曲がり角冷たい風が もうすぐ吹き荒れる
沁みるものは 今のうちに
捨てて しまいたい
捨てて しまいたい
捨てきれぬ 愁いが 重た過ぎる時
いつか 1人じゃささえ切れずに
誰かに 寄りかかる
誰かに 寄りかかる
寄りかかった 分だけ
心が 揺れるので
傷ついて しまう前に
さよならを 言ってみるさよならの雨が 降りしきる前に
濡れるものは 何もかも
燃やして しまうんだ
燃やして しまうんだ
燃え残った ページを 愛した時から
人は 時々 振り返っては
想い出 噛みしめる
想い出 噛みしめる
噛みしめた 分だけ
涙を 誘う日は
止まる事を 知らない
河の流れを 見つめる激しい河を いつかは渡るんだ
華奢なものは 笑顔の中で
殺して しまいたい
殺して しまいたい
ためらう 優しさが 時には邪魔になる
河の 途中で 溺れかかって
苦い水を 呑む
苦い水を 呑む
苦味を 知る度に
夢が けずれるので
ほら 曲がり角は
今日も 夢のかけらでいっぱいほら 曲がり角は
今日も 夢のかけらでいっぱい
瀬戸口 修
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