊


子供の頃の 思い出話をひとつ
待ちわびていた夏になると 町にサーカスがやってきた
今じゃとてもなつかしい ジンタの音をひびかせて
おとぎの国の魔術師たちが 得意の顔でやってきた
僕は小さな胸を 大きく高ならせて
町のはずれの原っぱまで 風を切ってかけてゆく

さあ みんなジンタの音にのって
ちょいと不思議な ロマンの国まで
赤と青のライトに ゆられながら
忘れかけていた笑顔を もう一度

あの頃の僕は 綱渡りの少女に夢中で
逢えるときめき ゆれる恐さに
指の隙間から のぞいたんだ
いつの間にか風が 秋をさそって吹けば
恋もテントもみんなしまいこみ
町をサーカスが去って行く
 
 
 
 
 
 
 
 
瀬戸口 修
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