不良少年がゆくある日僕は 二度とこない 日々を見つめてた
哀しい程 輝いてる 想い出の日々を
未来とか 希望 それが
僕らの 呼び名だった
誰もそんな 素敵なこと 愛せないでいた見果てぬ夢 失くした夢 忘れられた夢
その気にさえ なればすべて 掴み取れたかも
未来とか 希望 それが
僕らの 呼び名だった
誰もそんな 素敵なこと 愛せないでいた閉ざされていたのは 未来ではなく
少しなげやりだった 僕らの心かも媚びることが 他の何より 哀しいことだった
だけどみんな 僕らを 不良少年と呼んだ
未来とか 希望 それが
僕らの 呼び名だった
誰もそんな 素敵なこと 教えちゃくれなかったおとなの嘘 巧みな嘘 許せない嘘
おとなたちの 世界を誰も 信じちゃいなかった
だけど 時は流れ みんな
おとなに なっていった
そしてきょうも あの日と同じ おとなの顔がある
閉ざされていたのは 未来ではなく
少しなげやりだった 僕らの心かも閉ざされていたのは 未来ではなく
少しなげやりだった 僕らの心かもある日僕は 二度とこない 日々を見つめてた
想い出には いつも 不良少年たちがいる
瀬戸口 修
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